Wednesday, 26 April 2017

BBC News Review活用のススメ


「英語の授業は英語で」という "お題目"が出されて久しいが、その実践のためのリソース-とりわけ、まず教師自身が活用すると良いもの-として、BBC News Reviewシリーズは定期的にチェックする価値があると思う。

ガリレオ流においては、「英語の授業は英語で」などというのは、当然ながら目の前の生徒に対する指導目的に合わせて柔軟に考えるべきことで、all Englishの授業がそうでないものよりも優れているなどと言うつもりは全くない。

とはいえ、最近は特にこうしたニュース英語などの英文を、英語パラフレーズで読み解いていく授業アイディアを考える機会が多いので、この News Reviewシリーズは特に「英単語を英語で説明する」ために大いに参考になる。(この点においては、以前の Words in the Newsシリーズよりも進化した感がある。)

単語学習となれば、未だに「オススメの英単語帳はどれですか?」という学習者が圧倒的に多いのが現状。しかし、訳語と一対一で丸暗記に走ったところで脳の容量はパンクするし、何よりも発展性がない。

一方で英語定義・言い換えを押さえておけば、その単語の "生のニュアンス"を感じ取ることができるし、コミュニケーション上の方略としても、仮にその単語自体をド忘れしても、言い換え表現の方から意味を伝えることも可能になるというメリットがある。

この動画で解説されている privacyなんて単語は、それこそ「プライバシー」という訳語(?)一言で済まそうと思えば済んでしまうものだろう。しかし、"the right to keep personal information secret"と説明すれば、英語ネイティヴは「(個人情報を秘密にしておく)権利」として捉えている感覚がリアルに感じられる。(この「プライバシー = 権利」という感覚は、訳語だけ見ていても気づきにくいことであろう。)

学習者の意識を変えるには、例えばまずは「英単語の授業は英語で」のような部分的なところからでも教師が実践し、その有用性を実感してもらうことからであろう。最近は「英語の授業は英語で」は結局どこに行ったんだ?と思うくらいの「アクティブラーニング」大合唱だが…

★Here is the Path to Wonderland☆
本来一番のアクティブラーナーであるべきは、他でもない、教師自身である。


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Sunday, 23 April 2017

San Francisco "Not Lazy" 紀行 (3) それで結局ライヴはどうだったの?

PuffyAmiYumi & Galileo
PuffyAmiYumi & Galileo


■ 豪雨の日の神ライヴ

4/6 (Thu.) San Francisco は夕方くらいから豪雨+強風。本来ならホテルから徒歩10分圏内の会場まで、意気揚々と向かおうと思っていたのだが、あまりに過酷でバスに乗るσ(^_^;)

入場前には、どこから持って来たのか、空港にあるような金属探知機をくぐらされ、それなりに厳重なボディー&荷物チェック(しかもどしゃ降りの会場前で!)怪しいものではなく善良な Puffyファンですので、とりあえず中に入れてもらえないでしょうか…(´;ω;`)

まぁそんなわけで入場までは過酷だったものの、アメリカライヴは「最高!」の一言。VIPチケット特典の Meet & Greetでは、AmiYumiと自撮り写真が撮れるという夢のような体験(*´∇`*)

自撮り世代じゃないので慣れてないのですが、逆にそのおかげ(?)で、構えてる間に由美ちゃんが「もうチョイこっち…ストップ!」とか教えてくれて撮った写真なんです♪

■ セットリスト最高かよ。

Not Lazy Tour_setlist
Not Lazyな神セットリスト

ガリレオの英語の原点である Puffyがアメリカでツアーをやるとなれば…と追っていったわけだが、その期待を上回るほどの神セットリスト

なかなかファン以外の読者には伝わりにくいでしょうが、アメリカツアーだけあって、PuffyAmiYumi が誇る英語曲が満載。

すなわちそれはガリレオにとってみれば、学生時代に「完璧に歌えるようになりたい♪」と練習して歌詞を覚えた思い入れのある曲たち。1回のライヴで半数近くが英語曲というのは日本でのライヴではまずないことなので、これは本当に思い切ってアメリカまで行って良かった!

まぁ由美ちゃんがファンクラブサイトのコラムで
かなりハードなセットリスト作っちゃったので、あたしゃぜぇぜぇ言ってる。
と書いていた通り、やる側からしたら相当大変だったとは思いますが…このセットリストでやってくれたことに感謝です。

■ そして改めて感じた「自動化」の威力

ライヴでは、ここぞとばかりに(?) Puffyと一緒に歌って来ましたが、やはり改めて思ったのは、歌詞が完全に脳の中に記憶されているほどに練習した曲というのは体が覚えている。例えば、次のような歌詞のところは相当速いリズムなのだが、
Cuz, if you wanna get to heaven all you gotta do is pay to pray
Joining a Fan Club
/f, v, pr/などの個々の発音にしても、get to, all youなどでの音の脱落や連結にしても、もはや無意識のうちに口が正しい発音をするために動くということ。もちろんこれは自転車に乗る能力などに近いもので、一時期に集中的な練習を積んだ上で成り立つことであることを念のため強調しておく。

逆に日本語詞でも、新曲などで歌詞があやふやな曲は間違えますね。
もっともライヴ中、亜美ちゃんも「ジェット警察」で歌詞を間違えていたなんてことは…( ̄m ̄;)

そんなわけで、英語の歌が発音能力向上に寄与する力の強大さを再認識する機会ともなった Puffyのアメリカライヴ。本人たちも「またやりたい!」と何度も言っていたので、是非とも実現してほしいもの。その時にもまた駆けつけられるように…もっと言えば、Puffyチームの英語サポートとしてガリレオに声がかかるくらいのことを目指して、日々の教育活動にさらにアクセルを踏み込んでいきたいと思う。

★Here is the Path to Wonderland☆

好きな英語曲を、まずは1曲で良いから「完全自動化レベル」まで昇華させたら相当な力になる。"条件反射で口ずさむ"ような英語曲を自分の中に作ろう♪



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Saturday, 8 April 2017

【San Francisco "Not Lazy"紀行】#2 英語指導のために drumsticks購入!

Hard Rock Cafe_San Francisco_drumsticks

■ 実は以前からドラムスティック導入は考えていた。

Hard Rock Café San Franciscoにてドラムスティック (among others)を購入。もちろんハリポタの杖も継続して使っていくけれども、これによってガリレオ研究室における英語の強勢拍リズム指導が更に強化されます!

「2本セットが前提」となることにより…

  • 全音節タップがやりやすくなるので、(特に多音節語において)カタカナ発音で余計な母音挿入をした場合と、英単語として正しい発音をした場合のリズムの違いを明示しやすくなる。
  • Stressed syllablesweak syllablesを左右で分け、フレーズや文単位の強弱リズムを提示しやすくなる。
  • (文字では説明しにくいが)2本で叩きながら上下に動かすことで、アクセント+イントネーションを同時指導できる。

といったメリットがあり、今から次のレッスンでの発音指導に向けてワクワクしている。(以前、箸を使って同様のことを行なっていたことはあったのだが、酷使しすぎて折れてしまった。杖も材質としては脆いので、ガリレオの熱い指導にも持ちこたえられる「強度」という意味でもドラムスティックは心強い)。

小気味良いドラムスティックのリズムに合わせて英語らしい発音をマスターしていこう!

☆Here is the Path to Wonderland★

Hard Rock Caféの(見た目からして Rockerだった)店員さんも、まさか英語授業で活用するために買っていったとは思っているまい…
まぁハリポタの杖にしても、「英: muggles / 米: no-majs」では、買った後にここまで活用することは難しかろう( ̄∇ ̄)


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Friday, 7 April 2017

【San Francisco "Not Lazy"紀行】#1 券売機さん、お釣りをくれい!

現在、ガリレオは PuffyAmiYumiのアメリカツアー "Not Lazy"参戦のために San Franciscoに滞在中。現在の「本物の英語教師」ガリレオがある、その一番最初のきっかけを作ってくれたのは Puffyの曲たち。(詳細は→ ガリレオの英語学習歴×Puffy)そんな彼女たちがアメリカでライヴをするとなったら、やはり来るしかなかろう!

そんなわけで、昨年の「London ことば・文化探訪」に続き、San  Franciscoから現地の英語に注目した紀行を書いてみたい。

■BARTの切符を買うのも一苦労

BART


さて昨日、サンフランシスコ国際空港からホテルまでの移動には BART (Bay Area Rapid Trainsit)という列車を使った。で、切符を買うわけだが、自動券売機というものはとにかく「一見さん」には冷たくできている。

Powellまで $8.95の切符を買えばいいのは分かったが、$9.05を投入して画面に表示されるのは Buy $9.05 Ticketの文字。「いや、お釣りくれよ!」と思って逡巡していると、画面左下に Subtract $1Subtract ¢5の表示。要するにお釣りを出してもらうには、「自分の買いたい切符の金額を引き算して設定せよ」ということらしい。

よって Subtract ¢5を2回押すと、首尾よくBuy $8.95 Ticketに切り替わる。めんどくせーシステムと思いながらも、無事に ¢10確保して自動券売機に勝利を収めた( ̄∇ ̄)v

BART_ticket
無事に手に入れた BARTの切符 ($8.95)

☆Here is the Path to Wonderland★

たいていの場合、見知らぬ土地の最初の関門は券売機である…


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Friday, 24 March 2017

AERA English (2017年 春夏号) でガリレオ研究室が紹介されました!

本日 (2017/03/24)発売の AERA English (アエラ・イングリッシュ) 2017 Spring & Summer の SCHOOL GUIDE NEWS (p. 65)にて、ガリレオ研究室が紹介されています。
AERA English 表紙画像
志尊 淳さんの表紙が目印です。
実に 1/2ページの掲載スペースをご提案していただきまして、ガリレオ研究室が徹底的にこだわり抜くコンセプトと情熱が凝縮された内容になっています:

ガリレオ研究室 AERA English掲載画像

ぜひ書店に走って(まぁ歩いてもええですし、アマゾンでもええですが…)ご覧になってみてください。

☆Here is the Path to Wonderland★
さぁ、次に載るときはメイン記事での英語解説や学習指南に登場だな( ̄▽ ̄)v


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Thursday, 23 March 2017

発音に英国の風を吹かせる "ask-words"について

イギリス発音に見られる典型的な特徴として、アメリカ発音では / æ /(アとエの中間音)が現れるところで / ɑː /(口を大きく開いた「ア〜」)の発音になる単語がある。

ah sound

Askが代表例であることから "ask-words"と呼ばれるのだが、これは「いかにもイギリス発音!」という印象を与える発音のひとつと言えるだろう。これを知っておけばイギリス英語の発音の聴き取りが楽になるし、身につけておけば「発音がブリティッシュですね〜(*゚▽゚*)」と憧れられる(?)チャンスにも恵まれる可能性がある。

※何より、ガリレオは個人的にこの音の響きが好きなのだ。
asked/ ɑːst /と発音するイギリス人には "惚れてまう"( ̄m ̄;)

==========
さて前置きが長くなったが、ask-wordsの出現する環境をまとめておこう。

(1). / f, θ, s /の前:
after, half; bath, path; castle, class, fast, last, pass など

(2). 「/ m / + 子音」の前:
example, sample

(3). 「/ n / + 子音」の前:
advantage, answer, aunt, can't, dance, demand, France など

(4). (1)~(3)の派生語:
halves, paths など

(5). 例外:
rather, lather

※参考文献:
  • 『新装版 英語音声学入門』(竹林&斎藤, 2008, 大修館書店)
  • English Pronunciation in Use Intermediate Second Edition (Hancock 2012, CUP)

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Here is the Path to Wonderland
「典型的なイギリス発音」であるが故に、ノンネイティヴが真似るなら正しくやらないと、逆に「いかにも英国気取り」のようでかえってカッコ悪い。例えば catはイギリス発音でも / kæt /であり、これを /kɑːt /と言おうものなら「おめ、訛ってんぞ?」になる。


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Wednesday, 22 March 2017

​ 試験本番で実力が発揮できるか不安ですーガリレオ知恵袋 #1

TOEICや英検などの試験や学校の入試、更には幅広くピアノなどの発表会、就職面接や仕事のプレゼンなどでも言えることだろうが、本番を前にして「実力が発揮できるか?」という不安を抱くことは誰もが経験のあることでしょう。

確かに、懸ける想いが強いほど、本番のプレッシャーというものは大きな影響を及ぼしかねず、練習の時には出せていた力が発揮しきれないという場合もあるだろう。実際、ガリレオ自身にも過去に英検1級(一次)や仏検準2級(二次)での「1点差負け」の悔しい経験がある。

しかし、それでもあえて言おう。
本番で実力が出せなかった…(T ^ T)などと言ったところで、
「それ、そもそも『実力』じゃねーから( ̄∇ ̄)」
なのである。

要するに、本番の緊張・プレッシャーの中でも出し切れる力が、本物の実力。だからこそ、稽古の段階から「最低限ここまでは確実にできる」というパフォーマンスの下限レベルの底上げを意識しておく必要があるし、教師としては常に生徒に緊張とプレッシャーを与え続けることに頭を絞る必要がある。

本番で緊張することは自然な心/脳の反応であるし、もっと言えば本気で挑んでいる証拠。従って、それに対し「メンタルを鍛える」というアプローチは、否定はしないが難しいのではないかと思う。

それよりも、「準備の段階でパフォーマンスの下限値を可能な限り高めておく」というアプローチの方が現実的かつ有用であるとガリレオは考える。例えばマラソン選手は本番前に高地トレーニングを積むケースが多い。本番よりも厳しい条件下での練習を経て、酸素運搬能力や持久力で「余裕」を持たせるのが狙いとなる。

これと同じように、例えば「最後の長文問題が1セット残っていて、試験終了まで残り5分」という状況でも目の前の英文に集中し続けるために、
  • 実際の試験時間よりも短い設定で問題に取り組む
  • 電車で降りる駅のアナウンスが入った瞬間から1つの文書を読み切る練習をする
  • あえて賑やかなカフェなどの集中力を奪うファクターが多い場所で勉強してみる
…などといった準備を経験しておくといった工夫ができよう。(上記はあくまでも例です。自分が不安に感じることに応じて、様々なシミュレーションを行っておくと良いでしょう。)

結果が全ての勝負だからこそ、準備に不足があってはならない。理想的には、「本番の緊張・プレッシャーで多少ミスったとしても、要求水準と照らし合わせて good enoughなパフォーマンスが出せる」という状態で臨みたい。

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