Wednesday 11 March 2015

資格試験考

英検1級に合格しました。


実を言うと、昨年(2013年度第3回)受験時には一次試験で1点差で不合格になり、一年越しで雪辱を果たした形。

※ちなみに1級の受験歴
2010年度第3回:不合格A(一次試験で9点不足)
2013年度第3回:不合格A(一次試験で1点不足)
2014年度第3回:合格(一次試験 85/113点・二次試験 81/100点)

資格試験の精度

もちろん、去年の1点差というのは悔しい結果で、そこで合格できれば良かったわけだが、このように3回受験して思うのは、資格試験が受験時の実力を測る精度というものが「予想以上に正確」だということ。

2010年度に受験した時は TOEICのスコアも925点しかなく、まぁ勝負はできると踏んで臨んだものの、今思えば「9点分の実力の開き」はあったように感じる。

去年は「まさにボーダーライン上の実力」だったわけで、運が良ければ合格できた可能性もあたかもしれないが、逆に1点差落ちというのも起こり得る結果だったと言える。

それで迎えた今回、はっきり言って一次試験が終わった時は、去年よりも自信が持てなかった。(実際、今回の一次の問題は難易度が高めだった。)
他方で、この一年で自分の英語力そのものは確実に上がっているという自負はあった。そして蓋を開けてみれば無事合格できたわけで、やはり「ある一定以上の実力を身につければ合格できる」というのが真理なのであろう。

「お得意様」になってしまっているのは

このように考えると、英検1級に限らず資格試験全般において、1年以上のスパンに渡り、何度も何度も受験しているのに合格できない・目標点を達成できない…という「◯◯協会のお得意様」になってしまっている状態は問題があると言えよう。(長い期間がかかった場合でも、「着実に合格点に近づいていき、最終的に結果を残せた」というのであれば問題はない。)

このような学習者は、はっきり言って
実力不足 and/or 伸びていない
のである。

本人からすれば、時間もお金も労力もかけて「頑張っている」のに…という意識になるとは思うのだが、結果の出ない努力は無駄にしかならない
「頑張っている自分」に酔いしれて、問題集やノートの数を自慢したところで、試験においては結果が全てである。

☆Here is the Path to Wonderland★

結果を出したい人は、結果を出した人に道を訊け。