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Thursday, 13 June 2019

動画で授業を上げている英語講師に告ぐ。


色々なところで動画授業をアップしている講師連中を眺めてみる限りだが、一応は「聞くに堪える」程度の発音ができている人が多少なりとも出てきているかな?という印象はある。

しかし、往々にして足りていないのが「生徒が同じように発音できるように鍛える」という意識。

早口でワナガナ喚いたところで自己満足にしか過ぎねぇんだよ。

とりわけ、同じ教室内で実際に生徒を目の前にしているのではなく、「画面越し」という状況である。🔥心の底からの情熱🔥無くしては、モニターの先にいる生徒の発音が変わることなどあり得ない。

教師(ましてや生徒と同じ日本語を母語とする教師)が口にする英語というのは、「これを忠実に真似しろ❗️」という模範。生徒が忠実に真似できるように、【聴かせる】という意識を持って発音せよ。



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Sunday, 24 February 2019

【ガリレオ研究室】「生徒のレビュー」更新!


医学英語の学習留学生に英語で授業できる力を養う」という学習目標に向けて、ガリレオ研究室のレッスンを継続受講してくださっている Hiroさんより、2回目のレッスンレビューを頂きました。

以前はいろいろなオンラインの英会話レッスンを渡り歩くものの継続できなかったという Hiroさん。ガリレオ研究室にたどり着いて、長く続けられている理由とは…?

生徒のレビューを読む

きな目標を達成するために、負荷のいトレーニングをさく積み重ねていく。

初回体験レッスンで「留学生に英語で授業できるように」という Hiroさんの目標を伺い、専門分野の英語テキストがあるという話だったので、その時点でそれをベースにレッスンを組み立てる方針を決定した。

重要キーワードや事例がテキストでどのような英語表現で解説されているかを確認し、言い換え例も示しながら音読 → read and look up → 暗唱と進めていき、その後は Ted-Edで専門分野と関連度の高い動画を教えていただいてリスニング演習 →スクリプトの read and look up・暗唱と、認知的負荷の高いレッスンを毎回続けている。

そんな中でも、Hiroさんは毎回しっかりと予習をして授業に臨んでくださっており、最初はセンス・グループごとに区切って少しずつ長くする練習をしていましたが、今では1パラグラフ単位での暗唱にも(一定の発音クオリティを保ちつつ!)挑めるほどになっています。

これから当面の目標は、医学英語以外にも対応+学習成果の確認ということで、英検準1級の受験を目指していく運びとなりましたが、短期記憶に保持しておける英文の量が長くなったことで、リスニングや二次面接試験のスピーキングにおいても役立つベースの力となっていくことでしょう。

☆Here is the Path to Wonderland★

Hiroさんご本人は「40歳を過ぎて、だんだん頭が固くなってくる年齢ですが…」とも書かれていますが、新しい挑戦をするのに年齢は関係ありません。これからの人生で、「今日」が一番若いのですから。

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Tuesday, 4 December 2018

難しい/詳しいことはわかりませんが、〇〇の方法を教えてください!

最近この手のタイトルの"本"をよく見かけると思い、試しに Amazonで検索をしてみたら、2015年末からの約3年で5冊も出ているんですね。

Amazon検索結果:ことはわかりませんが

ご多分に漏れず "英語本" があるという…(-_-;)

一般的な教育を受けた平均的日本人の知的態度というものが、こういったタイトルに現れている。

■ 責任放棄バカ

ggrksと言ってしまうと身も蓋もないが、「わからないので教えてください」と尋ねに来ること自体は全く問題ない。むしろ、質問に来た相手に対し、ゴールも道筋もマトモに教えてもいないくせに「まずは自分なりにやってみろ」と言い放つのは、単なる責任放棄バカである。読書感想文・写生大会・安易な「英語で日記を書いてみましょう(^^)」といった類は全てこれで、偶然その分野でセンスを持っている個人以外には無駄な遠回りを強いる結果になるだけである。



■ 責任放棄バカ ver. 2

しかし、実際に「詳しい/難しいことはわかりませんが、〇〇の方法を教えてください!」というスタンスで尋ねに来たら、門前払いこそしないまでも、門前で止め、おいそれとは招き入れないのも事実。

というのも、「難しい/詳しいことはわかりませんが」の部分が知的態度として異様に受け身な印象が強く、「口を開けているんでエサを放り込んでくれませんか?」に脳内変換されるような感じなのである。

https://pixabay.com/en/hippo-animals-africa-mammals-3644217/
カバかお前は

ガリレオにかかれば、最高に栄養が濃縮された素材をフルコース・レシピ付きで提供できるが、食べるのはアンタやろ?

例えば冒頭に挙げた『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』を読んだ人の中にも、実際にお金を増やせた人とそうでない人がいると思われる。その運命を分けるのは畢竟、「教えてください」のの行動。「やり方」をいくら分かりやすく教えてもらったところで、「やって」みなければ自分の状況は決して変わらない。

また現実には、教えられた通りにやってみたつもりでも、教えられた通りの結果が伴わない場合も多い。

そのような時に、
  1. :自分とモデルの差はどこにあるのか?どうすれば縮められるのか?
  2. :もっと効率的・効果的な方法はないか?
  3. :自分自身に最適化するとどのような方法になるのか?
と考えを巡らせながら試行錯誤を続けられる人だけが、「教えてください!」から実質的な学びを得ることができるものなのである。

☆Here is the Path to Wonderland★

そして大事なことは、このような知的態度と行動力を持った人であれば、まず間違いなく「難しい/詳しいことはわかりませんが」などという責任放棄バカ ver. 2みたいなことを言わないものなのです。


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Wednesday, 28 November 2018

「〜を求めよ。」←"何や、偉そうに🤬" なのか?

Pixabay_learn-mathematics-child-girl-230014

数学に多い「〜を求めなさい/求めよ。」という問題文が、いかにも上から目線で気にくわない…と学生が言ったり、お笑いのネタになったりする。

しかしガリレオに言わせれば、
教師「〜しなさい。」→ 生徒「はい‼️
となるのが自然で何の不思議もない、という関係を築けない程度の輩が教壇に立つんじゃねぇ、という話。

生徒に「偉そうに・上から目線」と思われるというのは、そこまで「上」であると認識されていないから。要するに、You are not considered respectable. ということである。

☆Here is the path to Wonderland★

よかろう、ならば超えてみよ( ̄∇ ̄)


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Monday, 24 September 2018

レイ「ヂ」ングスピリッツ

スペルが違うというより「発音」が違う!

raging | ˈreɪɪŋ |
raising | ˈreɪzɪŋ |

ディズニーブログ内では「スペルが違うんです!」と書かれていますが、それ以上に強調したいのは「発音が違うんです!!」

「rage…激怒する」の /dʒ/は、チに濁点をつける感覚:舌先を上歯茎にくっつけて息を遮断してから離す(破擦音)
「raise…持ち上げる、高める」の /z/は、舌先をつけちゃダメ:舌のポジションは動かさずにzzzzz......と息を出し続ける(摩擦音)

「スペル (正しくは spelling)が違う」という文字の問題として認識されること自体が、日本の英語教育界に発音軽視が蔓延している証拠。

Raging Spirits は、ねじれたレールのままでも楽しめるから良いのだけど、ねじれた英語教育は直さねばならぬ。




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Wednesday, 4 July 2018

日本語教育を広めた方が早い?〜日韓・語学教育比較論〜

「テレビでハングル講座」に出演中の Puffy 亜美さん(由美じゃない方)が最近、番組内やファンクラブHPで「憧れの K-popアイドルの方が日本語上手くなってきちゃって、自分が韓国語を勉強するモチベが…(^_^;」的なことを話しているのですが、こと語学教育の分野に関しては、韓国は取り組み方の熱量が非常に高いし、実際に成果も上げている。

韓国語人口の少なさという背景もあり、世界的に売り出していくことを見越して、韓国では K-popグループを編成する際には、歌やダンス・演劇のトレーニングだけでなく、語学(英語・日本語・中国語など)にも取り組ませ、ワールドツアーではメンバーの語学スキルに応じてリードボーカルを変更したり、同じグループでも、韓国語で歌うユニットと北京語で歌うユニットを用意する程のことまで行なっているという。
(参考:Robert Kyncl with Maany Peyvan, Streampunks: How YouTube and the New Creators are Transforming Our Lives)

多くの人の憧れの的(であろう)アイドルが、きちんと勉強して世界的に人気を博すベースとなるだけの語学力を身につけ、そしてそれが「当たり前」という風潮を作る、というのは、国全体の語学教育にとっても大いにプラスの効果を及ぼしていることであろう。

翻って日本社会を見てみると、ちょっと英語でインタビューや記者会見を行なった芸能人や有名人がいれば、まるで珍獣でも発見されたかのような反応を示し、また "出川イングリッシュ"のようなものを笑いのネタにしながらも、多くの人の実態は文字通り「目クソ鼻クソを笑う」というものである。

このような現状を踏まえて考察すると、日本国内で語学学習の「王道」のように考えられている方法は、ことごとく疑ってみた方が良いのではないか。もちろん、それを愚直にやり続けて検定試験の類を「攻略」し、それなりの実力を有している風な輩たちもおり、そういった連中が自分の "勉強法"を説いたりしているが、果たしてそこに本当に妥当性・再現性はあるのか?

ガリレオ自身が韓国語学習を始めてみて実感しているが、日本語⇔英語の差異と韓国語⇔英語の差異はほぼ同じと考えて良い。つまり外国語としての学習上の難しさは大差ないはずであるのに、成果に関しては大きく水をあけられている。また、英語以外の外国語学習に目をやっても、韓国では「英語学習での成功体験をベースに他言語に進んでいる」のに対し、日本では「英語がダメだったから、他の言語に逃げ込んでみる」感じの学習者が多く見られる。

実際に語学力を着実に伸ばし続けている、成功体験を持っている人たちが「何をどのように・どのくらい学習しているのか」を研究すると共に、単に個人の経験談を鵜呑みにして猿真似するのではなく、【その人たちの学習に共通する因子は何か?】概念化・抽象化して取り出した上で、(周りのみんながやっているから、ではなく)本当に有効性の高さが認められる方法を、自分の学習の中に落とし込んでいく姿勢こそが大切なのである。

★Here is the Path to Wonderland☆

そのためにも、韓国人の語学学習のプロセスについてもっと詳しく調べ、有益な情報は今後もシェアしていきたいと思っています。




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Wednesday, 23 May 2018

【ガリレオ研究室】「生徒のレビュー」更新!

生徒のレビュー_ハチワレさん

英文法が面白くて好きなのに、今までは細かい質問にきちんと答えてくれる教員に出会えず、ガリレオ研究室に辿り着いた「ハチワレ」さん(※上の画像はイメージです)。毎レッスンのテーマにいただく質問は、"細かい"どころか、説明しがいのある "鋭い"ものばかり。そのようなこともあり、「どうせならとことん疑問を解消していこう!」と、Practical English Usage (4th edition), Swan, 2016を参考テキストに据え、師弟ともども水を得た魚(or rather, 魚を得たネコ?)状態でレッスンを重ねています(当記事公開日現在で 11回+初回体験×2回の受講)。

生徒のレビューを読む


■ 英語学・言語学(=専門性の高い内容)を逃げに使うな。

ハチワレさんのレビューに対するコメントでも触れたが、少し深く掘り下げた文法の質問をすると、「それは言語学の専門レベルで扱うような話だから(同じ・気にしなくていい)」と、煙に巻きつつ尻尾を巻いて逃げ出す教員が非常に多い印象がある。

しかし、本当に「言語学の専門レベルで扱うような話」を自分の中に落とし込んで理解しているのであれば、ハチワレさんが書いてくださったように、
ガリレオ先生の場合、必ず私が理解できる説明をしてくださいます。
と感想を抱いてもらえるように試みることは可能なはずである。もっと言えば、人に説明をすることで理解がより深まるということも往々にして起こるわけで、ガリレオ自身も生徒たちから常に刺激をもらっており、感謝しています。

■ オススメ!→ Practical English Usage

参考テキストとして使っている Practical English Usageは、英語学習者が独力で読み進めるにはハードルが高い(まず本の厚さに怯む可能性が…^^;)ものの、英語語法文法について非常に有益な情報源となるのでオススメしたい。


※ 大型の書店であれば English Grammar in Useの近くに置いてあると思います。

“高度な・専門性の高い話だから”説明を避けようとするのは、目の前の生徒にそれを言っても通じないと甘く見ているからなのか、自らの理解不足が露見するのを避けたいからなのか、はたまたその両方か…?

ガリレオ研究室では、もちろん個々の生徒の学習ステージに合わせますが、方針としては躊躇いなく説明しますよ。

生徒を信じているし、理解できるところまで責任を持って育てきるからね。

☆Here is the Path to Wonderland★

「ちゃんと答えてもらったことのない英語の質問」をお持ちの方は、ぜひガリレオ研究室のレッスンを体験してみてください。
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Sunday, 13 May 2018

「一番うまい・大きいところ(分け前)」は英語で何と言う?

■ ジャングルの掟

「質 and/or 量として最大のシェア・分け前」の意味をなす表現として、以下の ----- に入る動物は何でしょう?

the -----'s share (of something)







正解は→ the lion's (share of something)

百獣の王の面目躍如といったところでしょうか?
  1. ライオンが狩りで獲物を仕留める
  2. 獲物の大半かつ一番おいしいところを得る
  3. ハイエナやハゲタカなどが「おこぼれ」にあずかる
…という自然界の構造が言語表現に写しとられているという形になり、そこでは人間社会における様々な対象が「獲物」に相当するものとして捉えられることとなる:
YouTube still makes up the lion's share of the content that we are supplying users every single day 
(Robert Kyncl & Maany Peyvan, Streampunks: How YouTube and the New Creators are Transforming Our Lives, Kindle版 位置 2399)

■ 成句表現をどう問うか?

私大入試には、the lion's shareのような成句を持ち出して、lionの部分を空所にして答えさせる…といったタイプの出題が多いイメージがある。

しかし、英語テストとして、単に「物知りクイズ」的に成句を扱うのは好ましくないとガリレオは考えている-結局は「知ってるか知らないか」だけの問題になってしまうし、受験生の勉強法も「狙われそうな表現を詰め込む」という方向に流されてしまう。

そうではなく、まとまった文脈を提示した中で、例えば the lion's share of somethingならば、それが "the largest and/or the best part of it"の意味で理解できているかを問う方向で出題したい。

その形であれば、たとえこの表現自体がテスト当日に初めて目にしたものだとしても、全体の話の流れを踏まえて局所の意味を理解するという、重要な言語能力にタップすることが可能になろう。また、文脈を基にメタファー表現の意味を想像する過程で、その表現を支えるネイティヴのモノの見方を伺い知ることにもつながる。

扱う題材は同じでも、どのような形で出題するかの違いで、テスト出題者のセンスと知性に大きな差が現れるものである。受験生の学習の方向性はテストによって大きく左右されるのだから(波及効果)、この点はもっと厳しく目を向けられるべき問題である。

★Here is the Path to Wonderland☆

ライオンならば、ジャングルではなくてサバンナか…(・・?)
いずれにしても、「ジャングルの掟」というのは、ガリレオが中学生だった頃の英語の先生(通称:ジャパン)がよく口にされていたのだよ(笑)


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Tuesday, 27 February 2018

【ガリレオ研究室】「生徒のレビュー」更新!

Naomiさん reviewへ

英検1級に合格したものの、二次試験の「発音」の評価(7/10点)に満足いかなかったところから、ガリレオ研究室の受講を決めてくださった Naomiさん。ガリレオが大学院時代に音声学の授業を受けていた時のテキストであった Better English Pronunciation (J. D. O'Conner, 1980)をベースに、発音のメカニズムから解き明かしていくレッスンを進めています(2018年2月末時点で16回+初回体験 x2回受講)。

生徒のレビューを読む

Naomiさんの書いてくれた
「聞いて、真似する」方式の学習の限界がもっと共通認識されるようになればいいのにな、と思う今日この頃である。
(※太字はガリレオによる)
という箇所は読んで何度もうなずいた。(→ こちらの過去記事も参照

ガリレオ自身の学生時代を思い出してみても、中・高校生時代から自分なりに発音には意識を向けて学んでいたつもりだった。しかしそれでも、大学1年次に専門課程の「音声学」の第1回目に出た時点で、「こんなに大事なことを、どうしてこれまで誰も教えてくれなかったんだ!」という思いに駆られたのを鮮明に覚えている。

例えば、「『イー』と伸ばす音」くらいにしか思っていなかった /iː/ が、緊張母音と呼ばれる母音であり、長さではなく口を横に引いて表情筋を緊張させることこそが肝であると知った時には、まさに Naomiさんのレビューと全く同じ「でも、自分では気づけないよ!という思いを抱いたものです。

しかも、そもそも「音声学」の授業は、英語の教員免許を取ろうとする学生しか受講機会がなく、毎年多くても40名程度という人数制限もあった。もっとも、その授業で基礎を学び、その後も自己研鑽を続ける英語教師が教壇に立ち、若い生徒たちの発音を鍛えるサイクルが確立されていれば良いのだが…実情は推して知るべし。

このように、今までは大学の中でも、ごく一部の学部の、さらにごく一部の学生にしか開かれていなかった英語音声学に基づいた「仕組みから学べる発音矯正」を提供できるのがガリレオ研究室。(しかも実際の発音の出来にはガリレオの「鬼の目・鬼の耳」によるチェックが入り、「1,000回言い続けて変わり始める」という教師は忍耐の哲学の元、根気強い指導を続けていきます。)

自己流の発音学習に限界を感じている人・最初から正しい発音を身に付けたい人は、ぜひガリレオ研究室のレッスンを体験してみてほしい。

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大学専門課程レベルの内容を、大学の授業では望めない1対1の Skypeレッスンで、分かりやすく徹底的に指導!

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Sunday, 28 January 2018

地元の恥

3割がTOEIC得点足りず卒業危機 道教育大函館校の対象4年生(北海道新聞)

大学生の英語力を測定するのに TOEICが妥当か?ということはあるにしても、合格基準は 640点(国際協働グループ)か 480点(地域政策グループ・地域環境科学グループ)である。いやしくも「大学を卒業した=学を修めた」というのなら、クリアして然るべき基準に過ぎない。

学生本人たちの努力・学習姿勢もさることながら、ガリレオが本当に問題視しているのは、大半が中学・高校の6年間+大学でも数年間は英語の授業を受けていながら、TOEICというモノサシで測った時に(百歩譲って 640点はさておくとしても)480点レベルの英語力をつけさせるに至っていないのか?というところ。それができないのならば、そこまでの英語教育は全て失敗と言わざるを得ない。

■ 「何が何でも達成させる」という気概はあったのか?

記事によれば、「今年3月に初めてTOEICの合格ラインを超えた卒業生を送り出す」とのことなのだが、もし合格基準を卒業要件に設定しただけで、達成に向けての取り組みを学生に丸投げしていたのだとすれば、いくら大学が自主的な学びの場であると言っても、あまりにも杜撰である。

大学として、「我が校を卒業するということは、かくなる力を身につけていることなり」と定める以上、その設定した能力を学生が身につけられるように鍛え上げる義務があるとガリレオは考える。

単純な知識の伝達であればスマホ1つでも事が済む現在、ヒドゥン・カリキュラムとしての校風・気風の存在が、学校に行って学ぶことの大きな意義であると言えるだろう。灘や開成はどうして東大合格者を多数排出し続けられるのか?…長年培ってきた「東大を目指す空気感」が学校内に漂っているに違いないし、これが生徒に与える影響は想像以上に甚大である。翻って、道教大函館校の地域協働専攻の中には、「TOEIC 480点ないし 640点を取るのが当然」という空気感が生まれていたのだろうか、非常に疑わしい。

■ 筋を通すべし

「同校は急きょ、2月に補講と追試を行うことを決めた。この追試で合格点に達しなければ、卒業できない。」とのことで、“一応は”ギリギリ筋を通したと言える対応ではある。

ただ、実際に大学での TOEIC講座を担当した経験から感じることだが、いわゆる TOEIC対策がスコアに反映されやすいのは 640点のような中級レベルを目指す場合であり、480点突破を目指す場合には基礎から鍛え直す必要がある場合がほとんどであるため、週1~2回ペースでの授業だけで「取り繕う」のは厳しい。

補講と追試は一般的に「救済措置」と呼ばれるものであるが、本当の意味での救済とは、ただ「最後にワンチャンあり」にすることではない。石に噛りついてでも合格基準相当の英語力を身につけさせるべく、3月末まで徹底的に叩き込む。Feasibilityの問題があるのは当然だが、これこそが本質的に筋を通した対応であると思う。

★Here is the Path to Wonderland☆

「Skype個別指導」でありながら校風・気風が漂うのがガリレオ研究室。
4〜5回レッスンを続けてもらえば、間違った発音をした時に生徒が自主的に言い直しはじめるからね(^^)

※この記事を読んでいる卒業危機の道教大函館校4年生がいれば:
ガリレオ研究室「TOEIC・英検対策レッスン〜『美しく』目標を勝ち取るために〜」

叩き込みます。


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Saturday, 30 December 2017

英語学習Q-A: 英単語を効率的に覚えるにはどうしたらよいですか?

友人を通して、英単語学習に関する相談を受けました:


「きかなかった事にします❤️」も1つの回答なのですが (笑)、もう少しマトモに返したガリレオ流の考え方を紹介します。

■ 効率を求めるのが一番効率悪い

…禅問答のようですがσ(^_^;)
ただ、真理は突いている。

「効率的に覚えるには…」という質問の裏には、できるだけ少ない労力で、できるだけ多くの英単語を覚える秘策のようなものを授けて欲しいという気持ちが伺える。もっと言えば、「英語ができる人には自分の知らない"秘策・裏ワザ"があり、それを身に付けさえすれば、簡単に『効率よく』単語が覚えられるようになるはずだ」…というような前提を持っているかのように思える。

しかし残念ながら、ガリレオ自身にしても、周囲で一定レベル以上の語学力を身に付けている人たちにしても、決して秘策・裏ワザで単語を覚えている訳ではない。普段から目標言語に触れる頻度・密度・必然性が高く、繰り返しの中で(「あ〜、この単語なんだったかな〜!?」というような悔しい思いを何度も何度も重ねつつ)脳と発音器官に浸み込んだ結果なのである。

結局のところ、文脈の中で身に付いたものだけが本物の単語力であり、単語だけ取り出して「効率よく」覚えようとすることが、かえって学習効果を阻害する要因になる。


■ 「労力」と思うか楽しむか?

例えば、多くの小学生は、相当数のポケモンの名前を記憶しているわけだが、その際に「効率の良い覚え方(つまり「ポケモン言えるかな?」)」に頼ってはいないはずである。




それでも、2017年の「サン・ムーン」現在で総勢 802匹(!) いるらしいポケモンを記憶に留めておけるのは、かなりの時間(お母さんに「もういい加減やめなさい!」と言われるくらい)と日々の繰り返しという「労力」をかけているからこそ。

ただ、当の本人はこれを「労力」とも思っておらず、ただ単にゲームを楽しんでいるうちに自然と記憶されていったということになろう。

これが英単語になると、途端に苦痛を伴う作業と化してしまう。もちろん、ゲーム(娯楽)と語学では同列で論じられることばかりではないにせよ、示唆を得られる点は確実に存在する。

ガリレオの語学学習の過程の中では、高校時代の小テストなどで「やらされた」場合を除き、いわゆる単語帳を使った学習というものを行なったためしがないまた、単語帳を「やらされた」時に学んだ(はずの)ものが何かしら残っているかというと、少なくとも意識化されるレベルでは全く思い当たらない。

一方、高3の時に初めてハリポタを原書で読んで以降、洋書(大学からは専門書・論文も)の多精読はずっと続けており、上で述べた通り、文脈の中で何度となく繰り返し出会った単語・表現が、血肉となって身に付いていると実感している。

読むだけでなく、聞く・書く・話すといった形で英語に触れるのは、ガリレオにとって「日常」であり、小学生のポケモン同様、時間と繰り返しに関して「労力」という意識はない。

単語帳や単語学習のための長文では、「『覚えよう!』と身構えることもなく、日常的に自然に…」という形にはなりにくい。効率的にという功利主義的発想を捨て、純粋に楽しめる洋書を一冊読み進めてみることを勧めたい。

☆Here is the Path to Wonderland★

その「洋書を一冊読み進める」のが自力で出来ないんだ!
…という人のために、ガリレオ研究室では他力多読のレッスンを用意しています。

他力多読
「他力多読」レッスン詳細ページは上の画像をクリック!

最初は補助輪を付けたって良い。「読めそう!」という感覚がつかめれば、ことばを巡る旅へ自力で漕ぎ出して行ける日は遠くない未来に待っている。


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Tuesday, 28 November 2017

上智大学文学部英文学科 合格! (mirioさん)

【※注】:ブログトップの FEATURED POSTをご覧の方は ↑↑↑タイトル↑↑↑ をクリックして詳細をご覧ください。

ガリレオ研究室「本物の高校英語」レッスンを継続受講中で、昨年は英検準1級にも合格した mirioさんが、上智大学文学部英文学科の推薦入試で見事に ☆合格☆ を掴み取りました!

上智大学文学部英文学科 合格!

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■ ご本人およびお母様からの感想

生徒名:mirioさん


 上智大学文学部英文学科合格!

合格学部・学科の志望動機は?


 少人数教育・カトリックの教えの下で、4年間の学習を通じて実践的な英語力を身につけることができるから。また、2017年度から始まった文学部横断型人文学プログラムで、学科を超えて舞台芸術の世界について学ぶことができるから。

指導内容について


 推薦入試の学科諮問で出題される英文和訳・和文英訳試験の対策

ガリレオ研究室の指導で試験に役立ったと思うこと・本番で意識した指導内容は?


 学科諮問に関する資料が少なく、何から手を付けたらいいのかわからない状態でしたが、先生が適した教材を探してくださり*、自分の取り組むべき課題が分かったと同時に、本番に近い形のもので練習できたため大変助かりました。特に和文英訳では和文和訳の段階から指導してくださったので取り組みやすかったです。

*ガリレオ注:出題形式が類似していたので、英語教員向け雑誌である『英語教育』の「英文解釈 / 和文英訳演習室」を教材に演習を行いました。

 試験当日は会場にこれまでのレッスンのweb資料と先生からいただいたメールをプリントアウトして持ち込み、時間ぎりぎりまで眺めて気持ちを落ち着かせていました。先生にご指導していただいた通り、英文和訳では英文構造と全体の文脈を、和文英訳では自信のある英文構造に持ち込むことを意識しました。

大学入試を経験して、後輩に向けてアドヴァイス・メッセージをお願いします。


 入試対策を始める際、先生がしてくださった受験ガイダンスが印象的でした。悩みを相談させていただき、志望校の憧れポイントを書き出したことで志望校への気持ちが明確になり勉強へのモチベーションが上がりました。「何のために勉強しているのか」を考えると、自然とやる気が出てきます。入学した後の大学生活を想像して、受験勉強を乗り切ってほしいと思います。

その他、感想など(お母様よりご感想をいただきました)


 こちらの希望に迅速に対応していただいております。英検、TOEIC、大学受験など様々な試験対策もお願いできるので、英語全般を総合的に先生にお任せできるのが、ガリレオ研究室の魅力だと感じております。

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「本物の中学・高校英語」レッスン詳細ページへ!

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春先には大学入試への不安も覗かせていましたが、志望校への【憧れ】を胸に着実な努力を重ね、ガリレオの求める高い水準の和訳・英訳答案を目指して指導内容を吸収していった結果が実った、非常に嬉しい報告です!

この【憧れ】というのは、ガリレオ自身が高校時代の恩師から学んだもの。志望校への憧れが弱いと、例えばこれからの入試直前期に、模試の判定やセンター試験の出来によって、極めてあっさりと「あの大学やめてこっちにするわ。」と目標を下げてしまいがちになってしまう。

しかし、一度そのように気持ちを緩めてしまうと最後、雪だるまが坂道を転がるが如し。結局は本人にとって「行ける大学」に過ぎない進学先にテキトーに収まることにしかならなくなってしまう。

その意味でも、「行きたい大学」への合格を勝ち取った mirioさんの結果は尊い。ぜひ大学でも大いに学び、さらに見聞を広めてほしいと思います。


☆Here is the Path to Wonderland★

英文学科に進学するような英語好きの生徒にこのように支持してもらえるのは非常に嬉しいことです(^_^)v

とは言えもちろん、ガリレオ研究室の「中学・高校生向けレッスン」では、どのような進路を志望する学生でも大歓迎です!特に理系の生徒には、英語学に基づいた論理的な説明がきっとハマるはずと自負しています。

「暗記強要」でも「こじつけ解説」でもなく、学術的に真っ当な理解を元に英語を得点源としたい学生はぜひ、ガリレオ研究室の門を叩いてほしい。



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Monday, 6 November 2017

Yahoo知恵袋で紹介され(てい)た件

■ 幅広いレベルや希望に対応してくださるそうです。

最近知ったのですが、ありがたいことに、Skype英会話を検討しているという中学2年生にガリレオ研究室を紹介してくださっていた方がいらっしゃったようです(^^)v
中学2年の女子です。英会話を習得したいと思っています。
Skypeレッスンに対する懸念として「私だったらWebカメラの死角で携帯をいじったりしてしまいそうです^^;」というコメントもされていますが、一般的な "Skype英会話スクール"であればいざ知らず、ガリレオ研究室では無用の心配というもの。

レッスンを一度でも受けていただければ、(辞書アプリや授業に関連する内容の調べ物をするといった使い方は別として)携帯をいじれるだけの処理資源が残らないほどに脳がフル回転せざるを得ないと実感することになるでしょう( ̄∇ ̄)

■ 「英会話を習得したい」→ 英会話レッスン…の落とし穴

また、相談者の中学生は「英会話を習得したい」というのが目標であるわけですが、では(ネイティヴであろうが日本人講師であろうが)英会話レッスンを始めて場数を踏めば良いかと言えば、そう単純な構造ではなく、早い段階で行き詰まってしまうことが予想されます。

そのような "普通の"英会話レッスンで、よくありがちな自己紹介からスタートして、道案内のロールプレイなどと進んでいけば、最初のうちは中学英語で学んだことを実践できて楽しめるかもしれない。しかし、「ただ覚えたものを言うだけ」では次第にストック切れを起こすし、予想していない会話の展開に当意即妙に対応できるような発展性も望めない。

ガリレオは、自身の英検1級取得という結果自体は「本物の英語教師」として当然のレベルを示したものとしか思っていないが、二次試験の Interaction(臨機応変な応答)の評価項目における 27/30点については多少誇れるものと自負している-事前に用意した Speech原稿集の丸暗記で合格点を確保したような連中とは異なるということ。

それを踏まえて断言するが、「英会話」の力を伸ばしたいのであればこそ、まずは相手の言っていることを正確に捉えて理解するための自身の発音力リスニング力、また自分の伝えたいアイディアを使いこなせる構文に持ち込むための英文構成力と、それを支える英語の読書量がものを言うのである。

★Here is the Path to Wonderland☆

このように、ガリレオ研究室の発信するものを見て、評価して、なおかつ人に紹介してくださっている方の存在を知れたのは、今後の活動に向けて大いに励みになることでした。

ありがとうございました!m(_ _)m


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Thursday, 5 October 2017

【ガリレオ研究室】「生徒のレビュー」更新!

生徒のレビュー_N.H.さん

お仕事で英語が必要ということで受講された N.H.さん(40代・男性)よりご感想をいただきました。リスニングを中心とした総合トレーニングとして、BBC Learning Englishの "English at Work"を題材にしたレッスンを 12回ご受講いただいてのご感想です。

→ 生徒のレビューを読む

N. H.さんが「改めて文法が重要であることを認識しました。」と実感してくれた通り、リスニングにおいては「①文法的知識に基づいた予測」「②正しい英語の発音/リズムと、自分が口に出す発音/リズムの差を限りなくゼロに近づけること」が両輪を為します。
実際に N. H.さんとの授業であった例のひとつとして、"find solutions ---- the problem"というフレーズの空所を聞き取って埋めるタスクの際、toforかで迷ってしまったということがあった(正解は to)。

カタカナ発音的に「トゥー」vs.「フォー」なのであれば迷いようもないだろうが、実際の英語としての発音では弱形で / tə / vs. / fə /となるので、両者の聞き分けは想像以上に難しい。もちろん、閉鎖音 / t /なのか摩擦音 / f /なのかを細かくキャッチできる力も重要であるが、この場合は特に直前に摩擦音 / s /が来ていることもあって難易度が高い。

一方で、前置詞 to / forの本質および problemに対する solutionの関係をあわせて考えると、forは単に「方向(性)」を表すのに対し、toGOALの意味概念を担い「到達」の含意を持つ:
  1. She left for the station, but she didn't get there.
  2. ?She went to the station, but she didn't get there.(←矛盾した内容となる)
(佐藤芳明・田中茂範 (2009) 『レキシカル・グラマーへの招待』開拓社, 東京)

ここで、solution(解決策)は problem(問題)に対して「到達」して然るべきものであることを踏まえると、上のフレーズは "find solutions to the problem"が適切と判断できる*。経験則ではあるが、「このように言うはずだ」という予測が頭の中に立つほど、実際に正しく聞こえてくる実感を得られるようになってくる。


リスニング学習においては、「スクリプトを読めば理解できる・そのような表現をすることを知っている」のであれば、上で言う②の発音矯正をメインとした対策が必要であり、「読んでもわからない・腑に落ちていない単語や表現がある」のであれば、①の文法理解を深めるアプローチから始める必要がある。

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Problemsの原因に応じて、当然 solutionsも異なる。


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Saturday, 23 September 2017

安河内哲也さんが【オンライン英会話中毒】なのだそうだが…

率直に感じたことを記すと、安河内さんのように英語教育界で大きな影響力を持っているような人が、(わざわざ出張先のホテルで wi-fiを繋いでまで)「オンライン英会話」をやる時間を割く代わりに、英文法書や(音声学など)英語学の専門書を紐解いて自身の授業に還元するようになっていけば、その方が圧倒的に「国民全員の」英語学習に対する意識改革や英語力の向上に寄与するであろう。

また、確かに安河内さんならば「オンライン英会話レッスン」で時間や場所に縛られずに Outputの実践練習を重ねることの効果もあるかもしれないが、では一般学習者に同じことを勧めて同じ結果が期待できるか?というと話を分けて考えねばならない。Outputを見越した学習が必要ということ自体には異論はないが、そうであればこそ、英語教師の自己研鑽としては、まずは Input→ Intakeのところで生徒により質の高いものを指導できるように…という視点が重要なのではないかとガリレオは考える。

↓↓↓元記事はこちら↓↓↓





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Saturday, 16 September 2017

IELTSも深いね

IELTSの問題を言語学者が見ると…?

最近、Skypeレッスンで IELTSの指導をするようになったのですが、『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』の Listening対策 Activity 1.4 (p. 26)から早速、言語学的に分析すると深い理解が得られる例が目にとまりました:

1.4
5. You require a storage facility for a case weighing 23 kilogrammes.
7. You will also require a car park for your vehicle, registration number: YXW 6069 AK.
(※太字は筆者による)

この問題は 1~7までのリスニング問題文で「Travel agentがお客さんの旅行の予約内容・予定を確認する」という流れで話がつながっている(と解釈できる)内容。

その中で、なぜ問5では現在形の requireが使われ、問7では will requireという形になっているのでしょうか?

現在形=発話時を中心に同心円状の広がりを持って成り立つ

5. You require a storage facility for a case weighing 23 kilogrammes.
「23kgの荷物には保管設備が必要になります。」
上例の場合、現在形の使用を保証する背景状況として考えられるのは、
  • お客さん側からの申し出 or ホテルのルールとして、「(持ち込む予定の 23kgの荷物に対して)保管設備が必要」という状況は、発話時を中心に常に成り立つ事実として扱うことができる
というものである。

will(法助動詞)=話し手の判断を表す

7. You will also require a car park for your vehicle, registration number: YXW 6069 AK.
「お車に駐車場も必要になります。お車の登録番号は YXW 6069 AKです。」
一方こちらの例で用いられている法助動詞の willは、話し手の予測・判断に基づく発話であることを示している。よって読み取れる状況(一例)というのは、
  • 話し手である travel agentは、このお客さんがホテルに車で向かうことを聞いており、その情報に基づいて「車で行くのであれば駐車場も必要になる」という自身の判断を相手に確認・念押しするつもりで述べている
といったものになる。

IELTSのバンドスコアは何のため?

もちろん、ここまで検討してきたような「深読み」をしなくても、問5では "23kg"・問7では "YXW 6069 AK"さえ聴き取って解答欄に書けば点数にはなる。

しかし、IELTS(TOEIC / TOEFL / 英検なども然り)を受験するつもりがあるのであれば、そのスコアや級を何のために求めていくのか、もう一度しっかりと見つめ直してほしい。

例えば IELTSであれば、留学や移住申請のために目標バンドスコアの達成が必要…ということになろう。そうであれば尚更、(もちろん最初のサバイバル段階ではキーワードとなる情報に集中して聴き取ることが必要な場面も往往にしてあるにせよ)留学や移住後には、上で見てきたようなニュアンスの微細な違いこそがより重要な問題となってくるはずである。

「点取り合戦」に踊らされ、解答に直接関わらない部分はどうでも良い…という取り組み方では、やはり本質から逸れていく結果になる。

今回の記事で紹介した例文は、公認問題集の中でも最初の方に出てくる、いわば基礎トレーニング問題からの引用です。そんな一見「ちょっとした問題」であっても、ことばを真摯に見つめる眼を持って見ればここまで深い。


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言語現象には必ず理由がある。
テストの英文にも、そこから拡がるストーリーがある。

無味乾燥に思えるテスト問題でも、英文から読み取れる人々の息遣いが想像できるようになると学習が楽しくなりますよ!(← ガリレオの実感)



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Thursday, 20 July 2017

【ガリレオ研究室】「生徒のレビュー」更新!

review_#5


大学教員をされている Hiroさん(40代・男性)より、新たな生徒の声をいただきました!(The Rabbit Hole: 50分 × 2回の初回学習相談 & Skype体験レッスンの後、継続受講が 12回を迎えた段階でのご感想です。)

→ 生徒のレビューを読む

Hiroさんのケースに限らず、外国から訪れる人への対応で、急に英語で話すことを求められる場面は今後確実に増えていくことであろう。その際に問題となる「英語力」というのは、決して自己紹介だの道案内だのといったような、いわゆる"英会話レッスン"でテンプレート的に練習させられるような状況で喋る力ではない。

仕事上で英語を使うにしても、プライベートで趣味などについて語り合うにしても、大なり小なり「専門性」:すなわち、その特定分野で用いられる語彙や表現が、自在に使いこなせるものとして自らの血肉になっているかどうか?が求められる。

Hiroさんの場合は、日常的に仕事で使っているカタカナ語の専門用語が、英単語としての発音とかけ離れているケースが多く、リスニングで苦労することが多いとのこと。よって授業では専門のテキストを読み込む中で、頭の中にある音声イメージと実際の英単語の発音のズレを修正するとともに、最近ではスペリングと発音の対応関係から予測を立てる練習にも取り組んでいる。

「マンツーマンの Skypeレッスン」を謳っているスクールは世の中に数多くあるが、本当の意味で生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドレッスンを提供しているかどうか、見極める目を持ってほしい。

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他のスクールより値段は少し高いように感じるかもしれません。しかし、私の専門分野に完全に合わせた授業を提供してくださっている事を考えると、決して高くはないと思います。大手のオンラインレッスンは確かに安いかもしれませんが、25分のレッスンのうち挨拶で10分以上もかけてしまう事に疑問を感じたら、ガリレオ先生のレッスンを受けてみるのが良いかと思います。
ー Hiroさんからいただいたレビューより一部抜粋 


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Sunday, 9 July 2017

「地球は平らだ!」と教える英語科教員たち

いわゆる「受験英語」業界で "わかりやすい授業"ともてはやされて(?)いるようなものを見聞きするたびに抱く違和感というのは、結局のところ「天動説を熱心に唱えている連中」に対する感覚なのかな、と思う。

天動説

どれだけ授業の【出し物】としてパフォーマンスにこだわったり、物事を単純化して見せるための【方便】を駆使して熱弁を振るったとしても、肝心の中身が現実世界の現象を正確に説明していないのなら、(人生全体で捉えた時に)生徒を知的に豊かにするものでは無い。

思うに、受験参考書をこねくり回している限りは、どれ/誰を選んだって目くそ鼻くそどんぐりの背比べなのだろう。

というのも、受験参考書も源流を辿っていけば何らかの原典となる英文法書があるはずだが、伝言ゲームを繰り返していくうちに、どうしても説明や例文の本質がズレたり、英語の用法自体が変化したりといった綻びが生じてくる。(※このあたりの詳細や事例は『世界に通用しない英語―あなたの教室英語、大丈夫?』, 八木克正, 2007, 開拓社言語・文化選書 などを参照。)

後発の参考書や授業者が、きちんと現代英語で生じる言語現象を真摯に研究しているのであれば問題は生じない。しかし、こと受験業界に関して言えば、まるで「地球は平らだ!」とまことしやかに信じられていた時代にバカ売れしたものをネタ元に、多少いじくって説明をこしらえているような代物しかないのである。試しに、直近で紐解いた英文法書は何か尋ねてみると良い。(平気で『Forest』とか挙げそうな輩がいそうで怖い。)

地球の形については「いっぺん宇宙行って見て確かめてこい!」で済むが、文法は明確な形を持たないだけにさらに厄介とも言える。それでも、本物の英語を目の前にすれば、説明力の差は歴然と顕れる。

真理を探究する目を見開き、地平線の先を見つめよう。

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方便や詭弁に頼らない本物の説明現代英語で実際に使われる信頼のおける例文で安心して学習を進めたい生徒は、ホームページの【ガリレオ英文法】を是非ご覧ください!



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Saturday, 3 June 2017

ガリレオ研究室 Profile更新しました!

正しいことばの仕組みに基づいて文法・意味・発音を理解することは、語学学習者にとっても有益、むしろ不可欠なものである 

【ガリレオ節】の切れ味を研ぎ澄ませ、ことば・英語教育に対する情熱・信念をより強く推し出す形にリニューアルさせました!

なぜ「ガリレオ」なのか?・なぜ「研究室」なのか?
ぜひご一読ください(^^)


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英単語としての profileの発音は 「×プロフィール」ではなく| ˈprəʊfaɪl |です。
Disney, Puffy, Harry Potterがガリレオの英語の原点であることも明記(笑)


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Friday, 26 May 2017

that節の正しい発音法:I think that ~と言うならきちんと考えよ

that節の thatが品詞分類的に「接続詞」であるという明示的・宣言的知識は、極論すれば "どうでもいい"。少なくとも、学習者にとっての優先順位としては二の次・三の次であることは間違いない。

それよりも全ての英語学習者に必ず身に付けさせなければいけないのは以下の3点:
  1. この thatは弱形 /ðət/で発音され、決して「ザット」ではないこと。
  2. THでは必ず舌先を前歯の裏〜先端につけて発音すること。
  3. 「that節」というまとまりを作るのだから、区切るのは thatであること。
特に 3.に関しては、例えば I think that James is handsome. であれば、原則として
◎ I think / that James is handsome. 
で切るべきものを、
× I think that / James is handsome.
のように言ってしまう生徒がほとんどである。

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What I was surprised at was / that even a large number of English teachers didn't know this fact.


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