Tuesday 31 December 2013

Countdown(しない)Live詳細(予定)

Ustream 公開生配信レッスン(無料!):

「鏡の国」への招待 ~A Guide "Through the Looking-Glass~



配信開始予定時刻:
12/31(火) 23:30頃~(※通信状況により変更される可能性があります。)

URL: 

http://www.ustream.tv/channel/language-lovers-lab

レッスン内容:

Aliceの鏡の国への冒険は、いかにして始まり、いかにして語られたのか?
Through the Looking-Glass 『鏡の国のアリス』 (Lewis Carroll)の冒頭の英文を題材に、物語の始まりを紡ぎだすことばをつぶさに眺めていきます。

明日の英会話には一切役立たない、しかし知れば一生楽しめることばの面白さを感じられるレッスンです。
私の授業がどんなものなのか、「血も涙もない鬼教官(?)」なのか確かめてみたい方にもオススメです(笑)

ご期待...していただきたいのですが、なにぶん初めての生配信という、自分自身どう転ぶかわからない試み(-ω-;
そんなところまで含めてお楽しみいただければと思います(笑)

☆Here is the Path to Wonderland★

では、鏡の国でお会いしましょう☆

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Sunday 29 December 2013

良いお年を…騙されてはいけない。

一年の計は?

世間は年末なのだそうだ。
とはいえ、地球は一定の周期で周り続けているだけであって、それを後から人間が勝手に切り分けた、便宜上の区切りにしか過ぎない。

もちろん、「一年」を振り返ってみたり、周囲に感謝の意を伝えるとか、決意を新たにする、というきっかけにするのが悪いとは思いません。
しかし、そんなもんは思い立てばいつでもできるわけで、例えば「来年は英語を話せるようになりたい」と思っているならば、あと数日待っていないで今すぐあたしのレッスンを予約しなさい!... という話。

個人的には、一年の区切りとは誕生日である11/18だと思っています。

カウントダウンライヴ!?

まぁそんなわけで、12/31~1/1にかけて、Ustreamでの生配信レッスンというものをしてみようという計画を立てています:
★チャンネルはこちら→ http://www.ustream.tv/channel/language-lovers-lab

開始時刻は12/31(火) 23:30~を予定しています...が、なにぶん帰省中で回線環境が普段と違うので、場合によっては1/1(水) 0:30~とかになるかもしれません(←適当w

★Here is the Path to Wonderland☆

代わり映えしない「年越し」をただ受け容れるのか、
自ら変化を求めていくのか。
良い年になるかどうかはあり方次第だよ。


Saturday 28 December 2013

"FOLLOW BY EMAIL"追加しました!

ことば の みかたファンのみなさんへ♪

ページ右側に "FOLLOW BY EMAIL"ガジェットを追加しました。
フォームにメールアドレスを入れて subscribe(購読)ボタンを押すと、新規投稿があった際に通知か何かが行くとか行かないとか…

アドレスを入れたところで、あたしが悪用できるシステムでもないですし、毒を逃すことなく吸い尽くすため(って、別に「毒吐きブログ」のつもりじゃないんだけど...だけど...)ぜひご活用すればいいじゃない( ̄ω ̄)v

☆Here is the Path to Wonderland★

情報が氾濫する時代だからこそ「何をいつキャッチするか」と「その次の一手」が鍵。


Thursday 26 December 2013

アベデュケーションの方がまだマシだ

※まだマシと言っても政策についてのことではありません。

アベゴミクズ…もとい、アベノミクスというのは、ことば的には全く面白くもない
一方で、アベデュケーション (Abeducation: 安倍流思想教育)の方は、educationの語頭の eと Abeのおしりの eが共有されているだけ、言葉遊び的にはまだマシといえる。

しかも、Abeの頭にある ab-という部分が、abnormalや absent-mindedを連想させて、非常に質が高いね(-ω-)

★Here is the Path to Wonderland☆
晋三くんのにっき:
ことしは、なつやすみにはやすくにじんじゃにつれてってもらえなかったけど、
ふゆやすみがはじまったきょう、おまいりにいきました。とてもたのしかったよ。


Saturday 14 December 2013

18時だヨ、全員集合!!か~ら~の~Walking音読♪

大学派遣で10月から担当しているTOEIC講座、ラスト2週は怒涛の3時間レッスン!全体としては来週もあるんけど、金曜クラスは昨日があたしの担当としてはラストでした。
そしたらば、ただでさえ忘年会シーズンの金曜の夜、大学正課の授業も終わった後という時間に、きっちり全員集合♪ そのおかげで(?)ちっさいパンの詰め合わせもきっちり分けられたし、みんな頑張ってくれたな~★ できれば来週までしっかり鍛え上げたかったんだがなぁ…

シメは Walking音読!

さて、「ワシから伝授してやれる」機会は(とりあえず)最後になるとはいえ、今後の学習の継続があって初めて実を結ぶわけなので、夜も寝ないで昼寝して、ご飯も食べずにカレーを食べ、何をやろうか考えた結果、Walking音読でまとめることにしました。

もちろん「毎日○分音読&シャドウイング!」とか、習慣化してもらえればそれに越したことはないのだけど、それよりもまず、毎日間違いなく行う「歩く」という行為に「ちょい足し」で効果的な英語学習ができることを知ってほしかったんだよねo(・ω・)o
しかも、というか、文強勢の来る内容語の音節が(ほぼ)等間隔に並ぶ*という英語の特徴をまさに「体得」するには、歩行のリズムに乗せるのは相当効果的!

*例えば日本語の「おみくじせんべい」は "タタ タタ タン タン (ooooOO)"で6音節・4拍リズムなのに対し、英語の "fortune cookies"は "ターンターン タ (OoOo)"で4音節・2拍リズム

悔いが残るとすれば...

何かをドヤ顔で披露しようと思ったら、完璧に身につけてるものじゃないとね…(-ω-;
Alice's Adventures in Wonderlandから暗唱してみせたかったのだが、うろ覚えで暗礁に乗り上げてしまった…
So she sat on, with closed eyes, half believed herself in Wonderland, though she knew she had but to open them again, and all would change into dull reality--
というのをやりたかったんだけどね。今考えてみたら、ディズニーのパレ曲ならもっと長くてそらで歌える英文があったわ...(ジャイアンリサイタル♪)

★Here is the Path to Wonderland☆

受講生へ:
今年度中にTOEIC 730
2014年度860
2015年度990
…完璧な計画やな(-ω-)v



Thursday 12 December 2013

どこが克服されてるんだ…?

聞いてられない英語モドキ


言うまでもなく、石原さとみさんはお忙しいスケジュールの中、講師どもの「ご指導」を受けて一生懸命頑張られたのでしょうけれども...

何 を 指 導 し た ん や ?

確かに、「ここで勉強してこれだけ出来るようになりました!」という方向で宣伝するのは理にかなっているとは思います。しかしだからこそ、その成果が惨憺たるものであれば逆効果にしかならないでしょう。
  • learningear | əː(r) |
  • thereth | ð |
  • really ll | l | → | r |は気にしたのだと思われますが、語中の | l |も要注意 (Englishも同様)
  • inspiringng | ŋ | →あくまで鼻音であり、最後に | g |は入らない
  • believeve | v | → foreignの語頭 | f |も矯正された跡が見られますが、語末が課題
  • I can do it!can (弱形)
  • 全体を通しての強弱リズム
英会話スクールのCMなのに、上記すべてに問題を残した状態で "OK"を出してしまうあたりに、日本の英語教育の発音軽視を感じずにはいられません。
あたしが指導すれば、もっともっと上達させて差し上げられたろうに…

成果で示そう

東京ディズニーランドのディズニーギャラリーにて参加できる Disney Drawing Classでは、キャラクターの描き方のコツを学べます。
そこで習って描いた Mickey Mouseがこちら↓


あの、自慢じゃないですが、あたし基本的に絵心はございません。(これにしたって、習ったアングルでしか描けないという…)でも、その後も何度も描いてみて、ということを重ねた結果、今ではこのレベルのミッキーの絵だけは自信をもって・短時間で描くことができます。

★Here is the Path to Wonderland☆

「ここで習えばこれだけ上達します!」と宣伝したいなら、「これだけ」をどのレベルに定めるか、姿勢が問われる。
口コミでもそうですが、どんな褒め言葉を尽くすよりも、学んだものを活かして生活を豊かにしているいる姿を示す方が、遥かに説得力が高いのです


Wednesday 4 December 2013

外国語が必修であるべき本当の理由

11月の第5土曜日の恩恵を受けて、今週末に発行予定のメルマガはすでに原稿を書き上げた。(〆切に追われる週刊マンガ家のようなサイクルから脱するために、あたしも必死なのである(笑))

今回からしばらく、テーマは日英語比較。第1週はもちろん発音ですが、こう、テーマを決めるというのは、書く側としても楽しい♪ということがわかりました(・ω・)/

さて、本題。
まぁ、小学校での英語お遊戯活動が必修化とかいうのは、俗世間の由無しごととして本記事では特に扱いませんが、(別に英語でなくとも)外国語は義務教育で必修たるべき、論。

役に立つかどうか?

幸いにして…と考えるべきか、英語というのは数学や古文・漢文などの他教科に比べて、中高生が「こんなん勉強して将来何の役に立つの?」と challengeしてくることの少ない科目ではあるかと思います。
それはつまり、「英語は身につければ役に立つ」という前提があるわけですが…本当にそうなんでしょうか?現状からして、英語などの外国語で発信される情報というのは比較的には迅速に日本語に訳されて利用可能になっているわけで。実用的なことだけ考えれば、何も必修でなくとも興味のある生徒を少数精鋭で鍛えた方が効率が良い、とも考えられるわけです。

「ことばへの感覚」を育む

社会的な効率など度外視してでも、中味のしっかりした外国語教育は必修にした方が良いであろう、というのは、母語でのやり取りでは一瞬で済むような、しかしそれ故に気づくこともなく通り過ぎてしまう細やかな「ことばへの感覚」を養うことができるから、という点にあるとあたしは考えます。
(何が主語で、どの語とどの語がつながっていて、文章・発話全体の構成はどうなっていて…なんて、母語だけ使ってたら考えを巡らせることはまずないでしょ!?)

ワカラナイ前提から出発して、もしかしたらわかり合えない危機感の上に立って、それでもわかろう、わかろうとしてやっと少しわかった―くらいのことが、本当に血肉になるのではないでしょうかね。

☆Here is the Path to Wonderland★

「おらが村が一番」かどうかは、村を出てみて初めて理解できる。
日本語の美しさや面白さは、日本語を出てみて初めて理解できる。


Friday 22 November 2013

Souvenir ≠「お土産」

日本語ネイティヴの英語学習者が誤解していることの多い単語の一つが souvenirです。
最近の英和辞書では「記念品」という訳語を最初に載せてから、次に「土産」と書いてあることが多いのですが、いずれにしても日本文化における「お土産」と英語の souvenirは大幅に違うということを押さえておく必要があります。

souvenir: an object that you buy or keep to remind yourself of a special occasion or a place you have visited
[LDOCE: 太字は筆者]

つまり、ご近所や職場などへの義理で買って渡すことの多い「お土産」とは違い、
souvenirは主に自分への記念になるもの、家族や友人への手みやげは gift
『ユースプログレッシブ英和辞典』
ということになります。

また、"souvenir from A"という表現を使う場合、Aの部分に入るのは「訪れた場所や特別な出来事」です:

  • a souvenir from (a day trip to) London: ロンドン(への日帰り旅行)の記念品
  • a souvenir from my NFL carrier: 私のNFL(アメフト)人生の記念となる品

「友人からのお土産」という意味で a souvenir from a friend of mineとは言わないので注意しましょう。(そう言いたいなら "a gift from a friend of mine")

一方で souvenir shopは、「現地の記念となる品物を売る店」という意味で「土産物屋」と訳して問題ないだけに、日本語ネイティヴにとってはややこしい話なのですが…(-ω-;

☆Here is the Path to Wonderland★

自分には souvenir
他人には gift (present)

Wednesday 20 November 2013

「お若いですね~」と "Your English is very good!"

明けましておめでとうございます

そんなわけで、18th November, Mickey Mouseのスクリーンデビュー日でもあるこの佳き日に、無事に29歳児になりました (・ω・)v
まぁまぁありがたいことに若く見えるらしく、年齢を言うと驚かれる方もいらっしゃいます。(ねこのぬいぐるみと日々戯れている29歳 (male)を見たら誰だって驚くでしょうという意見は、この際聞かない)
それで言われるのが次のセリフ:

「お若いですね~」

そう言ってくださるご厚意への感謝は別な話としても、「そう言われるくらいの齢になったか~」と思ってしまうのが実感ですね…。まぁ、あたしは存在そのものとして魅力を放つわけなので、年齢は特に気にしていませんが ( ̄ω ̄) かわいい「三十児」になるでしょ♪

ただいずれにせよ一般的に、本当に若い人に対して「若いですね~」という確認の儀式はわざわざ行わないですよね。そしてそこに、語学学習との関連性を見出すのがあたしならでは

"Your English is very good!"

要は、英語で話していて上のような内容のことを相手から言われた場合、確かにそこまでの自分の進歩は喜んで良いでしょうが、結局は「(実年齢の割に)お若いですね~」と同じ意味合いで受け取るのが、学習の進歩を止めないためには大事だということです。

本当に発音面でも表現面でも non-native speaker of Englishとして申し分ない英語で話していたら、英語の巧拙に関しての確認の儀式はわざわざ挟まず、シンプルに会話が進んでいくでしょう。
ましてや、この極東の小島から一歩外に出れば、見た目でガイジンだと判断できることのほうが難しいわけですから、「あらゆる面において、相手が気を遣わなくて済む状態で会話が進むか?」というのが、自分の英語(会話)力を測る一つの指標となるでしょう。

Evaluation criteria


  • 「英語お上手ですね~」的な社交辞令がない
  • 自分の言った内容を聞き返されない
  • (さりげあろうがなかろうが)自分の使った表現を言い直されない
  • 相手が何か言った後、易しめな表現で言い換えてこない
  • 相手の話すスピードが自分に対してゆっくりにならない

…まぁ、あたし自身も「あたしの求める理想像」から見れば、上の基準まだまだ満たせてない場面も多々ありなんですけどね (-ω-;

★Here is the Path to Wonderland☆

ある分野で本当にすごい人は、それに関してお世辞を言われないよ。
一般人がプロの画家に「絵がお上手ですね~」とは言わないでしょ。

Monday 11 November 2013

音声入力、かなり使えるね!

大学派遣のTOEIC講座での宿題対応のために、Part 3&4の問題文を何セットか打ち込む必要に駆られたので、今まであまり使ってなかったタブレットの「音声入力」キーボードを試しに使ってみましたが…使えるね!

当然、句読点や固有名詞はちょいちょい直さなければいけないのですが、私のタイピングスピード(ネット住民の割に対して速くない)から考えれば、頭から入力していくよりも俄然効率良く作業が進んでます(^^)

ざっとこんな感じ:
Do you want to increase your energy level, get in shape, and live a healthier life?  If so, visit [debbie we be]→BVB Fitness Center today.  [weird urban]→We're doubling the size of a→our staff over→so that we can provide you with the individual attention you [didn't know]→deserve.  Don't want to come by yourself?  Then, bring a friend.  If you stand→sign up together, you'll bought→both receive your first month's membership free!  So, no more excuses.  Come and see if→us today can→and you'll be on your way to the healthier and happier you.
[『TOEIC 新公式問題集 Vol. 5』 Test 1 Q.83-85] 

もちろん、これは単なる音声認識ではなく、単語同士の結びつき頻度などの情報も併せて計算されていると思うので、再現率が高いからといって発音が良いとか喜べるものでもないとは思います。(あと、コツとしてはあまり早口すぎると認識が追い付かないっぽい。意味の切れ目ごとにポーズを入れるくらいで読んだ結果が上です。)

それでも、お手元のタブレットやスマホに英語の音声入力システムが搭載されていれば、試しに英文を音読してみるのも学習にはいいかもしれませんね。しかも、自動的にある程度間違えてくれるのを逆利用して、出力された英文を「原文を見ないで」正しい英文に直す、というのは、文法や語彙の感覚を磨くためのトレーニングになるかと思います。その練習のために元の英文を何度も読んで覚えるくらいになれば、学習効果としても期待できますし。

☆Here is the Path to Wonderland★

音読・文法/単語ドリル・英文暗唱が全部一人でできる学習メソッド、新開発!




Monday 4 November 2013

さよなら、そしてありがとう&これからよろしく(+ついでに辞書の選び方)

あたしの電子辞書は世代交代

SR-G 10000
辞書はボロボロになるまで使え!」…って、こーゆー意味じゃないとは思いますが(^_^;
画面とキーボードの間の可動部分がバキッといってからも、ビニールテープの補強程度で動いてくれていた先代の電子辞書。
今月あたしの誕生月なもので、いよいよ買い換えようと新しいものを注文したら、ちょうどそれが届く前日(!)ついに画面が映らなくなってしまいました…。
今までありがとう、修論が書けたのは君のおかげだ。

そして、新モデルがこちら:
DF-X 10000
いや~時代の進歩はすごいもので、機能としてはスマホか!?ってくらい。
でもやっぱり、電子辞書である以上は辞書のコンテンツが一番大事。あたし個人的に嬉しいのは、Longman Pronunciation Dictionaryが収録されていることですね(^_^)v
これから一緒に凄まじい価値を創造していこうぜ!

参考:辞書の選び方指南

辞書に関しては「大きければ良い・大は小を兼ねる」ということはそんなに成り立ちません
セイコーインスツルさんは、大学時代に生協でアルバイトをしていた時、大学生協モデルのモニターをやらせていただいたことがあるのですが、「そのモデルを使う対象にとって必要となるコンテンツを選ぶのが上手い」と思います。別な言い方をすれば、上に書いたPronunciation Dictionaryや、学習者用モデルでは『ルミナス英和辞典』のように、渋~い辞書収録してくれるんですよね(笑)

特に英語学習者モデルの電子辞書になると、一番大事な中型の学習辞典のコンテンツが、ほぼ特定の辞書に限定されてしまうのが現状です。しかし、「一番人気!」というものが自分にとって最適なものか、となると別な話です。
電子辞書はそれなりに大きな買い物ですから、そう頻繁に買い替えもしないだけに、本当に自分が使いこなせる辞書が収録されているかを考えて選んだ方が良いと思います。

また、辞書と畳は新しい方が良いです。女房は…わかりません(-ω-)
でも辞書は絶対に新しい方が良い。で、電子辞書はそう簡単に買い替えられないとなると…

★Here is the Path to Wonderland☆

  • 自分にとって使いやすい学習辞典は紙辞書で1冊用意しておくと良い!(新版が出たら買い替える)
  • 電子辞書は「大きな辞書が何冊も」よりも「良質な辞書が確実に」が入っているものを選ぶ!

Saturday 2 November 2013

リスクなき決断はできない

前々回の記事で紹介した「英語のみかた~言語学の地平から見る英文法の姿~」ですが、11/1(昨日)から先着5名限定で初月受講料20%OFFになるキャンペーンを適用していただいています。

早速「無料お試し受講」は続々と入ってきてくださっているのですが、まぁ何ともこう…これはどこかで見た光景...( ̄ω ̄)
Cafetalkさんでレッスン提供を始めた当初も、page viewsは伸びているのに、勇気をもって(?)最初の予約を入れてくれる生徒がなかなか現れなかったなぁ。
それが今で6ヶ月目に突入しましたけど、英語発音特訓は人気順3位/全1,921講座まで成長しました!(合言葉は「とっ君を主役に!」です(笑))
大きくなって…。・°・(ノ∀`)・°・。

まぁ…月額¥3,400かかる講座を受講するのに、自分が一番に飛び込むよりも、周りの口コミを見て、安心感を得てからそ~っと入って来たい気持ちもわかります
が。どんなに口コミを見ようと、自分にとって良い講座かは、結局は自分で受けてみないとわからないものですし、タイトルに書いた通り
リスクなき決断はできない
ものなのです。

そしていつの時代も、
勇気ある決断を素早く下したものが勝負を制する
のです。

自分のために¥3,400(キャンペーン中は¥2,720)かけてもいい!
と思えるメンタリティこそ、結局は「自分を大切にする・自分の価値を認める」という価値観につながっていくのだとあたしは思います。
そして実際、例えばTOEIC1回分の受験料の6割程度の価格で、TOEICスコア 985を国内学習で取った人間の言語観・文法観に触れられると考えれば、かなりお得な話ですわよ、奥様(笑)。

☆Here is the Path to Wonderland★

riskという英単語のコロケーション:
  • take a risk: リスクを取る(受け入れる)
  • run a risk: リスクを走らせる(リスクと付き合う)


Thursday 31 October 2013

俺達のHalloweenは始まったばかりだっ!!

Happy Halloween!



…もう最近のイベントごとは、肝心の当日には半ば終わりかけのような雰囲気だったりしますが(-ω-;)
Halloweenの -eenとは eveningのことで、10月31日の「日没から」が本当の始まりですよ!

ちなみに、eveningを「夕方」・nightを「夜」だと思っている人は、ちょっと誤解があります:
  • evening: 日没〜寝るまでの時間
  • night: 日没〜翌日の日の出までの時間(寝てる間の認識が強い)
ですので20時以降くらいに会った人にも "Good evening!"と言うのであり、"Good night."は「翌日の朝以降までもう会わないだろう」という想定の相手に対しての「おやすみなさい」の意味にしかならないわけなのです。

また、in the eveningと at nightのように、前置詞や theがつくかどうかの違いも「時間ではなく意識の違い」なのです。
すなわち、eveningは「まだ活動する時間」なので、幅があり・更に細分化できるという感覚が働き、空間イメージの inで表され、特定の時を表す場合は theが必要です。
一方 nightは「もう寝るだけの時間」なので、静的で動きのない時間と認識され、点的イメージの atで導かれ、waterのように「どこを取っても一緒」という性質のものとして無冠詞で用いられます。
だからこそ、「動き」のイメージがある文脈では nightにも inを使ったり theが付いたりします
(1) She called me in the dead of night. 
「彼女は真夜中に電話してきた。」
(2) I had to study through the night.
「一晩中勉強しなければならなかった」

★Here is the Path to Happy Halloween☆

Halloweenは10月31日の日没から本気を出していこう!(笑)
eveningと nightの差は「時間」ではなく「意識」!!



Sunday 27 October 2013

オンライン英文法講座「英語のみかた」公開!

英語のみかた」(オンライン文法教材)公開!

この度、Knowledge Serveさんの方で、以前あたしが「パンドラの箱」と呼んだ文法教材を公開していただきました。実際、講座開講オファーをいただいてから公開までにまるっと3ヶ月かかったわけですが、それだけに内容は精査したものとなっており、従来の「学習英文法」とは全く異色の、あたしだからこそ作れる教材として公開に至らせることができました(^^)v

月額 ¥3,400で教材が閲覧可能・分からない点は【講師への質問】機能を用いてメッセージを送っていただくことにより、メールにて回答させていただきます!
(また、お試し受講として、1章1節が★無料★で閲覧いただけます!)
「ここが知りたい!」語法・文法という章では特に、受講生のみなさんからの質問を受けた英語の語法や文法上の疑問点に答えていくという、オンラインならではの双方向的な教材作りを目指していきたいと思いますので、ご興味のある方は以下のバナー:

ネット講座ナレッジサーブ広告

より、ぜひご受講ください!(教材の内容は今後ますます充実させていく予定です。)

様々な媒体を活かし、生かされる

「ことばとは音と文字を結びつけるシステムである」という言語観のもとに、

といったように、各プラットフォームの特性を考えて様々な角度から英語を教えていけるというのは、面白いと同時に感謝ですね。これらをさらに有機的につなげたことも考えていけるよう、工夫していきたいと思います(・ω・)/

★Here is the Path to Wonderland☆

社会とはジグソーパズルみたいなもんである。




Monday 14 October 2013

生レッスンの手応え

第2回目の授業にして、開始時間5分前頃から生徒たちが「授業開始同時小テスト」の課題例文をブツブツつぶやきながら準備をしている…美しい!


Tuesday 8 October 2013

それぞれの、立場。いろいろな、意見。

社会を構成する人々には「それぞれの立場」があり、各々が「いろいろな意見」を持っています。
例えば、詐欺師には「人を騙してカネを巻き上げなければならない立場」があり、「自分が困っているときは、他人から騙し取って良い」という意見を持っている…のかどうかはわかりませんが(-ω-;)

☆Here is the Path to Wonderland★
それぞれの立場や意見を尊重して、心を広く持たないといけませんよねぇ( ̄ω ̄)
ねぇ、Matさん。


Sunday 6 October 2013

カタカナ英語に合わせて踊りましょう!と呼びかける "人気” 英語教員

あたしの講師登録先の1つで、(現状は)かなりの"人気"を集めていらっしゃる講師が、Facebookのコミュニティーで、「AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』に合わせて講師やスタッフが踊る promotion movieを作りませんか?」などと、「真剣に考えて」提案してきた:

これは真面目に考えて投稿することにいたしました。
決して冗談ではございませんです。
本日新聞に載っておりましてはじめて知りました。ただ今 日本国を席捲しておるらしい AKB48 のこの踊り。 
公式認定を目指して地方自治体も参加。
スタッフの方中心になって 私たちも参加してみませんか。とっても良い宣伝になると思うのです。
各国に散らばっている講師に自分で自分を撮影してもらって送ってもらい[事務局に]編集してもらう。勿論 スタッフも踊る [...] み~んなたのし~くにこやかに踊る のです。[...] これでしたら ちょっとずつですが 新人講師の方々の楽しい素敵な一面をみなさんに見ていただく良い機会になるのではないか 会社イメージUPにつながり認知度もUP になるのではないか と真剣に考えております。
因みに 公式認定された動画をいくつか紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=lXs96toe-B8
http://www.youtube.com/watch?v=Bi4Ikk835Bs
http://www.youtube.com/watch?v=OjfxJ2HP_d8
公式認定されなくても注目度大ですのでCM効果は絶大と考えます。
勿論 必要でしたら私も夫と踊りますです。実はこういうの大スキなのです。
ご賛同の方 いいね をぜひぜひお願いいたします
http://www.youtube.com/watch?v=ZCNiY-j6VsI
※一部、固有名の出ている箇所を修正・削除しましたが([...]で表記)、それ以外は原文。


それに対してあたしが送ったメッセージは以下の通り:
Hirohito Kanazawa 
 [XX]さま
はじめまして、Hirohitoです。最近Facebookアカウントを取得し、当コミュニティーに参加させていただきました。
さて、この件、初対面で非常に不躾かもしれませんが、実現の方向に「行かないように」懸念を示しておきたいと思います。
私が気にしているのは、この曲がカタカナ英語満載であるということ。サビの「フォーチュンクッキー」に対する音符・リズムの乗せ方が、"fortune cookie(s)"よりもやはり多く、カタカナ語の音節構造に基づいています。
もっと目立つところでは、「リズム」という歌詞が完全3拍になっている箇所がありました。
[...] オンライン「語学」サービスですし、やはり英語のニーズが高い事情もありますよね。
そこを運営しているスタッフや、教えている講師が、単なる流行に飛びついて、カタカナ英語に合わせて踊っているのは好ましいように思わないというのが私の意見です。
もちろん、そこを逆利用して、「途中で "fortune cookie(s)"や"rhythm"の発音解説を挟む」とかするのであれば、語学サービスとして真っ当な宣伝効果になると思います(^^)v
今回の[XX]さまのアイディアにつきまして、他の方がどのように思われるか分かりませんが、ことばを扱うプロ集団としての誇りを持った決断がなされることを期待します。
Hirohito
議論の結果としては、あたしのコメントに他の講師の方がイイネをくださり、翌日気がついたら、提案を出した"人気"講師様は上の投稿を削除していましたとさ。

(考えを改めて投稿を削除してくださるのは良いのですが、コメントに対する個別の返信もなく無言でなかったことにするのはどうかと。ことばを教える立場なら、「ことばを発信することのリスク」に対する責任をわきまえてほしいところです。)

★Here is the Path to Wonderland☆

一人ひとりが、まともな授業をして生徒の力を伸ばす。
それ以上の宣伝はないと思うよ。





Saturday 5 October 2013

自己紹介などするな。

と、いうわけで(←どういうわけだ!?)大学派遣でのTOEIC講座の担当が決まり、とりあえず年内はそちらの講座とオンラインレッスンで教えていく運びになりました。

今週、講座の初回授業に行ってきました(^^)v
Name cardを作成してもらう以外には、第1回だろうが生徒に自己紹介をしてもらうこともなく、口元を凝視しての発音矯正やら、教室を出るラスト1秒まで教え込む("grasp the door handle"という表現が出てきたのでね)といったトップギアで楽しんできました!

教師の名刺は

で、あたしの方も、せいぜい怪しいもの…

…だろうけれども…

怪しいものが「怪しいものではございません」とやたら言っても、かえって怪しいだけなので(-ω-;

名前を言ったくらい?TOEIC教えるのに、自分のスコアすら触れなかったわ(笑)


でも思うに、ご立派な経歴を自己紹介した講師が、いざ口を開いてみたらカタカナ英語だったら「オイオイ…」となるわけで。
授業で口にする英語と、授業内容以上の自己紹介はないと思うのです。

受講生のみなさん、どうぞよろしくお願いしますね♪

☆Here is the Path to Wonderland★

研究者の名刺は論文であり、
芸術家の名刺は作品であり、
教師の名刺は授業である。



Wednesday 2 October 2013

システムが人間の上に君臨してはならない―Ivica Osim

システムが人間の上に君臨してはならない

元サッカー日本代表監督のオシム氏は数々の名言を残しています。(参考:Ivica Osim-サッカーの名言
専門分野は全く違えど、教え子はもちろんのこと、その分野に関わる人々全体に影響を及ぼす「高度なことばの使い手」という意味ではあたしにとっても大いに参考になる、尊敬する人の一人です。

そんなオシム語録の中で、英語教育業界においても同様のことが言えると思い、今回紹介するのがタイトルに挙げた「システムが人間の上に君臨してはならない」という言葉。

サッカーで言うシステムとは、各ポジションの選手を何人ずつどのように配置するかのことで、各チームの戦術に確かに大きな影響を与えます。
しかし、例えば「攻撃的なシステムで戦う」ということを決める前に、やはりチーム内の選手の特長を考えなければいけない。選手の良さを引き出しあえるように配置を考えるのであって、その逆ではない、という趣旨で、オシム氏が監督時代に語ったものです。

メソッドが学習者の上に君臨してはならない

同様のことが、英語教育業界でも起こっていると思います。

なんちゃらメソッド」だの「かんちゃら学習理論」というのがもてはやされ、「それに従って学習するだけでXヶ月後には英語がペラペラに!」なることになっています。
もっと卑近な例を挙げれば、「今までの日本の英語教育は文法と和訳ばっかりやってきたから話せるようにならない。もっと会話・コミュニケーション重視の英語教育をやらなきゃだめだ。」なんて言説は、聞き飽きるほど巷にあふれています。

上に挙げた例って、まさに「システムを人間の上に君臨させている」のではないでしょうか? もちろん、ある学習法に沿って一定期間学習をすると、一定の成果をあげる学習者が出てくること自体を間違っているというつもりはありません。

しかし、サッカーで「どんなチームでも絶対に勝てる最強のシステム」が存在しないのと同様、「どんな人でも絶対に英語が身につく最強の学習法」も存在しないでしょう。
サッカーのシステムに関しては、すぐに納得してくれる人が多いかと思うのですが、なぜか英語学習の方では、「Aのやり方で勉強しても続かなかった。Bのやり方に代えたけど伸びなかった。今度はCでやっているけど、どうもピンとこない…」という風に迷子になっていく人が非常に多いように感じています。

選手=学習者としては

「どのチームに行けば・どんなシステムなら・どのポジションなら」自分が活躍できるだろう…?ということばっかり考えて、練習しないサッカー選手がいたら、やることの順番がおかしいでしょ!とツッコミたくなりませんか?
サッカーそのものが上手ければ、結局どんな戦術を採ろうとも、「ボールを相手ゴールの中に蹴りこむ」という共通の目的の中で、何かしら活躍できるポジションを見つけられるはずです。

同様に、「どんな勉強法なら最短で英語が身につくか?」なんてことを探るより、英語の基礎練習をする方が先でしょう。英語における共通の目的とは、「相手の考えを理解し、自分の考えを伝える」ということに集約されると考えて大きな異論はないと考えます。

そうすると、基礎練習とは:

  • 単語」を覚え
  • その単語を並べるルールである「文法」を習得し
  • 作り出した文が相手に伝わるように「発音」を正しいものに近づける
…といったことに他ならないわけです。

監督=教師としては

オシム氏はプロチームの監督だったわけですが、英語教師はもっと、ユース世代などの指導者の立場に近いのではないかとあたしは考えています。
というのも、プロサッカーチームの監督は「サッカーができる人」を相手に教えるわけですが、英語教師は「(基本的には)英語ができない人」を教えるのが仕事になるわけですから。

こと英語教員というのは、「自分がこうやって英語を身につけた!」とか「自分がこう教えてきたら、多くの生徒でうまくいった!」ということに拘泥して、自分の「指導法」とやらに生徒を合わせようとすることが多いような印象があります。

しかしながら、ゴールキーパーに「点取ってこい!」と指示する監督がいたらバカだと思うのであれば、自分がもしそのように指導していたら、自分もバカだと自覚しましょうね。

☆Here is the Path to Wonderland★

最終的には、自分のサッカー/英語への向き合い方を見せて、選手/生徒が何を感じ取るか、だと思う。




Thursday 19 September 2013

Oh, my...

Oh, My Dad!!(オーマイダッド)というドラマが今日最終回らしい。

内容はきっと美しい親子愛を描いた良い作品の一つなのでしょうが、どうもタイトルがね…

製作者の方々(&多くの視聴者の方々)は、このタイトルが
Oh, my God!!
と韻を踏んだことば遊びのつもりでいるのでしょうが、残念ながら英語としてのかけことば効果は無く、面白さはゼロです。

Dadと God

この2単語の正しい発音を知らなかった人でも、スペリングでaとoの違いがあるのはわかりますよね。
発音を文字に起こしたのがスペリングですので、文字が違えば発音も違うと基本的に考えてください。
  • Dad /dæd/: aの部分はいわゆる「アとエの中間音」。"デァ~d"のような感覚。
  • God /ɡɑː d/: oの部分は医者に口の中を見せるときのような「口を大きく開くア」。
脚韻(単語の最後で韻を踏む)は、「最後の母音+子音」が一致している必要があるので、この2単語では成立せず、英語圏ではこのドラマのタイトルの意図は全く伝わらないわけです。

★Here is the Path to Wonderland☆

このようなタイトルの付け方に違和感、そして嫌悪感(!)を抱く日本語ネイティヴの絶対数がまだまだ少ないことが問題だ。
あたしが啓蒙していくのは当然としても…全国の語学教師の皆さん、目の前の生徒へのしっかりとしたご指導、よろしくお願いします(-ω-)



Monday 16 September 2013

オンラインフランス語学校 巴里舎 (Paris-chat) サリ先生

ページ右下の LINK(仕様なのだが目立たないんだなぁ、これが…)に
オンラインフランス語学校 巴里舎 (Paris-chat)さまを追加しました。
※2013/09/13で2周年を迎えられたのだとか。おめでとうございます(・ω・)/


英語はあたし、フランス語はこちらのサリ先生に教わっている生徒からの紹介で、
みんなで広げよう(まともな)語学教師の輪っ!」ということで相互リンクの運びになりました。
(ちなみに巴里舎さまHPで紹介されている、あたしのBlogの紹介はこちらから)

紹介するにあたり、サリ先生に授業の売りを訊いてみました:
当校の売りとしては
スカイプによるプライベートレッスンということと、
「日本人講師から心ゆくまで文法をみっちり習いたい!
ネイティブ並みのきれいな発音で話せるようになりたい!」
という点に集約されると思います。
(諸々の文字装飾は筆者による)

☆Here is the Path to Wonderland★

かくも、発音に対する姿勢教師の質を映す鏡なりけり。


Monday 9 September 2013

17秒で限界を迎えた。

ヘタクソな英語を耳にすると、その場で止めて直さずには、
本当に・身体的に具合が悪くなってくる(病は気から)。


生徒なら即座に「ほらそこ!/s/の発音!」とか「なんでそこで切る!?」とか言えるからいいけど、こういう一般英語ユーザーが話すものについてはねぇ…

あたしにとっては、安倍晋三も「一般英語ユーザー」に過ぎないわけだが、(選挙に落ちればただのオッサンやからねぇ)、
同時に日本を代表して世界に向けて英語を話している立場なのである。
国の教育レベルが推し量られてしまう
可能性を考えてほしいものです。

☆Here is the Path to Wonderland★

英語発音特訓を受講しに来たら、世界に発信して恥ずかしくないスピーチにさせてあげるわよ(-ω-)v


Tuesday 3 September 2013

キモチワルイ、ということ

靜先生がブログで「気持ち悪い」の意味というポストを投稿されていました。

あたしも「生徒様」はやめろ!キモチワルイ!!という記事を書いたし、授業中にも「その発音/表現キモチワルイ!」と生徒様に向かって言い放って申し上げているので、ある意味、先に書かれてしまったな、という感もあるんですが(^_^;

自分のことばでも見解を書いておくと:


まず大前提として、「英語できるようになりたくてわざわざ時間とコストをかけてまでレッスンを受けてくださっているのだからこそ…

生徒「様」扱いしない、に関して


丁寧さの仮面をかぶって単なる「消費者・カネ扱い」する方がよっぽど失礼だろ。

また、こちらとしても本気の生徒の向上心を後押ししたいので、「こっちはお客様なのに、私の英語のアラばっかり探して、サービス悪いったら!プンプン!!」なんてのは願い下げなのです。

どーでも英会話でネイティヴごっこして遊びたいお子ちゃま生徒様は、お相手してくれる優しいおじちゃん・おばちゃん・お兄ちゃん・お姉ちゃんを探してください。

生徒の発音や英語表現に「キモチワルイ!」と言い放つことに関して


要は、正しい英語の音声や表現からすると不気味な感じを受けるのです。
そのまんまで英語を話す実践の場に放したら、会話の相手がその不気味さをかぶってしまうことになるのです。

幸いなことに、授業というトレーニングの場で、あたしがそれに気づいたということ。
ならば、あたしがその不気味さを受け止めて、取り除くための方法を伝え、できるようになるまで訓練させるのが「英語できるようになりたくてわざわざ時間とコストをかけてまで受講している生徒への誠意でしょう。

ましてや、英語教師(仮)がキモチワルイ英語を口にしていたら


靜先生のこっちの記事で、久しぶりに卯城祐司(筑波大学)の名前を見てビックリ。そして、「やっぱりな…」というのが感想。
英語の先生が話す英語を聞いて、あそこがダメだ、ここがマズイ、ようなことばかりを言うのは良くない。そういう先生でも頑張って英語を使っているということを評価し、励ますべきだ。そうでないと、自分よりうまい人がいる場では誰も英語を話さなくなる。明日はもっとうまくなろうと思うのは大切だが、今日は今の状態で臆せず使う、というのが大切だ。
(下線は筆者) 

そうじゃないと、「そういう先生」はやってけないですもんねぇ(-ω-)v

…あのね…

「頑張って英語を使ってエライね~。」って言われたいの?英語教師が。
はぁ~。これこそ一番キモチワルイわ。。。

★Here is the Path to Wonderland☆

「教える」を教えるというレッスンで、プロ教師のあり方を叩き込んであげるから、いつでも予約しに来なさい。
The lesson can be conducted in English!



Saturday 31 August 2013

自己紹介などさせるな。

Wherever you live

オンラインレッスンで "Where do you live?"とわざわざ尋ねる必要なんかあるんだろうか?インターネットにさえつながっていれば、でもでも、コンクリートジャングルの中からの中まで、好きな場所から授業が受けられるのが強みじゃないのか。

Communicationとは「お互いにとって意味のあるやり取り」をすることである。

レベルチェックを兼ねて…だとよ。

講師によっては、「初回授業では最初に自己紹介をしていただいて、生徒様の英語レベルをチェックさせていただきます」だのほざいている輩も仰っている方もいらっしゃいますが。

生徒からすれば、英語での自己紹介だけは何度もやらされているはずなのである。つまり、慣れている。(「自己紹介までは何とかいけるんですけど、その後に会話が続かなくって…」という悩みを抱える学習者はたくさんいるでしょ?)慣れていて、そこまでならある程度自信がある生徒が多いのだから、自己紹介はレベルチェックの材料になどならない。

本当の実力というのは、「緊張状態でも出せる力」である。だから、例えば英検の二次試験で、面接試験というプレッシャーの中で、初見の課題に対して質疑応答をしたりスピーチをするというのが「検定=レベルチェック」なのである。

リラックスした雰囲気を…作ってどうする!

あのね…授業を提供してんだろ。しかも多かれ少なかれカネ取ってんだろ。
リラックスした雰囲気で、楽しく会話しましょう♪」などと聞くと、メイドカフェでもやっとけ、と思う。(「英」会話をやっているんだ!という反論には、Hootersでいいじゃん、という話。)

前にも書きましたが、授業とは「生徒が今までできなかったことを、1つでもできるようにするために徹底的に訓練する場」であって然るべきである。チンタラ自己紹介などさせて、生徒もそこまでは言えるという範囲のもので「レベルチェック」とやらをして、「英語で話した実感の持てるレッスン」という印象操作にいそしんでいる暇はないのである。

★Here is the Path to Wonderland☆

耳を凝らし、目を光らせ、生徒の間違いはその場で修正させよ。
このスタンスでやっていても(このスタンスでやっているからこそ



Sunday 25 August 2013

TOEIC ≒ 体重計

テストは測定器でしかない。

TOEICは、自身の英語力(とは、そもそも何なんだ?という問題もあるが)をある側面から測るものである。
体重計は、自身の健康状態をある側面から測るものである。

友人のHPも参考になります。

もちろん、「TOEICを受けるから英語を勉強する」という効果もあれば、「体重計に乗るからダイエットに励む」という効果もあり、定期的な診断とモチベーション維持のために活用する分には効果的であろう。

しかし、どちらも「数字だけ追い求める」ようになるとオカシナ方向に進んでしまうということで、警笛を鳴らしたい。

何のために測定するのか?

目標体重を設定せず、ただ体重計の数値の増減に一喜一憂するのが愚であるのと同様、はっきりした目標もなく、ただTOEICスコアの数値の増減に一喜一憂するのも愚である

※「スコア~点を取る」というのは数値を追い求めているだけです。そうではなく、そのスコアを取ってどうするのか?ということ。

また、適正体重に近づいたら体重の数値が安定してくるのと同様、TOEICスコアも自身の英語力自体に変化がない限り大幅な増減はないはずである。

あたし個人的にはTOEIC受験経験はIP含めて3回のみ(執筆時)で、

  • 2005年3月 815点 (IPテスト)
  • 2008年3月 925点
  • 2012年7月 985点

という推移できました。もしこの間にちょこちょこ受けていたとしても、受験料がかかるだけで、周囲からも「おぉ!」と思われる変化はなかったものと思われる。
(ex. 815→925: 「900超えたんだ!」・925→985: 「ほぼ満点じゃん!」…と比較して、925→950があったとしても「へぇ~」くらいでしょ?)

なので、問題研究・傾向分析のための受験は別として、「TOEIC 990点満点連続XX回!」と自慢げに掲げていらっしゃる方々がスバラシイとは思えない。ある測定器で測れる上限に達したというだけである。体重計に何度も乗ったところで、身長がいくら伸びたかは測定できない。

最も正確な測定器

…とは、自分の実感なのではないかと思い始めました。

つまり、身体のコンディションが好調だと思える時には、別に測ってなくても適正体重の範囲内に収まっているのでしょう。TOEICスコアが有意に上がったときには、目に見える得点の部分以外にも、英語が以前よりわかるようになった実感を得られているものと思われます。

教師側のことを言うと、ある程度定期的に見ている生徒なら、TOEICだろうが何であろうが、他人様の作ったテストの結果でしか成果を測れないようでは、あまりにもお粗末だろ。

(点数化する・しない、ではなく)「授業 = テスト・テスト = 授業」である。

★Here is the Path to Wonderland☆
無理なダイエットはやめよう(←そこ!?)




Friday 23 August 2013

How to Use Google Drive as an Electronic Whiteboard

Easy to Use

For Online English (or any other languages) Tutors

If you have your own Google account and want to make your lessons more effective, it is advisable to create an electronic whiteboard with a Google Drive Document.
It has several advantages over Skype chat box:

  • It's easy to use.
  • What you can do on a chat box will also be supported, and there are several features Skype chat box do NOT have.
  • You can demonstrate how to make grammatical sentences visually to your students.
  • By modifying sharing settings, you and your students can interact on the whiteboard/worksheet.

How to Create One

Just log in to your Google Drive page.  Click "Create" tab and choose "Document" to create a new document.



To let your students view and/or edit the document, click "Share" tab and modify its sharing settings:


Here, the document's visibility options are set as "anyone with the link can view".  By sending my students the URL of this doc, which is displayed after clicking "save", they can view (but cannot modify) this worksheet.

Tips for Effective Use

Real-time and Interactive

This electronic whiteboard enables your students watch what you type on a real-time basis.  Thus you can show, for example, the process of rewriting an active sentence into a passive counterpart, or connect two sentences by relative clause.  Such visualization will definitely be a great help for the learners.

Also, if you let "anyone with the link can edit", you can chat with your students on the board whenever needed.  You can have them type target sentences in a grammar lesson, or give a dictation in a listening class.

★Here is the Path to Wonderland☆

The world is making progress everyday.  What about YOU?


Wednesday 14 August 2013

みんなをつなぐ魔法のメロディー「ディズニー&ジブリの名曲」

今(!)NHKでやってる番組なんですけれど。
(http://www.nhk.or.jp/mj/20130814.html)

Disneyの部分だけでも、英語詞の方で歌ってくれればいいのに…と職業柄思う。
もちろん、歌手の方々が完璧に発音できてないと毒にしかならないから、それよりは日本語で美しく歌ってくれたほうが良いのだが。

…なんて書いてたら、槇原敬之さんがBella Notteを英語で歌ってましたね。
/v/だけちょい気になったけど、全体的には良かったですね。



Monday 12 August 2013

「生徒様」はやめろ!キモチワルイ!!

生徒に「様」付けするようになったのは、誰が始めたんだろうか?
ご丁寧なように見せかけて、実際にはお客様扱い・消費者扱い・カネ扱いしてるだけじゃねぇか、と。

どんなに塗り隠そうとしたって、教育において「師匠」と「弟子」の間に上下関係が生じるのは避けられないでしょ。
そして、その教える分野に関しては、「先生」とは道の先・上・高いところに生きている存在であって然るべきでしょ。

人として相手をrespectするということと、生徒は生徒で「様」なんて付けないということが相反するとも思わないんですよね。
生徒の方も、「生徒様」と呼ばれて「私、サービスされてる♪」なんて勘違いしてほしくないですね。

授業で勝負できない先生様が、それ以外の部分で気分のいい思いをさせてカネ出させようとしてるだけなのである。
生徒の実力を伸ばす、という本質部分をしっかりしてれば、教育の提供は他の「サービス業」の真似をすることはない、と思います。

★Here is the Path to Wonderland☆

英語はコーヒーではない。
(コーヒーを売るときの「サービス」を、英語教育で同様に提供しなければならない理由はない。)

Thursday 8 August 2013

パンドラの箱

英文法の授業を行うにあたって、文法教材そのものを1から作り始める教師ってどんだけいるかね?

  • 市販の参考書や問題集に則ってやる人
  • 市販の参考書や問題集を乗っ取ってやる人

は、巷にあふれているでしょうけど…。

英文法参考書を作りたい!」という想いは持っていたものの、時間も労力もかかるので、すぐには難しいかとも考えていたのですが。
見事にパンドラの箱をこじ開けられてしまったよ((((-ω-;)))))

とはいえ、生徒からのリクエストと、「プチまな」でもお世話になっている Knowledge Serveさんからの講座開講オファーが同時期に来たってことは、やれってことなんだな。

動かしながら育てていく感じにはなると思いますが…

★Here is the Path to Wonderland☆

最後に希望が残るものを作ってやろうじゃない♪


Sunday 4 August 2013

消費の英語と生産の英語

「旅行英会話」って何?

8月に入り、夏休みの海外旅行の計画にあわせて、「旅行に役立つ英会話を習いたい!」と思っている方は多いかと思います。
あたしがオンラインで提供しているレッスンには「旅行英会話」を標榜しているものは特にありませんが、あらゆる目的に対応できる基礎となる英語力を身につけていただきますので、英語学習の目的が海外旅行の方も、ぜひレッスンリクエストをしてみてください:


ただし、状況別に「すぐに使える」ということになっているお決まりフレーズをひたすら丸暗記させるようなレッスンは、あたしが楽しくないのでやりません(笑)

試しに、電子辞書に入っていた旅行英会話集みたいなものを見てみましたら、
"I'm really in hot water now."「今大変まずいことになっている。」


消費の英語

消費の英語」(と、次に書く「生産の英語」)というのは、あたしが考えた表現なのですが:

巷の「旅行英会話」たるもので、決まった表現を覚えて単語を入れ替えるだけ…みたいなことをして身につけた英語で対応できることは「消費活動」に限られます。
例えば、ホテルを予約する・ショッピングをする・レストランで注文する…くらいのことは、その場面でよく使われる表現の丸暗記でも乗り切れるかもしれません。

でも、そこで会話する相手との関係性は1回きりで、その後に残るものはありませんし、そのような場面で自分ができることは「お金を消費すること」の範囲に限られるのです。
なので、このレベルでしか使えない英語は「消費の英語」だと考えています。

生産の英語

これに対して「生産の英語」というのは、
  • 相手と継続的にやり取りができる
  • その対話を通してお互いの人生を豊かにできる
  • お金や知識、心の充実などを「自ら生産して得ることができる

…ということができるレベルの英語です。

どうせお金と時間をかけて英語を習うなら、こっちを目指した方が良いと思いますし、それを提供してくれる先生を探してほしいと思います。
ちなみに、まずここに1人いますよ~!
英語学習のきっかけや目的が海外旅行、というのは完全にアリだと思います。
そして、「生産の英語」を目指すというのは、「海外旅行を楽しみたい!」という目的のためにも絶対効果的です(^^)

だって…
  • 観光名所や遺跡や美術館などに行って、ガイドさんの話す英語が聞き取れたり、説明書きに書いてある英語が読めたりする方が、より深く楽しめるでしょ?
  • たまたま出会った人と会話が弾んで仲良くなって、その後もやり取りが続いたらリア充でしょ?
  • ホテルのクラークやショップの店員、レストランの従業員とだって、自分の目的をとりあえず達するためだけに言葉を交わすより、パターンに縛られずに豊かにいろいろ話せた方が楽しいでしょ?
もちろん、こっちの方が身につけるのには時間も労力もハンパなくかかります。
人生を楽しむ覚悟がいるよね♪

★Here is the Path to Wonderland☆

せっかく普段の生活範囲にいたら逢えなかったであろう人と話すなら、「すぐに役立つフレーズ集」の決まり文句でより、自分のことばで話したい。




Thursday 25 July 2013

「『考える』を考える」を考える。と、新たな動き

レッスン資料公開!

毎月19日の「カフェトークの日」の特典で、無料チケットが当たった生徒さんが「考える」を考える ~An Introduction of Human Thought~ の授業を受講してくださり、それに合わせてレッスン資料を作成しました(Google Presentation形式)。

普段あまり使わないし、大学院での学会発表なんかでも、アナログな紙資料で押し通したあたしにしては珍しいプレゼンテーション形式。とは言っても、オンライン授業なのでそれぞれのレッスンに合わせたものをね。

50分¥5,000の「覚悟」

無料チケットが抽選で当たったという「きっかけ」がないと、この50分¥5,000のレッスンはなかなか予約に踏み出してもらえていない、というのが現状。

悔しい!とは思うけれど、日頃の授業で「お値段以上の効果が得られることを実感していただく」というのを積み重ねていくのが先決ですな。

レッスンフィーの上下に関わらず、毎回のレッスンで「できなかった」を「できる!」に変えていけるよう、発音やリズムや強勢の矯正を強制していく、ということは前提です。
それでも、「『考える』を考える」に関しては、これだけの価格設定をする以上、自分の中でも「覚悟」を持ってやっています:

受講いただいて、感想が「わかりやすかった」・「勉強になった」レベルでは負けなんです。
無意識に使っている言語や思考の姿を意識的に捉えられるような、「世界観が変わる」レベルで提供してこそ、50分で¥5,000を頂戴できる授業だと思っています。

※内容としては、大学の一般教養~専門の概説レベルなので、日本の大学の多くのお偉い教授様どもの講義よりかは、現状でも充分 reasonableだと思いますが…そんな次元で争う気もない。

新たな動き:週¥210で英語人生を変える!

前回の記事で、「オンライン授業の1対1形式の良さを生かしつつ、集団授業のような『学びの共有』を確立したい」という旨のことを書きました。

その具現化プラン #1として:

8/3 (Sat.)からメルマガを発行します!

詳しくはこちら(サンプル号が読めます^^)

General Information:

メルマガID   :0001611708
メルマガタイトル:【英語人生を変える!】Hirohito's 英語道
対応機器    :PC・携帯向け
表示形式    :テキスト形式
発行周期    :毎月 第1~第4土曜日
創刊日     :2013/8/3
登録料金    :840円/月(税込)初月無料!

方向性として考えているのは、
その週にオンラインレッスンで指導した内容をまとめ、メルマガ読者で共有していただく」※生徒名などは完全に匿名で発行します。
…というものです。

  • 既にあたしのレッスンを受けている受講生は、レッスンの復習のために
  • あたしのレッスンを受けようかと考えている人は、レッスン内容をちょっと見てみるために
  • レッスンを受講する時間はなかなかないが、英語学習のきっかけが欲しい方に
  • 単純に、あたしのファンの皆様のために(笑)
などなど、ニーズに応じてぜひご利用ください!

★Here is the Path to Wonderland☆


自信がなきゃ「英語人生を変える!」なんてタイトルつけないよ(-ω-)v


Monday 15 July 2013

ど〜せ愛されてるもん。

心屋仁之助さんの講演会に「ぬっ」してきました

著書累計100万部突破記念講演会というのがあり、行って来ました〜♪
…などと軽く書いてますが、元々「無料」ということもあり確率1/2以下の抽選だったものが、座席の拡張がされてその枠は先着順という案内をご本人のブログで偶然見つけて、申し込んでみたら取れちゃったぜ、というラッキーな話。

しかも今日、くじ引き状態だった(?)座席引き換えで、前から6列目の席を当てちゃったぜ、という更にラッキーな話。初日に申し込んで抽選外れちゃった方とか、ごめんあそばせ状態(-ω-)

(会場の様子 ※写真およびブログ投稿OKの場面のものです。)

魔法の言葉

いやはや、しかしまぁ…

はぁぁぁぁ〜(←脱力感)

216個の「魔法の言葉」を会場全員(2,000人!)で listen and repeat(違)するってのがあったのですが。
途中から、何故か…うん、自分として引っかかるのも分かるっていうような言葉もあり、自分でも「え、何で?」って思うような言葉もありつつ、

止まらなくなってくる涙(TωT) オイテカナイデー!
…(/ω\)イヤン

一応言っておきますが、これあたしだけじゃないから!
両隣の方々もどっかしらのタイミングで泣き出してたし、きっと会場のほとんどがそうだった。

感情が動くものって

靜先生ご考案の「グルグル」を、こないだ大学生の TOEIC講座で初めてあたしもやってみたのですが、これもやっている中で感情が動く活動で。

何度も発音を直されて、なかなか「◯」をもらえない悔しさ。
だからこそ真剣に練習して、やっと「マル!」と判定された時に、思わず出る「ヤッター!」の声やガッツポーズ。

いいねぇ〜(^^)

「英語の学習」と「感情」が結びつくイメージって、そんなにないかも知れませんが、感情が動いたものの方が、後々まで残りますよ。(あたしが授業やテストで生徒を悔しがらせようとトラップを仕掛け続けるのも、この意図があるわけであって、性格が悪いわけでは…わけでは…)

人の振り見て

もうひとつ共通点を感じたのは、特に自分に向けられてるわけでもない言葉が、自然と響いてきて影響を受けるということ。

グルグルで周っていると、例えばある学生に「/v/しっかり!」と指導すると、その隣の学生の /v/の発音が良くなるなんてことがよく起こります。

マンツーマンレッスンの需要が高まっており、あたしもオンラインでは1対1ですが、同じ教室で学ぶメリットというのも絶対あると思うんですなぁ。
なので、あたしが教えていて指摘することの多い事項とかは、効率的に共有できるように工夫していきたいと考えています。現在準備中…こうご期待!

★Here is the Path to Wonderland☆

あたしの新・野望:
TDSのメディテレーニアンハーバーで、ゲストの歌う Disney songを
バージ(船)に乗ってグルグル指導する!



Sunday 14 July 2013

参院選に向けて(※注:出馬してません)

Electionは発音要注意!

まず、election: 「選挙」ですが、/l/で舌先をしっかり上の歯ぐきの裏につけて発音しましょう。

「次の選挙に興味があります。」のつもりで、
I'm interested in the next erection!
と言ってしまうと…

それって…「次の勃起に興味があります。」になってしまうので、

……とっても恥ずかしい思いをします(特に男性)。

包み紙だけ変えても

投票しないで文句だけ言うのは嫌なので、棄権はしないつもりですが、
今ある政党って何でしたっけ?←
何だか、もうなくなっちゃった政党名とか書いてしまいそうだ(-_-;

要はですねぇ、溶けてベタベタになった飴ちゃんを、包み紙だけ新しくしたって中身は美味しくならないでしょ。

とりあえず、二酸化炭素を撒き散らす選挙カーに乗って、二酸化炭素を吐き出しながら「エネルギー政策」とか語っちゃうのはやめてね。

個人的には、「政権とったらな〜んもしません!」とか言っちゃう心の余裕がある人に票をあげたいなぁ(笑)

社会を変えるのは

一方で、「誰か何とかしてくれ!」的に、「強い leader (readerじゃないよ)」を盲目的に求める有権者も私は嫌い。

自分で何とかしろ (−ω−)v

政治家が社会を変えるんじゃないです。
元々は1人の人間の頭の中のアイディアであった Facebookやらスマフォやらが、それこそ今や選挙のあり様さえ変えつつあるでしょ。

あたしの場合は

世界でやっていくのに good enoughな発音・英語力を身につけ、進学や就職・転職の際に日本と海外の学校、企業をフラットな状態で比較検討できる日本語ネイティヴの割合が一定にまで達したら、社会は間違いなく変わると思っています。

状況によっては躊躇なく海外に出る、その選択をするのに、少なくとも語学力の面で諦めてしまうような人を一人でも多く減らす。
…そんなつもりで授業やってます。





☆Here is the Path to Wonderland★

英語教育を、取り戻す。

※注:出馬してません

Friday 12 July 2013

いいもんみっけ!

AutoAlignというフリーソフト

Global Voicesで活動している中で、「英文」と「その日本語訳」のデータが手元に集まってきているわけなのですが、2つのファイルを一瞬で対訳形式に変換してくれるフリーソフトを見つけました(^_^)v

これで英語音読修練の教材作成が「超」ラクに!

一覧性は大切!

英語学習者のみなさんも、「英文」と「その日本語訳」が揃ったテキストは何かしらお持ちではないかと思います。ただ、それを相互参照するのに、本であればページを移動したり、ウェブ教材であればブラウザを移動したり…というのは案外めんどくさかったりします。

そして、めんどくさいことは続かないのが人間の性というものです。
同じ画面でいっぺんに見られるメリットって、地味なようで大きなものがあります!

テキストファイル形式の英語と日本語のデータがあれば、ご自身でも上のような対訳が簡単に作れますので、フリーソフトですし利用してみるのも手かと思います。
(ちなみに、たまに手入力でこういった表を作成して英語を「勉強」しているという方も見かけますが、それは「作業」をすることで勉強した気になってしまうのでは?という懸念がありますので、個人的にはあんまりお勧めできません…)

英語を身につけるためには

意味の分かった英文を「何度も繰り返し」読む(音読&黙読)

という訓練を重ねるのがとても重要です!!

例えば1回解いた問題集。解いて、答え合わせして、それで終わりにしていませんか?
MOTTAINAI!!!!!

むしろ、そこからが本当の英語学習です。
正しい英文を、「自分の口から自然に出てくるようになるまで」何度も音読しましょう!
1回読んだ文章は、2回目にはより速く読めるように、3回目にはもっと速く読めるように…(以下、自己ベストで安定するまで繰り返し)何度も読みましょう!

☆Here is the Path to Wonderland★

1つの教材を使い倒せ!

…その方がエコだし、何より安上がりだし(笑)



Monday 8 July 2013

GV日本語 翻訳担当記事「日本:コーヒーアートは3次元へ」

Global Voices日本語にて、以下の記事の翻訳を担当しました!:

日本:コーヒーアートは3次元へ

(原文: Ayako Yokota, 翻訳: Hirohito Kanazawa, 校正: Sadako Jin
※英文記事はこちら

この記事、世界的に人気なようで、いろんな言語に翻訳されていますね♪
ほのぼのとした、泡のカフェにゃんこ(^・ω・^)
写真を見て、「これを訳すならあたしでしょ!」と思った(笑)

☆Here is the Path to Wonderland★

この記事、英日で読み比べながら英語を身につけませんか?
 ⇒「英語音読修練
「修練」とか言っときながら、ほのぼの題材(笑)
ほのぼの題材ながら、徹底指導!


Friday 5 July 2013

"one of his/her~"はlinkingの練習にいいねぇ

英語の発音・リスニングにおいて大切なポイントの1つとして Linkingというものがあります。
英語では、短めの文や意味のまとまりのあるフレーズは、単語と単語の間がつながって1つの単語であるかのように発音されます。
ここで特に注意が必要となるのは、「語末の子音+語頭の母音」が連結するときで、場合によっては全く別な単語に聞こえてしまうこともあります。
また、「語頭のhは落ちやすい」という特徴があるので、

in her room → in her room → inner room? (奥の部屋?)

というように、音としては in her room inner roomも同じように聞こえるのです。(実際には、roomは可算名詞なので an inner roomのようになり、文中での区別は可能です。)

で。今日のレッスンで、"an apple and an orange"とか "a relative of mine"といったものを練習していただいていた流れで、別な練習用フレーズが何かないかな~?と探していたら:

OO is one of his/her XXs. (OOとXXにはそれぞれ名詞が入る)

いいねぇ~^^

ポイントは、one+of =|wʌnəv|  ・ of his/herは語頭のhが落ちて |əvɪz / əvə(r)|のようになるところです。

例題)
  Steve is one of his classmates. | ˈstiːv ɪz wʌn əv ɪz ˈklæˌsmeɪts |
  Bob is one of her colleagues.  | bɒb ɪz wʌn əv ə ˈkɒliːɡz |

★Here is the Path to Wonderland☆

その場の思いつきで、オーダーメイドの練習メニューをご提供できるのも、膨大な英語表現のストックを持ち、頭の回転が速いあたしのレッスンならではよね(-ω-`)フフン

レッスンリクエストお待ちしてます!一緒にレッスンを創りあげていきましょう♪



Thursday 4 July 2013

Never Give Up (Without Taking my Lessons)!

オンライン英語授業のレッスンフィー

お蔭様で(ほんとに継続受講してくださっている生徒さんのおかげなのです)Worldtalkのガイド(講師)ランクというものが1段階アガりました(・ω・)/
結果的にはレッスン受講に必要なチケット・ポイント数が増えましたので、受講のための心理的バリアとなっている面もあるかとは思います。

また Cafetalkの方でも、あたしのレッスン受講に必要なポイント数は、「平均的」な価格設定と比べると若干お高め設定ではあります。

でも、【レッスンスタイル】の最初に書いておきましたが:

今の英語力がたとえABCレベルだとしても、いずれは TOEIC 900レベル,英語を自在に操って人生を楽しみたい!という想いを持った人にオススメ。

なのです。

  • 私がTOEIC 900以上だなんて…
  • 英語できるようになりたいけど、今まで何回も挫折してきたし…
  • 受講してみたいけど、金額的にキツいし…
  • 「レッスン可能時間」が私の予定と合わないし…
などと、画面の前で思っている人たち。

勝手にあきらめんなー!!

特定の分野で結果を出す人のメンタリティー

あたしの英語力が伸びた理由の一番根底にあるメンタリティーは、
できないわけがない
と思い続けてきたことにあると思います。
できないわけがない」で挑戦してきました。
そして、そう思う根拠は「特にない」んです、これが。
そして、英検1級はあと9点で落ちたり、TOEICも満点を取りに行ったという意味では985は不満が残るし、仏検に至っては、面接で1点足りなくて落ちたこともあります(-ω-;

それでも、「あ~今回は目標達成できなかったなぁ」と思うのみです。
できなかった」ことはあるけど、「できない」ことはないと思ってます。

そういう「根拠のない自信」を身につけていただくのが、レッスンの第一歩かも?
ということで、まずレッスン予約してみればいいんです。時間が合わないと思ったら、メッセージを送ってくださればいいんです。

☆Here is the Path to Wonderland★

1歩踏み出せば、動き出す。

実際:

  • Cafetalkで一度レッスンをご受講いただいた生徒さんは、今のところ100%リピーターになってくださっています。
  • クーポンの発行やレッスン内容についてお問合せくださった方には、費用・内容ともに工夫をさせていただいています。
  • Cafetalkで初めてレッスンをご予約いただいた方は、毎回レッスン50%offの権利を勝ち取っています。


Saturday 29 June 2013

今日の良かったこと

授業開始同時小テストで、R/Lの聞き分け問題を「はい始めるよー!」と宣言した瞬間に、パッと顔が上がってあたしの口元に集中する視線!

いいねぇ〜(^^)

これが全員揃ったら、なおさら快感だろうな。

☆Here is the Path to Wonderland★
あたしの発音を聴いて、見て、盗め!


Saturday 22 June 2013

GV翻訳チェック記事更新!

Global Voices日本語の翻訳チェック担当記事のご紹介です:

1. モンサント保護法成立に拒否権を促すアメリカ食品安全団体

(原文:Joey Ayob 翻訳:Hidenobu Okawa)
遺伝子組み換え種子に関する問題についての記事です。

英検1級の問題集だったかと思いますが、「そもそも植物自体、子孫を確実に残していくために遺伝子は組み変わっていくのだから、『遺伝子組み換え食品』といっても、それだけ取り上げて気にすることはない」という趣旨の英文を読んだことはあります。

とはいえ、「自然界のルールの中で起こる遺伝子情報の変化」と「人間が自らの欲望のために意図的に改変した遺伝子情報の変化」を同列に論じるのは無理があるかな?という気がします。

2. 日本:警察庁が匿名化システム(Tor)を警戒

(原文:Keiko Tanaka 翻訳:Ilya Maeda)
ネット上の匿名性を、どこまで保護し、どこまで規制するか?という話題。

お国サマの英語科教育(英語モドキ教育)に対して、実名だしているブログで批判の声をあげておいて(今のところ)逮捕されていない、というのは、ある意味では幸せな状況に生きているわけで。そんな声をあげるにあげられない国や地域があるんだもんなぁ。

※ページ右側の「GV日本語:翻訳/翻訳チェック担当記事まとめ」に、あたしの翻訳担当記事やチェック担当記事をまとめています。最近はチェック活動が中心になっていますが、ただ今翻訳中の記事もありますので、次の更新もお楽しみに♪




Wednesday 19 June 2013

経験がモノを、言わねぇんじゃないかなぁ?

あたしの英語指導経験は短い。

なので、経験値といった部分でのアピールポイントは現状ほとんどありません。
「学生時代に塾講師・家庭教師アルバイト」というものもしたことがないもので。
(大学生のころは、「通勤しなくていい」と思って大学生協でアルバイトをしていました。そして今、「通勤しなくていい」と思ってオンライン英語レッスンをやっているという…成長のないあたし(笑))

「講師経験20年以上!」 とか書いてあるプロフィールを見ると、年齢が違うので張り合いようもないのですが、宣伝要素があっていいなぁと思うこともあります。
「教わる」ならベテランの方が良い、と思う心理もなんとなくわかりますし。

経験がモノを言う仕事か?

もちろん、20年なら20年、試行錯誤を繰り返し、沢山の失敗も重ねながら、自分なりのメソッドを作り上げ、多くの生徒の英語力を伸ばしてきたベテラン先生というのは素晴らしいと思います。

ですがこの業界、一般に思われているほどには「経験がモノを言う」こともないのではないか?と思っています。

20年間 Teaching Manualや F***in' 指導要領に忠実な授業をこなし、生徒の安眠のために心を砕き、生徒が自主的な退屈しのぎの方法を確立していく手助けをしてこられたエライ先生共も、「20年の経験」は持っていらっしゃるんだもんな。

生徒の力を伸ばしている実感

あたしとしては、授業のテンポとかリズム、技術的な部分に改善点はありまくりです。
ですが、継続受講をしてくだされば、絶対に真の英語力を伸ばせる自信を持ってやっています。根拠は…何だろうね?(←おい)

ご受講いただければ、わかるんじゃないでしょうか(笑)

★Here is the Path to Wonderland☆

誰だって、老人にはなれる、けどさ。