Monday, 31 December 2012

英単語を完全理解する:responsible

単語を覚える」ことに関しては、語学学習の中で(あたしも含め)多くの人が苦労していると思います。
またどのレベルまで行けば「覚えた」ことになるのか?についても実は曖昧なところがあり、
さながら「ゴールが見えないまま延々と走らされる」ような、挫折の原因にすらなる部分です。 

単語学習の細かい議論自体には深入りしませんが、 個人的には、言いたいことを伝えるために「使える」ようになることが単語学習の最終的な目標だと思いますし、これは大体同意を得られるのではないかな?と思っています。

そこで今回は、「使える」ようになるための単語の覚え方のヒントの1つをご紹介します。  


例) responsible | rɪˈspɒnsəbl̩ | : 「(人が)~に責任のある」 
この responsible という単語、おおざっぱに言えば、
respond「~に答える」+ -ible「~できる」 という成り立ちでできています。 
(メールの返信に "re" って付きますが、返信は相手のメールに対して「答えて」いますよね。)

 Q1. なぜ「答える」+「できる」で「責任のある」って意味になるの?

 責任のある人(例えば社長とか)のことを考えてみてください。
 ○○社の商品に欠陥が見つかった、といったニュースが流れるとき、その会社の社長が記者会見をして頭を下げている場面が映ったりしますが、
「責任のある」人は、何か問題が起こったときに、相手に対して答える義務を持っていますよね。
 逆に言えば、相手からの疑問や要望、クレームなどに「答えることができる」から、責任を与えられているわけです。
 このように、長い単語は多くの場合、より小さいパーツに分解できるので、
頭を使って意味の足し算をしてみると、1つ1つを丸暗記するよりもずっと楽になります。

 Q2. 単語の「用法」はどうやって覚えればいいの?

 responsibleはrespondから派生しているので、respondが必要とする文の要素がresponsibleにも引き継がれます。
 具体的に言うと、「答える」行為は、人(個人または集団)が人に対して行うものです。
このことを反映したのが、 "S is responsible to〈人〉"
 の用法で、「S(人)が〈人〉に答える」→「Sが〈人〉に対して責任を負う
という意味になります。
 また、「答える」という行為が起こる前には、何らかのアクションが必ずあり、それに対する反応がresponseです。
したがって、 "S is responsible for -ing"
という形で、「S(人)が行為 <-ing> に対して答える」→「Sが~することに責任がある
という意味になります。
以上のように、動詞から派生した語を使いこなすには、
その動詞の表す行為に必要な要素を考える
ことがポイントになります。

下のBBCニュースで、安倍政権が "responsible energy policy"  (日本語では、「責任あるエネルギー政策」)を進めるとありますが、
Japan PM praises Fukushima work:
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20865268
上で見た通りresponsibleは respond「~に答える」+ -ible「~できる」なのに、もし今度どこかの原発で事故が起きたら、安倍さんは「答えることができる」んでしょうかねぇ?
そもそも、「誰に対して」答えるつもりのenergy policy なのでしょうか…
(-ω-?)

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Monday, 24 December 2012

トナカイさんのお鼻はなぜ真っ赤なのか?

そろそろ赤鼻のトナカイさんもウォーミングアップを始めている頃かと思いますが、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

さて、そのサンタクロースの口車にのせられて良いように使われるトナカイさん、なぜ鼻が「」なのか?ってところにも、
ことばの法則が働いているのです。

暗い夜道を照らす都合だけなら、金や銀の鼻のトナカイさんの方が(もしいるとしたら)重宝されそうな気もしますが、「赤鼻の」トナカイさんがクリスマスに起用されるようになったのにはちゃんと理由があります。

その理由となる英語の法則は "alliteration" といいます。
これは日本語では「頭韻」といって、2つ以上の単語の語頭の発音を一致
させてリズムを整える技法です。

英語の alliteration の例には事欠くことがなく、以下の有名キャラクターの名前はすべて語頭の発音が揃っています:
  • Mickey Mouse ミッキーマウス
  • Minnie Mouse ミニーマウス
  • Donald Duck ドナルドダック
  • Daisy Duck デイジーダック
  • Peter Pan ピーターパン
次に見られるような英語のことわざにも alliteration が使われています:
  • as busy as a bee(ハチのように忙しい→非常に忙しい)
  • as cool as a cucumber(キュウリのように冷たい→落ち着いた)
  • Practice what you preach.(日頃唱えていることを実行せよ。)
  • Look before you leap.(跳ぶ前に見ろ→転ばぬ先の杖)
話をトナカイさんに戻しますと、トナカイは英語で "reindeer" |ˈreɪndɪə | といいます。そして赤は当然 "red" です。

そうです!サンタクロースのソリを引くのがトナカイ (reindeer) である以上、alliteration の法則によって選ばれるのは、gold-nosed でも silver-nosed でもなく、the Red-Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)なんです!

その赤鼻のトナカイさん、ちゃんと名前があります。
その名は Rudolph |ˈruːdɔlf | ここでも alliteration が使われていますね。
「赤鼻のトナカイ」の原題は "Rudolph the Red-Nosed Reindeer"
クリスマスイブの夜に深夜労働をさせられるトナカイRudolph君の運命は、
ことばの法則 alliteration によって定められていたのですね…
プレゼントを開けるときは、サンタクロースを支えるRudolph君にも感謝です。

☆Here is the path to Wonderland★

"Rudolph the Red-Nosed Reindeer": 
/r/ の発音とリズム(●・ ・ ● ●  ●・)に注意して、言えるように練習してみてください。

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Saturday, 15 December 2012

マナカナのハモり

双子のタレントとして有名な、「マナカナ」こと三倉茉奈・佳奈さん。
最近は、それぞれ単独での活動もされているようですが、
この二人は「ハモる」:同時に同じことを言う双子として有名です。
もちろん、双子ならではのシンクロという部分もあるのでしょうが、
以前さんまさんの番組で、二人がハモる秘密についての話がありました。

さんまさんのやりかたというのは、
「今いくつになったん?」などと、
二人の答えが絶対に一緒になる(「25です。」など)質問を投げかける
というものでした。

で。
英語発音ランキングで(!)見つけたこちらのブログ にて、
正確な発音を目指す弊害として 「th の音がうまく出来なくていつも注意されるから、thirsty とかの単語をレッスンでできるだけ使わないようにしている」人がいる、ということが書かれていました。(その後は、文脈があるだとかなんだとか、巷に流布する逃げ口上がつらつらと…)

しかし、あたしの意見としては、
「thの発音ができないからthの音を含む単語を避ける」状況を
見逃す教師の方が能力が低いと思います。

生徒のthの発音が悪いことがわかっているのなら、
上のさんまさんのトークの工夫のように、
相手がthを含む単語を否応なしに使わざるを得ない方向に話を持っていき、
(What do you think? だけでも I think... を引き出せる可能性はあるでしょう)
都度つど注意を促すのが「教える」ということじゃないんですかね。

当然、教師の英語力として、フリートークで話していてもターゲットとなる部分に誘導できる力は必須です。

明石家さんまさんは、番組を面白くするプロ。
英語教師は、生徒の英語力を伸ばすプロ。
プロとして必要な技術を学んで鍛えていかなければですねo(^・ω・^)o

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Monday, 10 December 2012

Global Voices翻訳チェック記事3

以下の記事の翻訳チェックを担当しました。

水洗便所より:世界トイレの日@ハイチ « Global Voices 日本語
(翻訳担当:Aoyagiさん)
原文(英語)はこちら

世界トイレの日って(笑)なんぞそれwww
 …って気持ちで記事を開いてみたら、
思いがけず(?)大事なことに気づかせられる記事です。

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Saturday, 8 December 2012

再び宣伝とか

1. プチまな発音問題集【アクセント編】公開!

以前紹介した、プチまなというサイトで公開中の発音問題集
English  Pronunciation Quiz (Link: PC携帯
に【アクセント編】の問題集を追加しました。

Advantages:

  • 接辞 (-ion, -bleなど) を中心に、スペリングと発音の関係性を「正確に」解説しました。
  • 「カタカナ語」とは強勢の位置が異なる、日本人英語学習者にとって要注意の単語を集めました。
  • 解説に選択肢の単語の意味・強勢パターンを記載し、より学習しやすくしました。
上の "advantages" を「アドバンテージズ」と読んじゃったあなた、
ぜひ登録して正しい英語発音を身に着けてください!

※【アクセント編】の問題集・単語帳は「本格問題集利用登録(月額¥315)」が必要ですが、正しい発音を伴う単語力は一生モノ。お値段以上の価値を持つ作品を作った自信があります!


2. GV日本語 翻訳チェック記事公開!

以下の記事の翻訳チェックを担当しました:
英語版はこちら

少数言語であるウェールズ語を守り、ウェールズ語文化を発展させていこうとする芸術祭にまつわる記事です。

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Tuesday, 4 December 2012

アンチョラゲ

実際には、アメリカアラスカ州のAnchorage /ˈæŋkərɪdʒ/ なのですが…(here)
アメリカから通販をして、配達屋さんのtracking serviceを利用してたら、
はるばるここを通過してきたようです。

※ちなみに、荷物はtruck /trʌk/に積まれているでしょうが、track /træk/(追跡する)とは別の単語です。

で、英語を専門としているあたしでさえ、Anchorageというスペリングを見て
「アンチョラゲ」と読みたくなる(それが正しい発音だとは思わないですけどね^^;)
のだから、
一般の日本人英語学習者が、例えばfavoriteを「ファボリテ」って読んでしまうのは、ある意味自然なのかも?と思ってしまいました。

Twitterで見かける「ふぁぼる」って表現が、しばらく何の事だかわからなかったのですが、お気に入りという機能があるのを知って「favoる」だと気付いた時は衝撃でした…。

それだけ、[英単語のスペリング]→[ローマ字読み]→([正しい発音])という、
余計な1ステップが入り込んでいる(しかも、場合によっては最後までたどり着いていない)人が多いということ。
スペリングと発音の関係性をしっかり学習すれば、多くの場合、余計なローマ字読みは不要になります。
その関係性をちゃんとわかっていて指導できる教員に出会うことが、第一関門なのかもしれませんね…

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Saturday, 1 December 2012

Several Articles are Reverted to Draft

As I found that some attempted links to my Google Drive documents are not properly working, I reverted the articles containing such "dead links" to Draft.

I, as a writer, can jump to my document page and see the contents.
However, once I signed out Google Account and tried again, all I could see was Error 500 page.

For your convenience, I'm looking for the way with which you can easily reach my ことばのWonderland articles.

It may take some time, but I'll try my best to make this blog reader-friendly.
See you again soon!

PS,
"Error 500" turned out to be Google's temporal server error.
Now you can open the file and view it online .
Have fun at ことばのWonderland!

Friday, 30 November 2012

副音声で英語学習!

今日の夜はTVで「ホーム・アローン」があるはずなので、
そんなときに使えるゆる勉強法の記事をUPしておきます:

ことばのWonderland: 英語学習法←クリックで記事が見れます
(Google DriveのPDFファイル形式です)

※記事の内容に追加

日本が世界に誇る文化、「アニメ」も英語学習教材として
利用価値が高いものだと思います。

アニメタイトル(ローマ字or英語)+ English dub

で検索してみてください。
結構いろいろなアニメが英語版になっていることに驚きます。

個人的なおすすめはDeath Note,
最近あたしが見つけたのが「魔法少女まどか☆マギカ」です^^

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Saturday, 24 November 2012

ちょっと裏話

【プチまな】アクセント問題集を目下作成中

以前紹介しました、あたしがプチまなというサイトで作成した
センター英語第1問形式の発音問題集、


English Pronunciation Quiz


おかげさまで、利用回数もちょっとずつ x2 増えてきているようで。
ただ今、第2弾となります「アクセント編」を制作中です。


で。
問題作成にあたっては、アクセント編の方が格段に手間がかかります(>_<)
なぜかというと、選択肢として選ぶ単語の「音節数」を
4つとも合わせる必要があるから。

音節とは?

単語の中の母音を中心とした音のまとまり

…というように考えてください。

「母音中心」なので、音節を構成するまとまりは
  1. 母音のみ
  2. 子音が母音の前and/or後ろにつく
という可能性があります。

例えば camera という単語なら、

cam-, -er-, -a (/kǽm/, /ər/, /ə/) 

というように、母音を中心としたまとまりが「3つ」の「3音節語」です。

スペリングのどの文字の部分で音節が切れるのか?については
非常に専門的なことなので、学習者が知らなければならない情報では
ありませんが(あたしも辞書を見なければわかりません)、

単語の音節数は英語学習者のみなさんも意識してください

カタカナ英語が通じないのは、「単語の中に勝手に余計な母音を入れて
音節数を増やしてしまっている」ということに原因があります。
また、「余分な母音が入った状態」のカタカナ発音で単語を覚えていると、
リスニングにも悪い影響を及ぼします。

音節について詳しい解説をすると長くなるので、

「音節を体で意識する発音練習法」

については別の機会に改めて解説します。
お楽しみに♪

Tuesday, 20 November 2012

注目記事ランキング1位

前回の記事が、にほんブログ村の「英語発音注目記事」で1位だそうです。
見に来てくださった皆さま、ありがとございます(^・ω・^)

Global Voices 日本語へは、サイドバーの【LINKS】からも行けますので、
あたしの翻訳記事・チェック記事にかかわらず、いろいろ面白い記事を
探してみてくださいね~♪

今度あたしは World Toilet Day 記事の翻訳チェックを担当する予定です。
Coming soon!

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Friday, 16 November 2012

Global Voices翻訳チェック記事2

こちらの記事の翻訳チェックを担当しました。

【記事タイトル】
スペイン:食品没収、どこよりも必要な場所へ(翻訳:Murataさん)

英文ver.はこちら:
http://globalvoicesonline.org/2012/08/11/spain-expropriation-of-food-for-the-most-needy/


震災の後でも、スーパーやコンビニで秩序正しく並ぶ日本人の姿っていうのは、
海外でのこういった事件のニュースを見ると、際立って感じられます。

ただ、(ゴルディーヨ氏らの起こした行動に賛意を示すことはできませんが)
なんとしても生き延びようとする強い意志というのは伝わってくる事件です。

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Friday, 9 November 2012

にょほう♪

前回の記事で紹介したケータイアプリ、English Pronunciation Quiz について、プチまな事務局からメールが届きました(赤字は筆者):

*****
★ご案内事項★

1.スタンダード設定について

コンテンツの内容をご確認させていただいたところ、
大変プチまなの学習メリットをご活用いただいた魅力的なコンテン
だと思いまして、「自習用プラン」からぜひ「スタンダードプラン」を無料で提供させていただければと考えました。
*****

そうだろう、そうだろう (^_^)

「スタンダードプラン」への変更は、問い合わせしようと思ってたんですが、
それより先に変更してくださってました。ありがたいことです。

あと、

*****
2.構成について

最初のアクセスからできるだけ継続利用して、本格利用に結びつけるために[...]「無料問題集の公開日設定」をされることをおすすめしております。
*****

とのことで、単語集のほうは「200語」を分割するようなマイナーチェンジは今後行う予定です。(内容は変わりません)

まだまだスタート地点。これから『アクセント編』なども作って充実させていきますo(^・ω・^)o
乞うご期待!!

Thursday, 8 November 2012

あれこれ宣伝とか

1. Amazon Associateはじめました。

サイドバーでくるくるしているやつです。
英語学習に役立つ・ことばの面白さがわかる本として、あたしが読んでいて、
また記事を書く際の参考にもしているものをチョイスしました。

2. ケータイアプリはじめました。

「プチまな」というサイトでオンライン問題集を作りました。
センター試験の第1問形式の発音問題&全選択肢の単語を載せた単語集です。
今後もアクセント問題など、コンテンツ追加予定。

選択肢の単語は、本気で選びました。
センター試験でも狙われやすく、
一般的にも間違った発音で覚えてしまいやすい単語たちです。
日本人の急所をことごとく突くような、ある意味「イヤラシイ」問題かも…(笑)
それだけに、覚えたら絶対に発音力がレベルアップします。
是非お試しあれ(^・ω・^)アレアレ

3. 翻訳記事UPしました。

Global Voicesに、あたしが翻訳した新しい記事を公開しました。
日本各地でも注目を浴びる原発問題。
「市民の声」を抑圧するようなことは、あってはならないと思います。

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Tuesday, 6 November 2012

Global Voices翻訳チェック記事

こちらの記事の翻訳チェック(Hashimotoさんの訳文の確認・校正)を担当しました:

エジプト:治安部隊が伝統ある書店街を破壊

原文(英語)はこちらから:

http://globalvoicesonline.org/2012/09/07/egypt-security-forces-destroy-alexandrias-historic-book-market/

横の【LINKS】にGlobal Voices(日本語)のリンクも貼っておきます。
主要メディアに載らないような「市民の声」・日本ではあまり報道されることのない国のニュースが記事になっていて面白いので、ぜひチェックしてみてください
(・ω・)/

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Wednesday, 31 October 2012

★Happy Halloween★

Halloween の発音は | ˌhæ.lə.ˈwiːn | なので、

ロウィン」

ではなく

ハロウィー

の方が正確なんですよね。

(とはいっても、stress shift が起こって「ロウィン」のように実際聞こえることも結構ありますが…)


あとは Trick or treat のリズムも気になるところです。

Trick or treat
  ●  ・  

同じリズムになるフレーズを挙げていくと、

Boys and girls.  Not at all.  That's too bad.  Keep in touch. Love is blind.
などです。

コツとしては、
①trick / treat の語頭の tr を「トリ」にしない。
②or は弱形 →「オア」じゃない!
全体的には「チュリッ カ チュリー(ト)」みたいに聞こえます。

それでは、素敵な Halloween night を★

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Sunday, 28 October 2012

自由なオトナヘ その2

本日は、カタカナで「ジ」・「ジー」となる語の英語式発音の注意点について

こちらのCMで「ジーユーなニットワンピ」って表現が出てきていますが。 英語発音上のポイントとして有用なところは、 日本語の「ジー」(または「ジ」)に対応する英語のスペリングは g (あるいは j ) だということです。


発音注意の単語たち


そのことを踏まえると、カタカナ読みが「ジ」・「ジー」で、スペリングが z または s の英単語が発音要注意の単語ということになります:
ex.) easy, magazine, music, positive, fantasy, crazy, Aussie, etc.
上に挙げた例は、すべて「イージー」・「マガジン」・「ミュージック」などとカタカナ語になっているものですが、これらを英語として発音するときには、普段の「日本語の『ジ』・『ジー』」では間違いになるのです。


日本語ザ行の二重構造


この「ジ」・「ジー」の発音に注意が必要となる原因は、日本語の「ザ行」が以下に示すような二重構造を取っていることです。
日本語「ザ行」:za, ji, zu, ze, zo
ズィ・ズ・ゼ・ゾ」→ za, zi, zu, ze, zo 
ジャ・ジ・ジュジェジョ」→ ja, ji, ju, je, jo
つまり、日本語の「ジ」は、厳密に言えば「ジャ行」音なのですね。
上で「発音注意の単語たち」として挙げた単語の s または z の部分は、日本語では使わない「ズィ」という音で発音しなければならないため、注意が必要なのです。


「ジ」と「ズィ」の違い


g.u.のCMの「ジーユー」というフレーズを言ってみてください。
「ジー」を発音する際、母音部分の「イ―」は息が続く限りどこまでも伸ばすことができますが、子音の「ジ」/dʒ/ の部分は【舌先が歯茎に1回ついてから離れる】という動きが必要なため、伸ばすことができません。
一方、「ズィ」の子音部分の /z/ は、【舌先を歯茎に近づけて動かさない】状態で狭い隙間から息を出して発音するので、息が続く限りずっと eassssssssssssssy, magazzzzzzzzzzzzzzine などと伸ばすことができます。


まとめ ☆Here is the Path to Wonderland☆


カタカナ語で「ジ」・「ジー」となる英単語は、
スペリングが g, j なら /dʒ/ ・ s, z なら /z/ の発音!
ジーユーに切り替えられるようにしましょう(・ω・)/

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Friday, 26 October 2012

自由なオトナへ

g.u.という服屋さんが「自由なオトナへ」というキャッチコピーでCMを流していますね。
g.uと「自由」をかけているのでしょうが、これはなかなか上手いことやってくれたな、と思っています。

ポイントは2つ:

  • g の読み方の法則
  • カタカナで「ジ」・「ジー」となる語の英語式発音に注意


本日は「g の読み方の法則」について。

gの部分の読み方に注意して、以下に挙げる単語を読んでみてください。

gin (酒のジン), ginger (ショウガ), gym (体育館), age (年齢)
gun (銃), game (試合), gold (金), grape (ぶどう), flag (旗)

gの読み方に2種類の可能性があることと、その読み方の法則性が見えたでしょうか?
例に挙げた単語のうち、
上の列:gin /ɪn/, ginger /ɪnə/, gym /ɪm/, age /eɪ
→ /dʒ/(ジ)の発音
下の列:gun /ɡʌn/, game /ɡeɪm/, gold /ɡəʊld/, grape /ɡreɪp/, flag /flæɡ/
→ /ɡ/(グ)の発音

この2つの読み方は、単語のスペリングから予測することができます。
gの次の文字に注目してください:
gin, ginger,  gym,  age 
gugame gold grape flag  

いかがでしょうか。本日のまとめはこちらです:


★Here is the path to Wonderland☆

e, i, y の前の g → //(ジ)の発音(※g単独でも/dʒiː/)
上記以外の g → /ɡ/(グ)の発音

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Wednesday, 24 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))その2

前回の記事では、学習者は「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」と思うかもしれませんが、マスターすれば英語学習に必ず役立ちますよ~という趣旨で書きました。

今回の「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」は、英語を教える側からの悲鳴です。
世の中の学校等で、発音記号が体系的に扱われることが少ない一因となっているのは、「発音記号の入力・表示問題」なのではないかと思います。
教材に発音記号を載せようと思うと、ワザを持っていないと続けられない状況があるのです。。。

発音記号の入力について

後で変換ツールを紹介しますが、それを知るまでは「発音記号の入力」といえば、「記号と特殊文字」から1つずつ目的の記号を捜しては挿入…という、とてもメンドクサイ作業をしていました。また、普段使うような英文フォント(Centuryなど)では発音記号を網羅できず、全角・半角が入り乱れたミニクイ教材になってしまうことも。

そんなわけで、発音記号の入力を簡単にするツールというものを、ネットで探しまわりました。
現在は PhoTransEdit という変換ツールを使っています。
発音記号の表記ルールが英英辞典に近いところで、最初に慣れは必要ですが、

  • British (RP) / American (GA) 発音が切り替えられる。
  • 5種類のフォントに対応しているので、教材作りに使っているソフトでも文字化けしにくい。
  • 変換の精度が高い。
というメリットがあって、重宝しています。

発音記号の表示について

こっちは、今も困ることが多い部分です。オンライン教材を作ろうと思っても、発音記号がブラウザで表示できない・文字化けしてしまうということが多く、発音記号を含んだ教材は作りづらい状況が続いています。

それでも、デジ化を駆使すれば不可能ではないということは、近日証明したいと思います。

本日のまとめ☆Here is the path to Wonderland★

英語教師が発音記号を扱おうとするときには工夫が必要。
でも工夫すれば発音記号を取り入れた教材作成は可能なのだから、
手間を理由に逃げないようにしましょう!

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Sunday, 21 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))

発音記号…英語学習の中でどのように扱うかということについては、様々な意見がありますが、

個人的には、覚えた方がいいと思います。

発音記号というのは「フリガナ」のようなもので、日本語を学習する外国人が漢字を覚えるときにフリガナがあった方が便利だろう、というのと同じことで、

日本人英語学習者にとっても発音記号は知っていた方が便利なのです。

(余談:単語の発音記号を辞書を見ずに書いたりすると、「何で書けんの~?」なんて反応をされますが、慣れてしまえば&自分で正しい発音ができていれば、ひらがなやカタカナを書いているのと同じようなことなので、全然すごくありません。)

例:heart の「アー」と hurt の「アー」では発音が違うということを覚えるとして

ありがちなパターン:

電子辞書の発音機能でとりあえず聞いてみる→う~ん、違うような違わないような…→あれ?結局どっちがどっちの発音だっけ?→(数日後)そもそもこの単語、発音違うんだっけ?忘れた…

なので、あたしなら次のようにします:

  • heart は /hɑː(r)t/ ・ hurt は /həː(r)t/ で「フリガナが違う」のだから、「発音の仕方も当然違う」と意識に刻み込む。
  • それぞれの発音の仕方を確認する:
/ɑː(r)/ → 口を最大限(指先3本分くらい)に開けてのどの奥から「アー」
/əː(r)/ → 全く気合いを入れずに、口をだら~んとあけて「ウー」に近い「アー」

  • ここまで確認してはじめて、heart と hurt のネイティヴ発音を聴いてみる。
  • 自分で口の開き具合を意識しながら、それぞれ10回ずつくらい発音してみる。
発音記号を覚えることの最大の強みは、「/ɑː(r)/の音」といえば「口を大きくあける『アー』」・「/əː(r)/の音」といえば「口だら~んの『アー』とも『ウー」ともつかない音」…といったように、

頭の中に正確な発音イメージが浮かぶようになる

というところにあります。

まとめ:☆Here is the path to Wonderland★

発音記号をマスターして、頭の中に正確な発音イメージを作ろう!

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Wednesday, 17 October 2012

「学習アドバイス」が役に立たない理由

情報社会の昨今。本屋さんをのぞいても、ネットを開いても、「英語力のつけ方・伸ばし方」のような「学習アドバイス」を目にする機会には事欠きません。

しかし、そこで推奨されている方法を「なるほど、そういうもんか。」と思って始めてみても、どうもしっくりこなくて結局続かない…なんて経験は珍しくないのではないでしょうか?

巷の「学習アドバイス」が得てして役に立たない理由、それは自身の learning styles を無視して、他人のやり方を取り入れようとしているところに一因があるのではないかと思います。


Learning styles には、例えば以下のようなものがあります:

  • Analytical learners like rules and explanations.【分析的】
  • Physical learners learn by doing, trying things out.【身体的】
  • Visual learners prefer lots of pictures and charts.【視覚的】
  • Auditory learners learn best by listening, not just reading.【聴覚的】
  • Interpersonal leaner learn best with other people.【対人的】
  • Individual learner prefer to learn alone.【個人的】
「どれに当てはまるか」というより、「どの要素がどのくらい強いか」という視点で、自己分析してみると良いでしょう。

自分の learning styles がどのようなものか、ということを考えずに、ただ「人まね」をしようとしても、偶然その人の style が自分とあっていれば上手くいくかもしれませんが、安定した結果を出すことは難しいと思います。
もちろん、英語を身につけた人のやり方を参考にしてみることは、学習の助けにはなるでしょう。
ですが、自分を知り、自分に一番合ったやり方を確立することが結局大事なのだと思います。

また、「自分の style はこうだ」というものを見つけると同時に、多彩な学習方法を取り入れられる柔軟性を持つことも有効です。例えばあたし個人的には、【Analytical Auditory Individual】の要素が強いのですが、TOEIC (R) 受験の際には、学部時代からの友人と同時に受け、点数を競い合うことでモチベーションUPにつなげました(Interpersonal的な学習法)。


その友人のホームページがこちら:
英語高地トレーニング
英語教育研究に基づいた、ウチとはまた違った角度からの、英語学習に役立つ情報が載せられています(^・ω・^)b

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Friday, 12 October 2012

テーパードジーンズ

昨日の記事(ABCが言えますか?)に関連して、
某洋服店のチラシに書いてあった「テーパードジーンズ」という表記について。

英語で書くと "tapered jeans" となり、
「裾に向かって細くなっていく加工がされたジーンズ」のことをいいます。
(taper: [動] <物の端> を次第に細くする【ジ英和】)

では本題となる発音に関する部分なのですが、
ことばのWonderland: ABCが言えますか?の中でも書いたように、

英語には「エー」と伸ばす発音はない

ので、実際には「テイパード」ジーンズの方が、正しい英語の発音に近い表記になります。


日本語の表記上、「テイパード」としたところで問題が生ずるわけでもないのに、
どうして「テー」と伸ばしてしまったのだか…?

社内英語公用語化するなら、こういったところにも気を配ってほしいなぁ…

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Thursday, 11 October 2012

ABCが言えますか?

決してバカにして言っているのではありません。

公共広告機構のCMの最後の "AC" を発音してもらうだけで、
その人の英語力がある程度予測できてしまうのです。
詳しくは下のリンク記事より♪

ことばのWonderland:
Rabbit hole

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Tuesday, 9 October 2012

青い目の大きな猫を飼っている宇宙人

ことばの本質として、最も基本で最も重要な、

ことばは「まとまり」を作る

ということについて説明した記事です。

ことばのWonderland:
Rabbit hole 


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Sunday, 7 October 2012

Global Voices翻訳記事

こちらの記事の翻訳を担当しました:

香港:レディー・ガガ、「若者の堕落を助長」と非難される

原文 (English) はこちら

今後も翻訳記事を公開したらお知らせします☆

グローバル・ボイス日本語 - The world is talking, are you listening?

発音, Pronunciation について

発音への意識を高める。

発音は「おもてなしの心」

日本の「おもてなし文化」には、外国人を惹きつける魅力があると思います。

でも、こと英語の発音の話になると、巷には「LとRを間違えても文脈があるから」とか、「世界中いろんな英語の方言があるのだから、日本人は日本人英語で自信を持って話せばいい」とか、 一方的に会話の相手に負担を強いて気にしないような言説がまかり通っています。

「ことばを口に出す」ことによって相手に伝わるメッセージは、その単語や文の意味だけではありません。

EU圏のホテルなどでは、ゲストに対して例えば、
"Bonjour, how can I help you?"
といったような声をかけるのが、新たなサービスのトレンドとなっているそうです。

これは、「こんにちは、いらっしゃいませ。」とあいさつをしているのと同時に、
「私はフランス語と英語を話すことができます。」
というメッセージを相手に伝えているのです。

では、ヘタクソな日本人英語発音を直さなくていいという人は、どんなメッセージを伝えていることになるでしょうか?
大げさな言い方になりますが、
「私はあなたにキモチを分かってもらう努力を放棄しています。」
と言っているようなもんじゃないか、と、あたしは思います。いわば横暴発音。

おもてなしの心を、英語の発音にも。
発音を良くしようとする努力は、相手への思いやり。

だから…

前置きが長くなりましたが、このラベルを付けた記事では、日常で見聞きした「間違った英語発音」をとりあげて、ツッコミを入れていきます。

なんでわざわざそんな揚げ足取りのようなことをしようかというと、「この発音おかしいぞ、カッコ悪いぞ」と気づける人が少しずつでも増えていくことが、横暴発音を減らしていく力になると考えているからです。

そして、まずは横暴発音を聴き分けられる耳を持った人から始めなきゃいけない。

そんな趣旨でやろうと思います。ヨロヨロm(_ _)mシクシク(V)o¥o(V)

Saturday, 6 October 2012

ことばのWonderland 執筆10ヶ条

以下のようなスタンスで書いています、ということを載せておきます。
どちらかというと自分が趣旨を見失わないために(^・ω・^)

  1. ポイントを絞る
  2. 論より例文
  3. 著作権を守る―引用は引用
  4. 例文は実際に使われているものを出す
  5. ダメを出さず、対案を出す
  6. 「わかりやすさ」のために不正確な説明に逃げない
  7. デジ化の強みを生かす
  8. 読みやすい文章を目指す
  9. 自分が書いていて楽しいことが大事
  10. 早く寝る

Introduction

ことばのみかた へ ようこそ!

Welcome to Kotoba-no-Mikata!

このブログについて

  • 「ことばの見方」
ことばの姿・ことばの本質を、さまざまな視点からちょこちょこ紹介していきます。物理的には単なる「音」でしかない【ことば】が、「意味」をまとって【こころ】に届くまでの仕組みに興味を持っていただければ幸いです。

  • 「ことばの味方」
【ことばの力】なんて、僅かなものかもしれない。「ことばにならない」ことがたくさんあるから。ことばの力は、時に人のこころを傷つける凶器なってしまうかもしれない。でも。人を笑顔にさせる【ことばの力】も、きっとあるはず。


Kotoba-no-Mikata, the title of this blog, has two meanings-- "linguistic perspective" and "a friend of language".


ラベルについて

英語学習にも役立つ、ことばの本質について探っていく記事をUPします。
Google DriveにアップロードしたPDFファイルへのリンクを貼ります。
書籍・サイト・自己など、とにかく「紹介する」ということをしている記事です。
ヘンな英語発音を見聞きしたときのツッコミ
  • その他, Others