『不思議の国のアリス」刊行150周年を記念して、以下のTIMEのページで「アリスのキャラクター性格診断」が公開されていました。
http://time.com/3936871/alice-in-wonderland-quiz/?fb_ref=Default
質問と選択肢の訳を載せておきますので、皆さんも自分の "Wonderland soul mate"を探しに行ってみてください♪(選択肢の順序はランダムのようです)
(ちなみに Hirohitoは「アリス」でした。)
1. IN THE CLASSROOM, YOU ARE THE STUDENT MOST LIKELY TO:
【クラスで私はこんな生徒 】
・find a way to get out of class early(何とか早く教室を抜け出そうとする)
・offer to help someone else with their homework(他の子の宿題を手伝ってあげる)
・ask an annoying amount of questions(うんざりするほどの質問攻め)
・tell the teacher that he or she is wrong about something(チクリ魔)
・be tardy(のろま)
解説→ tardy: doing something too slowly or late
2. WHICH MOVIE WOULD YOU PREFER TO WATCH?
【好きな映画は?】
・Fear and Loathing in Las Vegas
・Toy Story 3
・The Devil Wears Prada
・Avatar
・The others(その他)
3. IF YOU COULD ONLY EAT ONE FOOD FOR THE REST OF YOUR LIFE, WHAT WOULD YOU CHOOSE?
【一生これしか食べられないなら?】
・Medium-rare steak(ミディアムレア・ステーキ)
・A cherry tart with a side of turkey(七面鳥付きチェリータルト)
・Bread and butter(バター付きパン)
・Kale(ケール:青汁の原料としてよく使われる野菜)
・Raw fish(生魚)
解説→ for the rest of your life: このあと一生 / with a side of: (例) a hamburger with a side of fries
4. WHAT WOULD YOU BE MOST LIKELY TO DO IN A CRISIS SITUATION?
【危機的状況に立たされたらどうなる?】
・Start snapping at people around you(周りにいる人に飛びつく)
・Get out of there as fast as possible(出来るだけすぐに逃げ出す)
・Embrace the chaos(混沌を受け止める)
・Protect whoever needed protecting(助けが必要な人を守る)
・Turn pale and start fidgeting(真っ青になってブルブル震える)
解説→ crisis: a situation in which there are a lot of problems / snap at: try to bite something / embrace: em- (= in) + brace (= arms) -> to accept / chaos: カオス・混沌(発音は | ˈkeɪɒs |) / fidget: to keep moving your body, especially because you are nervous
5. WHICH LITERARY CHARACTER DO YOU MOST IDENTIFY WITH?
【自分に一番近い文学の登場人物を選ぶと誰?】
・Don Quixote
・Harry Potter
・Sauron
・Sherlock Holmes
・The Cowardly Lion(臆病ライオン)
6. IF YOU HAVE A CRUSH ON SOMEONE, WHAT ARE YOU MOST LIKELY TO DO?
【誰かに夢中になったら、どうなる?】
・Ask them all about themselves(その人の全てを知りたい!)
・Clam up and probably start sweating(黙り込んでしまい、きっと汗ダラダラ…)
・Kick them in the shin(向こうずねを蹴る)
・Try to impress them with some feat of derring-do(大胆に気を引こうとする)
・Play it cool(冷静に振る舞う)
解説→ have a crush on someone: 〜に熱を上げる / clam up: 口を固く閉ざす(clamは「二枚貝:クラムチャウダー」) / derring-do: brave actions
7. WHAT IS YOUR IDEA OF A FANTASY VACATION?
【理想の休暇プランは?】
・Attending a medieval-themed camp for adults(中世をテーマにした大人向けキャンプに参加)
・Eating your way through Europe(ヨーロッパ食べ歩き)
・Just getting off the grid(俗世間を離れる)
・Exploring an uncharted isle(未開の島の探検)
・Lying on a beach somewhere, being fanned and fed grapes by the locals(ビーチで横になり、現地の人に横であおいでもらい、ブドウを献上される)
解説→ medieval: 中世 (Middle)の / off the grid: not using public supplies of electricity, gas water, etc / uncharted: not marked on any maps
8. IF YOU FOUND A PIECE OF CAKE IN THE OFFICE KITCHEN, WHAT WOULD YOU DO WITH IT?
【職場のキッチンでケーキを見つけた。どうする?】
・Eat every last crumb, of course.(最後の一口まで頂きます、もちろん)
・Eat just enough so that no one would know it had been touched(気づかれない程度につまみ食い)
・Make sure it was returned to the rightful owner(持ち主の手元にきちんと渡るようにする)
・Pretend you bought it for your boss and present it as a gift(上司のために買ってきたフリをして、お土産と言って渡す)
・Send a note around about how this kind of thing attracts bugs.(こんなことをしてると虫がたかる、と注意書きを配って回る)
解説→ crumb: very small piece of food / rightful: right (権利) + -ful (~に満ちた) / attract bugs: 虫たちを魅了する -> 「虫がたかる原因となる」の意
9. IF YOU WERE A POP STAR, YOU WOULD MOST LIKELY BE:
【あなたがポップ・スターだとしたら、次のうち誰?】
・David Bowie
・Kanye West
・Lady Gaga
・Taylor Swift
・I do not sing in front of people, ever(人前で歌うだなんて、とんでもない)
10. HOW IS A RAVEN LIKE A WRITING DESK?
【カラスとかけて文机ととく。その心は?】
・Why, that’s a silly question(まぁ、変ななぞなぞ。)
・I don’t do riddles(なぞなぞ遊びなんてしません。)
・There’s a raven? Where is it? Birds have dangerous sharp bills(カラスがいるって?どこに?鳥はくちばしが尖っていて危ない!)
・It depends which raven and writing desk we’re talking about(どんなカラス・どんな文机かによるね。)
・One is good for writing books, the other better for biting rooks(1つは物語を書くのに良い。もう1つはミヤマガラスをつつくのにもっと良い。)
解説→ How is a raven like a writing desk?: 『不思議の国のアリス』で帽子屋がアリスに投げかけた「答えのないなぞなぞ」 / One is good for writing books, the other better for biting rooks: この「答え」は初めて目にしました。good--betterという比較変化を使った対比と、writing--biting, books--rooksという脚韻で、「答えのないなぞなぞ」に「答え」ています。
性格診断は以下リンクから:
http://time.com/3936871/alice-in-wonderland-quiz/?fb_ref=Default
ことばの研究室へ、ようこそ。
【本物の英語教師】ガリレオ:University College London (Linguistics MA)留学 (2021/22)
Dissertation in Linguistics 90点 (High Distinction)・受講した授業すべて Distinctionの成績を収める。
IELTS 8.0・英検1級・TOEIC 985点取得
言語研究と語学学習の架け橋を目指し教育活動中
Tuesday, 30 June 2015
Thursday, 18 June 2015
母音のスペリングと発音(記号)の対応まとめ
ずっと作ろうと思っていた「母音のスペリングと発音(記号)のまとめ」が完成しました!日本語の母音イメージを出発点に、できるだけ基本語彙で発音イメージがすぐに頭に浮かびやすいようにしてあります。
以下のURLより無料シェアしますので、学習にご活用ください♪
https://drive.google.com/file/d/0B5MDmjNM2FjzenVpYVRKYTg4VHc/view?usp=sharing
以下のURLより無料シェアしますので、学習にご活用ください♪
https://drive.google.com/file/d/0B5MDmjNM2FjzenVpYVRKYTg4VHc/view?usp=sharing
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Saturday, 13 June 2015
TOEICにちょっとだけ役立つかもしれない情報
厚切りジェイソンの役職が
Senior Vice President(上位副社長)
なんだそうな。
(動画 0:29あたり)
TOEICでは何かと Vice Presidentが出てくるので、覚えておいて損はない。
Senior Vice President(上位副社長)
なんだそうな。
(動画 0:29あたり)
TOEICでは何かと Vice Presidentが出てくるので、覚えておいて損はない。
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Wednesday, 3 June 2015
Identity問題
■堂々と「師」を名乗り「指導」しましょう
本物の英語教師 Hirohitoの生徒は、特に Skypeレッスンでは生徒の方が年上ということがまだまだ多い。それでも、授業内=英語指導の場面においては当然こちらが「師」であり相手が「弟」である。その上下関係を打ち出していくことには何の抵抗も持っていないし、こちらから要求しなくとも、自然と「先生」と呼ばれる流れになる。
(その意味で、先生というのが単なる「先に生まれた存在」に過ぎないと捉えるのは間違いだし、教師としてはそのような存在に成り下がっていてはいけない。)
「師」とは「人を教え導く人」であり「技芸に通じた(専門の技術を持つ)人」。そういった identityを掲げ、その名に恥じない実力・パフォーマンスを見せてこそ、指導が成り立つ=生徒の実力を伸ばすことができる、と考えています。
こと、「教師・先生」という立場を自ら放棄するように、「友達と気軽におしゃべりする感覚で…」などと謳ったり、「英語(学習)コーチ・カウンセラー・コンサルタント・アドバイザー」等々というワケノワカラン肩書きを名乗り、「学習者と同じ目線で目標達成のために伴走します」と、もっともらしいことを言ったところで、本当の効果は得られないだろうな…とほぼ確信できます。
上記の立場は、生徒がもともと持っていた実力の上限まで引き出すことはできるかもしれない。しかし、その先の壁にぶつかった時、「上(自分のいる場所・進んできた道)から引っ張り上げる」という視点がなければいけないのではないだろうか。
堂々と教師を名乗り、堂々と「上から目線」で、自分よりも学習段階として「下」の段階にいる生徒(そうでないのなら今すぐ廃業したほうが良い)を、少しでも自分の位置に近づけましょう。
■「教師」の身体感覚=アイドルと同じ
ステージに立つアイドルは、ファンに向かって「正対」します。最近は、アイドルとファンが直接触れ合う機会があったり、SNSを通じて間接的に直接やりとりができたり(←ややこしい)と、以前よりはアイドルといっても身近な存在として感じられるようになってきていますが、とはいえ「ステージ上の存在」であることには変わりなく、だからこそ人の心を動かし光り輝くことができるのです。また、アイドルを目指す女の子にとっては、ステージ上で歌い踊るアイドルの姿こそが、最も大きな憧れの対象になっているのではないかと思います。
教師にとって、教壇はステージ。
ステージ上で輝く姿を、生徒にも、将来教師を目指す後輩にも、存分に見せましょう。
☆Here is the Path to Wonderland★
「自分のレベルまで」引っ張り上げるつもりで指導しつつ、同時に「絶対に追いつかせない」というのが良いね♪
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Philosophy
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