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Tuesday, 25 December 2018

コロンとセミコロンの使い分けを英語名言で学ぶ!|【ガリレオ流】脳に「キク」英語の授業

■ ガリレオ流・学習効果を最大化できる音声授業

侮るなかれ



↓↓↓動画リンク↓↓↓
https://youtu.be/bWsA4jfPqlE
※うまく再生できない場合は上記URLをご利用ください。

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本動画について(目次):

  • 1:02 colon : の原則
  • 1:21 アインシュタインの名言で実例検討(1)
  • 2:16 semicolon ; の原則 = 〇〇詞相当
  • 3:21 アインシュタインの名言で実例検討(2)
  • 4:00 オスカー・ワイルドの名言で学ぶ!セミコロンに結ばれた「ことばの力強さ」
  • 4:39 セミコロンと論理関係を示す副詞(句)の協力プレイ
  • 5:27 協力プレイの実例を見てみよう
  • 6:21 復習法指南:脳に「キク」授業の真髄とは?
  • 7:34 お知らせ~音声授業動画とガリレオ研究室 Instagramについて~
==========

参考文献:

Swan Michael. (2016). Practical English Usage 4th eds. Oxford University Press, Oxford.
https://amzn.to/2ENTGZd

Nestojko, John & C Bui, Dung & Kornell, Nate & Bjotk, Elizabeth. (2014). Expecting to teach enhances learning and organization of knowledge in free recall of text passages. Memory & cognition. 42, issue 7, pp. 1038–1048.
https://doi.org/10.3758/s13421-014-0416-z
==========

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Tuesday, 5 June 2018

「〇〇は英語で何て言うの?」という発想は百害あって一利なし

例えば「いただきます」・「お疲れ様」・「よろしくお願いします」など、「〇〇は英語で何て言うの?」系の質問というのは英語学習界で後を絶たない。

しかし、断言するが、「〇〇は英語で何と言う」発想から脱却して初めて、ある程度まともな英文が作れるようになるものであるし、「こうやって言えばいいんですよ」と吹聴された表現を鵜呑みにしてこしらえたような代物は、確かに一見すると英語のように感じられるが、実態は言ってみれば「控えめに申し上げてつらたんでござる。」という感じの日本語に相当するような、奇妙で不気味なものになってしまっていることが非常に多い。

■ 英語と日本語を直接結ぶ底辺は存在しない!

当ブログでたびたび言及する、ガリレオの大学院時代の恩師の一人である安井泉先生は、様々なご講演で以下のような図を挙げ、「二つのことばを結びつけるような、三角形の底辺に相当する関係性は存在しない。『ある状況において日本語で〇〇と言うとき、同じ状況で英語ではどのように言うのか?』のように、常に『状況』に立ち戻って表現を考えなければならない」という旨のことを強調されています。

日英語の関係性

これは本当にその通りで、もし「いただきます」に相当する英語表現を知りたいのであれば、食事前に英語ネイティヴが何と言うのか(あるいは言わないのか)を観察してみると良い。また実際のところ、「〇〇は英語で何て言うの?」と質問されたところで、文脈・相手との関係性・本音と建前のバランスなど、様々な要因に応じて、本当にいかようにも回答は出せうる(しかし、質問者が意図する「その状況」にぴったり合致する表現を探し当てようとすると一筋縄ではいかない)。

極端な例だが、「イギリスで見知らぬ人に助けを求める場合」であれば "HELP!"と叫んではならず、"Excuse me, Sir. I'm terribly sorry to bother you, but I wonder if you would mind helping me a moment, as long as it's no trouble, of course."と丁寧に願い出るのが作法である*し、"I love you."は「月が綺麗ですね。」と訳してこそ粋というものである( ̄∇ ̄)

↑は冗談としても、回答者が「ちょっとエエ所(小慣れた英語表現を知っている風)を見せてやろう」と色気を出せば出すほど、質問者は知らぬうちに滑稽な回答に汚染されるということが往々にして起こってしまうのである。

☆Here is the Path to Wonderland★

本当にそんな言い方してるの、見たり聞いたりしたことある?

* The How to be British Collection (Martyn Ford & Peter Legon, 2003, Lee Gone Publications)




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Friday, 26 January 2018

英検:自己採点考

先週末、英検の第3回検定が行われました。受験された方、どうだったでしょうか?



…敢えて漠然とした問いかけをしてみたわけですが、実際に受験した自分の出来について、「どれだけ詳しく客観的な自己分析ができているか?」というところが、結果に関わらず非常に重要な事である。

というのも世の中には、いつも漫然と受験しては「今回は(比較的)良かった・出来が悪かった」などと場当たり的なことしか言えず、結局は"英検協会のお得意様"になっている人が沢山いるわけで…( ̄∀ ̄;)

今回の記事では、自己採点の結果、残念ながら合格ラインには届いていなさそう…という人を対象に、ガリレオ自身の過去の経験も踏まえ、着実に目標達成へと近づいて行くための学習方法を論じていきたい。

■ 自分の立ち位置と目標レベルの差

まず、今回の結果を踏まえて、素点ベースで良いので、各大問・Part毎に何問正解を目指すか明確にしよう。

例えば、ガリレオの英検1級受験時の正解数の推移は以下の通り:
(2010年度→2013年度→2014年度・いずれも第3回検定・2014年度に合格)

  • 語彙・熟語:11問→13問→18問 / 25
  • 読解(空所補充):4 → 6 → 5 / 6
  • 読解(内容一致):8 → 10 → 9 / 10
  • リスニング
    • Part 1:6 → 9 → 9 /10
    • Part 2:5 → 9 → 7 / 10
    • Part 3:2 → 2 → 4 / 5
    • Part 4:1 → 2 → 1 / 2
  • 作文:20 → 12 → 18 / 28

ガリレオの場合、まず読解は初回受験時から勝負できる手応えを感じていたので目標は9割。リスニングについては、全体として75%程度の正答率を目標とし、克服すべきは Part 3ということを意識していた。

一方、語彙問題については鬼門とは感じていたものの、単語集に頼るような勉強は違うと思っていたので、「15~16問取れれば御の字」くらいでいたら、自身の総合的な実力が高まるにつれて自然と正答率も上がっていった。

英作文は(昨年の IELTSでもやや苦戦したが)、自分の手応えと採点結果が(良い時も悪い時も)あまり整合しなかったので、ざっくりと「16点レベル以上のものが書けるように」という目標でいた。

実際に合格した 2014年度においては、満点を取れた partこそないものの(←ちょっと残念 ^^;)、それぞれ目標ラインにほぼ沿う形で得点できたことになる。

もっとも現在では CSEスコアによる採点・合否判定に変更されているため、より各技能でバランス良く得点する必要があるでしょうが、考え方・目標の立て方としては参考にしていただければ幸いです。

■ 己を知る

彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし。

知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。
-孫子
有名な「彼(敵)を知り己を知れば…」の故事は、「百戦殆うからず」の先まで見ると、上のような内容となっている。

試験に置き換えて考えれば、「彼を知る」という部分は、それぞれの試験に応じた対策であり、受験前に行われるものが多くを占める。

一方、「己を知る」という方は、幸いにして試験で命を落とす危険性はほぼないので、受験後の自己採点のタイミングも大切な機会として活用したい。

とりわけ、高い目標級に初めて挑むような場合は、もちろん一発合格できれば言うことなしではあるが、「本番の空気の中で自分がどれほどの力を発揮できるのか?」というところは、実際に受験して初めて見えてくるものも多い。

孫子の教えに耳を傾ければ、己を知ることの重要性が特に強調されているのが感じられる。受験経験を今後に存分に活かすためにも、どの問題でどのくらいの差を埋めるのか?というところを明確にしていこう。

過去問や模試タイプの問題に取り組む際にも、細かいクリア目標を常々意識しておくことで、安定した結果を残すための指針が見えてくるはずです。

★Here is the Path to Wonderland☆

現状と目標の差を最短距離で埋めるなら:
ガリレオ研究室「英検・IELTS・TOEFL対策〜『美しく』目標を勝ち取るために〜」



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Friday, 8 December 2017

英文法Q-A: The firefighters heard the windows breaking. → 尾崎くんのせいではない!

先日、以下の英文の breakingについて質問を受けました:
When the firefighters went into the building, they heard the windows breaking.
When the firefighters went into the building, they heard the windows breaking.

質問の趣旨は、「窓は勝手に壊れるのか?・何らかの外的要因によって『壊される』対象(= breakという行為の影響の受け手)なのだから brokenなのではないか?」というもの。

■ 自他交替(使役交替)のできる動詞について

結論から言えば、確かに窓が勝手に割れる状況というのは現実的ではないにせよ、上の例文では breakingが自然と考えられる。もっとも、brokenを用いて表すべき状況も考えられるが、窓が割れる原因について異なる想定が生じる。

図1に見られるように、breakfreezeといった動詞(能格動詞)は、「人や原因 (x)が対象 (y)に働きかけることで、対象 (y)が変化して結果状態 BROKEN/FROZENに至る」という意味構造を持つ。

すなわち、break「壊す」という行為が成り立つには、その対象は BROKEN「壊れる」という状態になっている必要があり、同様に freeze「凍らせる」と言うからには FROZEN「凍った」という結果状態に至らなければならない。

自動詞の意味構造(影山, 2001)
影山 (2001)『日英対象 動詞の意味と構文』p. 33 より

このような <行為・活動> → <変化> → <結果状態> の全てを自らの意味の中に含む動詞は、自動詞用法と他動詞用法の両方を持つ(自他交替または使役交替と呼ばれる文法現象)

影山 (2001)『日英対象 動詞の意味と構文』p. 34 より
  1. John broke my computer.(break: 他動詞用法)
  2. My computer broke.(break: 自動詞用法)
  3. 子供が障子を破った。(破る: 他動詞用法)
  4. 障子が破れた。(破れる: 自動詞用法)
2, 4で表される状況においても物理的には何らかの外的な原因があるのだろうが、言語表現としては「対象 (y)の変化」に強く注目して情報を伝えるものとなっている。

また、同じ「破る/破れる」という動詞でも、
  1. *{約束/世界記録/契約}が破れた。
とは言えないところから、2, 4では「コンピュータ・障子」という主語名詞句それ自体が持つ内的な性質が変化を引き起こしている(かのように見なされている)と考えることができる。

■ 「熱割れ」が原因であっても…

改めて冒頭の例文:
When the firefighters went into the building, they heard the windows breaking.
を考えると、この文の言わんとしていることは、「消防隊員が(火事の現場である)建物に入った時に、窓が割れる音を聞いた。」ということであろう。

火事場などで窓が割れるのは「熱割れ」と呼ばれる現象だそうで、物理的な外的要因は熱ということになる。しかし、ここでも「熱によって割れる」という窓ガラスの持つ内的性質に起因する状態変化に注目して情報を伝えたいのであり、熱の作用について語りたいのでない。

したがって、The windows broke.「窓が割れた。」という breakの自動詞用法を基にして "知覚V+O+~ing"(Oと~ingは SVの能動関係の構造に取り込むと、breakは現在分詞の breakingという形になる。

brokenを用いると?-尾崎くん(仮名)が登場

では、能格動詞の自動詞用法 (6)と受動態 (7)ではどのような違いがあるのだろうか?
  1. The windows broke.
  2. The windows were broken.
上で見た通り、6における窓の状態変化は、窓ガラス自体の内在的性質によって生じていると見なされる。裏を返せば、実際の物理的な行為者または原因は無視され、行為者/原因 (x) = 変化対象 (y)と同定されていることになる。

このことは、6に動作主を導く by句を別途つけ加えることができない事実からも示される:
  1. The windows broke (*by him / *by the heat).
一方で受動態の場合は、省略される場合こそあっても、動作主の存在は想定されている:
  1. The windows were broken (by him / by the heat).
したがって、もしも When the firefighters went into the building, they heard the windows broken. と言ったとしたら、"知覚V+O+p.p."(Oとp.p.は受動関係の構造において、窓は(明示されていないが)何らかの行為者または原因によって「割られた」のであり、消防隊員はその際に発生した音を聞いたことになる。

可能な解釈の1つには、そもそも the buildingが火事である必要すらなく、消防隊員が偶々そこに入った時に、盗んだバイクで走ってきた尾崎くん(15歳・仮名)によって窓ガラスが割られた音を聞いた…というものだってありうる(笑)

☆Here is the Path to Wonderland★

あいつが割ったんです!( ゚д゚)σ

【参考文献】
影山太郎(2001)『日英対象 動詞の意味と構文』,大修館書店,東京.



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Saturday, 25 November 2017

IELTS初受験結果:Overall 7.5

2017/11/11 (土) ポッキー&プリッツの佳き日に、IELTS (for UKVI)を受けてきました。
※ちなみに、ガリレオ自身として英国ビザ申請が必要ということでは(現時点では)なく、IELTS指導を頼まれたのに際し受験経験が今までなかったため。


IELTS-Result_2017/11/11 L:7.5 R:8.5 W:6.5 S:7.0


そのような事情での受験ということもあり、試験日の2週間前ギリギリでの申し込みで、準備期間も充分に取れたとは言えない中での結果としては、overall 7.5 (L: 7.5 / R: 8.5 / W: 6.5 / S: 7.0)というのは "最低限"妥当な数字は出せたかとも思いますが、「本物の英語教師」ガリレオとして "満足いく"ものとは言えない箇所の残る結果ですね…(- -;


■ Writingの結果-試験と論文

Writing 6.5に関しては、ガリレオ自身として「英語ライティングが不得手」という意識は全くないのですが(あったら英語論文なんて書いていられない)、要は論文・レポートのように時間(というか期間)をかけ、様々な文献や資料にあたった上で自論を構成し、辞書なども活用しながら展開していく形の方が得意だし好きなんですよね。

一方で、制限時間で急かされて書かねばならぬ…というのは、英語に限らず日本語でもあまり得意ではない_φ(-_-;  勘の良い読者諸君であれば、このような投稿の端々からもガリレオの執筆スタイルを感じ取れるであろう。

とは言え、IELTSをはじめ各種試験で必要になるのは「時間内に書き上げる力」であることは変えられないので、この点はそれなりに対策を講じて再挑戦してみたいところである。(ただし下記の通り、「テスト対策」によってではなく、新たな英語論文を執筆する中で英文構成の速度と精度を上げていきたいところである。)

■ いわゆる「テスト対策」と、自分が必要とする能力について

今回の"対策"といえば、とにかく「Writingにおいて20分で Task 1・40分で Task 2を書ききること」に特化して実際に何度か書いてみることと、「Listeningの書き取り問題に慣れておく」くらいのものだったので、逆に言えば然るべき英語の実力をつけておけば相応の結果は出せるとも言えよう。

もちろん、各テストで求められる力を発揮できるように、できるだけ良い準備を施しておくことは大切である。だがそれは、スマホで言うところの「アプリ」であり、それを動かすOSのスペックに載せてこそ。

ガリレオにとって必要で実用的な英語の writing能力とは、第一義的には「国際的な英語学会誌で賞を狙えうる英語論文を書き上げる力」であることは変わらない。よって、今回 IELTSというモノサシで測定した際の Writing 6.5は不満足ではあるものの、だからと言って『IELTS Writing スコアアップ対策』の類に走るつもりはさらさらなく、むしろ暫く離れてしまっている研究発表・論文執筆への熱意が再燃している(もっとも、こちらの方こそ一朝一夕にできるものではないが…)

★ Here is the Path to Wonderland☆

テストスコアも大事(UK visa申請をする人にとっては、ある意味では死活問題)だが、本物の目的を見失ってスコアアップを目的化してはいけない。例えば visa申請なら、それが通った後に英国での生活に堪えうる力を伸ばし続けなければいけない環境にさらされ続けるわけで、必要最低限のスコアが取れれば万々歳…となることは決してないのである。


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Thursday, 14 September 2017

センター英語(2017年)解説動画公開!【第3問B パラグラフ中の不要な文の選択問題】

センター英語解説動画シリーズ、第3問Bの動画をアップしました!



今回の「こだわりポイント」は read and look upによる範読。Skype授業では生徒に challengingな長さの英文の read and look upや暗唱を求めるだけに、率先垂範の精神で"撮り"組みました。

もちろん解説の質としても、巷でよく見かけるような全文和訳を前提とした、事実上は何も"解説"していないようなものとは一線を画し、解法のプロセスを明示しています。

第3問Bのような「パラグラフ中の不要な文の選択問題」は、長文問題や大学進学後のレポート・論文執筆にも役立つ基礎の基礎をなす重要な問題であると言えるでしょう。ぜひご視聴の上、英語のパラグラフ構成の基本を身につけるのにお役立てください。

★Here is the Path to Wonderland☆
よくある"解説":「選択肢◯番の文は全体の趣旨から外れているので…」
→ いや、なぜそう言えるかを説明せなあかんやん!



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Thursday, 6 July 2017

ガリレオ英文法:記事更新「行為概念」

ガリレオ研究室ホームページで公開しているガリレオ英文法に新着記事をアップしました!

今回は「行為概念」を扱い、様々な他動詞を中心に【対象への影響度】に応じて文法性やニュアンスが異なってくることを解説しています。また、無生物主語や多様な doの用法についても扱っています。

『何を?』ってツッコむから他動詞」などという説明では見渡せない、広大なることばの世界をご覧ください!

★↓↓↓こちらのリンクから!↓↓↓☆
ガリレオ英文法:行為概念


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Saturday, 29 April 2017

意外と知らない? "May I~?"と "Can I~?"の大きな違い

許可を求める疑問文で、May I ~?Can I ~?を比較すると、mayを用いた場合は聞き手が決定権を持っている前提で相手に許可を求める尋ね方となり、canを用いた場合は状況的に「〜しても良いか」を尋ねる表現となる。よって、May I ~?の方がより丁寧なニュアンスとなる(下例参照)。

  • May I ask you a personal question?
    個人的な質問をしても差し支えないでしょうか? [formal]
  • Can I ask you a question?
    質問しても良いですか? [casual]

…とまぁここまでは、それなりに詳しい学習者用の参考書などにも解説が載っていることだろう。

一方で、これから紹介する両者の違いは、なかなか専門的な英文法書を紐解かなければ知られていないことかと思われる。

まずは、「ここは誰でも駐車できますか?」を英語で言い表すとき、May I ~?と Can I ~?のどちらを用いるか考えてみてほしい。


==========

【解答・解説】
  • Can everybody park here?
    ここは誰でも駐車できますか?
  • *May everybody park here?
    ※この意味では  mayを用いて上のように表すことは不可。

Mayを用いた疑問文は、あくまでも「聞き手の持つ決定権」によって与えられるか否かが決まる許可について尋ねるものであるため、発話時に与えられる(または拒否される)許可にのみ言及できる。

したがって、以前から(規則や法律によって)与えられている許可について尋ねる際には canを用いる。

★Here is the Path to Wonderland☆

☆配信開始!☆

本記事のような英語学的な知見に基づいた英文法解説を元に、確固たる理解と納得を経て英文を自ら構成できることを目指すメルマガ講座:【ガリレオ流】新・そもそも書けるようにする英作文の修行(→ サンプルメール①サンプルメール②
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Saturday, 1 April 2017

ニュース英語【理解する】だけで満足ですか? (2)

ニュースに対して自分の意見を英語で表現するための参考としてもらうための記事シリーズ第2弾。今回は、3/28から流通開始となった、イギリスの new £1 coinについての記事を題材にしてみよう。


■「これからの時代を考えると無駄が多い」編

Although the new £1 coin looks beautiful and will attract collectors, I wonder how much it will cost to change the lockers, vending machines and shopping trolleys*.  Nowadays, e-cash systems are becoming more and more popular and this trend will continue.  I think it would be more convenient to make them work with, say, an Oyster card, when changes have to be made anyway.  Obviously, we are moving towards the cashless society and from this point of view, all the efforts and troubles to prepare for the new design do not appear to be worth the cost.

*背景説明: イギリスのスーパーマーケット(TESCOなど)では、ショッピングカートを使用する際に £1 coinを鍵穴に挿入してチェーンを解除する必要がある。

■「情報の出し方が上手いね」編

The news says that this new coin has a hidden security feature to protect it from counterfeiting. Considering the fact that 2.55% of £1 coins in circulation were estimated to be fake in 2015, it is wise of the Royal Mint* not to reveal any details about the additional feature.  But still, counterfeiters will definitely try to duplicate this new £1 coin, too.  Whatever the "hidden feature" may be, I hope it will really produce the intended result.

*背景説明: the Royal Mint「王立造幣局」
→英国の硬貨鋳造を担当する政府の施設。ここでの mintはスースーするやつではなく、ラテン語 moneta (money)を語源とする「造幣局」の意味。








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Friday, 24 February 2017

ニュースに対して自分の意見を英語で表現するための参考としてもらうための記事シリーズ (1)

生徒から「英語ニュースの解説は巷に溢れているが、それに対して自分の意見を述べるための参考例をガリレオに示してほしい」というリクエストがあったので、まずは Facebookで見つけた以下の BBC Newsの動画を題材に試しに記事にしてみる。

様々な視点からの意見を表現する例を示すことを旨としているので、英文の内容についてのご意見・反論は無用。(英語表現に関する質問・コメントは大歓迎です!)
英語学習のための参考として役立ててほしい。


■ 「政治家は当選してこそ」編

     As the first lady in this video says, he does speak his mind and won the presidential election. I believe politicians today should learn to express their true feelings, instead of sticking to their public stance, because people are used to communicating with celebrities through SNS and feel sympathy for those who seem "closer" to them.   In this sense, at least to some extent, President Trump succeeded in getting people to think that he shares the same view as them.  As Near (Death Note) says, "if you can't beat the game, if you can't solve the puzzle, you're nothing but a loser."

(大意)

トランプ氏は本音をはっきりと言って、結果的に大統領選に勝った。今日の政治家は公共の立場に固執するだけでなく、自身の本音を表していく必要があるのではないか。SNSによって有名人とも直接コミュニケーションが取れる現代では、「より身近に」感じられる人の方が人気を博しやすい。デスノートのニアが言うように、「ゲームは勝たなければ、パズルは解かなければ、ただの敗者。」

■「"He speaks his mind"って言っても…」編

     Although his supporters might assume that Mr Trump is honest because he appears to be speaking his mind, we should distinguish "frankness" and "honesty".  I don't think he is trustworthy or well qualified as a politician, because he is neither tactful nor diplomatic.  What the President is supposed to do is to manage various conflicts, rather than to provoke them.  Just dividing the world into half -- his supporters and his enemies -- and condemning the latter will never solve any problem.  As a business leader, it might be legitimate for him to say whatever he believes at his own risk, but as a politician, he needs to know where he stands.

(大意)

「好き勝手に喋る」のと「正直」は違う。トランプ氏は政治家に求められる如才なさや外交的手腕に欠けていると思われる。大統領がなすべき仕事は様々な衝突に対処することであり、衝突を生み出すことではない。「敵」を設定して糾弾するだけでは何も解決することはないであろう。実業家としてならば、自己責任で思うところを自由に発言するのも妥当なところではあろうが、政治家となった以上は立場を理解した発言を求めたい。

■「まだ様子見の段階」編

     I think the third man in the video has got a point.  Indeed, it's only been a month and thus it's too early to decide whether Mr Trump is a good President or not.  What we really have to focus on is whether he can really turn things around as the man says, or he will just turn the world upside down.

(大意)

三番目の男性の言っていることに一理ある。大統領就任後1ヶ月では、トランプ氏について判断を下すには時期尚早。本当に事態を好転させられる (turn things around)のか、それとも世界をめちゃくちゃにしてしまう (turn the world upside down)だけなのか、そこに注目していく必要があろう。

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☆Here is the Path to Wonderland★

なっげぇ記事タイトルだ…( ̄◇ ̄;)
※シリーズ化の予定なので、良い記事タイトル案を募集します!
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