重要キーワードや事例がテキストでどのような英語表現で解説されているかを確認し、言い換え例も示しながら音読 → read and look up → 暗唱と進めていき、その後は Ted-Edで専門分野と関連度の高い動画を教えていただいてリスニング演習 →スクリプトの read and look up・暗唱と、認知的負荷の高いレッスンを毎回続けている。
英検1級に合格したものの、二次試験の「発音」の評価(7/10点)に満足いかなかったところから、ガリレオ研究室の受講を決めてくださった Naomiさん。ガリレオが大学院時代に音声学の授業を受けていた時のテキストであった Better English Pronunciation (J. D. O'Conner, 1980)をベースに、発音のメカニズムから解き明かしていくレッスンを進めています(2018年2月末時点で16回+初回体験 x2回受講)。
N. H.さんが「改めて文法が重要であることを認識しました。」と実感してくれた通り、リスニングにおいては「①文法的知識に基づいた予測」と「②正しい英語の発音/リズムと、自分が口に出す発音/リズムの差を限りなくゼロに近づけること」が両輪を為します。
実際に N. H.さんとの授業であった例のひとつとして、"find solutions ---- the problem"というフレーズの空所を聞き取って埋めるタスクの際、toか forかで迷ってしまったということがあった(正解は to)。
カタカナ発音的に「トゥー」vs.「フォー」なのであれば迷いようもないだろうが、実際の英語としての発音では弱形で / tə / vs. / fə /となるので、両者の聞き分けは想像以上に難しい。もちろん、閉鎖音 / t /なのか摩擦音 / f /なのかを細かくキャッチできる力も重要であるが、この場合は特に直前に摩擦音 / s /が来ていることもあって難易度が高い。
一方で、前置詞 to / forの本質および problemに対する solutionの関係をあわせて考えると、forは単に「方向(性)」を表すのに対し、toは GOALの意味概念を担い「到達」の含意を持つ:
She left for the station, but she didn't get there.
?She went to the station, but she didn't get there.(←矛盾した内容となる)
(佐藤芳明・田中茂範 (2009) 『レキシカル・グラマーへの招待』開拓社, 東京)
ここで、solution(解決策)は problem(問題)に対して「到達」して然るべきものであることを踏まえると、上のフレーズは "find solutions to the problem"が適切と判断できる*。経験則ではあるが、「このように言うはずだ」という予測が頭の中に立つほど、実際に正しく聞こえてくる実感を得られるようになってくる。
1.4
5. You require a storage facility for a case weighing 23 kilogrammes.
7. You will also require a car park for your vehicle, registration number: YXW 6069 AK.
特に 3.に関しては、例えば I think that James is handsome. であれば、原則として ◎ I think / that James is handsome.
で切るべきものを、
× I think that / James is handsome.
のように言ってしまう生徒がほとんどである。
★Here is the Path to Wonderland☆
What I was surprised at was / that even a large number of English teachers didn't know this fact.