Saturday, 26 July 2014

発音良ければすべて良し。

※Hirohitoの無料メルマガ "The English Observatory"で配信した記事を、blog ver.として掲載します。

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☆「発音良ければすべて良し。」★
―Hirohitoの授業の根幹をなすコンセプト―

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すべて良し。」とまで言い切っているのを見て、「言い過ぎなんじゃないの?」とか「インパクトを出すために大げさに言ってるんでしょ?」と思っている人もいるかもしれない。
発音なんて二の次でも通じるし、細かいことばかり気にしているから話せないんじゃないの?」と思っている人もいるかもしれない。

でも、そうじゃない。心からの確信を持って打ち出している。
発音こそが英語学習の出発点。

実際、レッスンを継続して受けてくれている生徒は実感してくれていることだけれど、発音への意識が高まり、実際に正しい発音ができるようになってくるに連れて、その人が長年苦しんできた英語学習の悩みが解消されていっている:

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1. ネイティヴの本気の英語が聴き取れない…(T_T)
「英語教材のCDや、英会話スクールの先生の英語ならある程度わかるのに、ネイティヴの『普通の会話』になると全くわからない!」

 "Fast speech"と呼ばれる、でもネイティヴにとっては「通常運行」の会話スピードでは、学習者のイメージとは大幅に異なる発音を生み出す音変化が起こっています。その仕組みを知り、自分でも再現できるようになれば、「本物の会話」が聴こえてくるのです!
※この瞬間が訪れると、自分の今までの発音と実際の発音の落差に「笑うしかない」状態になります( ̄ω ̄)

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2. 単語が覚えられない…もう歳なのかな?(-_-;)

単語を覚えるという時、もっと言えば、子供が母語を覚える時でも前提となることは「発音できること」です。だからこそ、子供にとって周りの大人にお話を読んでもらうひと時というのはどの文化においても大切にされていますし、子供用の本にはふりがなが振ってあるわけです。

スペリングを間違えるのも、結局は正しく発音できていないことが原因です。例えば「ライブラリー」と書いてみてください。LはLとして、RはRとして発音できていないと永遠に迷い続ける一方で、正しく発音できる人は一生間違えないのです。
ちなみに正解は→ library(ドラッグで反転させると見れます。)

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3. 多読に興味あるし挑戦してみたいけど、英語の長文を見ると拒否反応が…(@_@)

これも結局、「読めない(発音できない)」ことが大きな壁になるのです。(1ページに知らない=読めない=発音できない単語がいくつもあったら、そりゃ萎えるでしょ。日本語でも、難しい漢字や表現だらけの文章は読みたくなくなるのが普通の反応です。)

でも一方で、ページを開いて「読める!」と思えたら、意外と「量」は気にならなくなります。(Hirohitoの実体験として、高校時代にHarry Potterに挑戦できたのは、この実感によるところが大きかったと思います。)

発音に自信が持てる→多読に挑戦していける気持ちが生まれる→ますます英語が得意になる
…この最強のサイクルを作り出すためにも、発音矯正が不可欠なのです!

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4. そしてやっぱり…話せるようになりたい!( ` ・ω・´)

英会話、それも「ただ定形の表現を覚えてハンバーガーにありつく」レベル以上の、血の通ったコミュニケーションをしようと思ったら、やはり相手に負担をかけずに理解してもらえるだけの発音力が望まれます。

また、「会話」が成り立つためには、相手の言っていることが理解できる必要があるわけで、たとえヘタな発音でも忍耐強く理解しようとしてくれる相手でも、「発音は二の次で間違いを恐れずとにかく話してみる」スタンスは自ずからすぐに崩壊してしまうのです。

上で見てきたとおり、必要なときに取り出せる英語表現のストックを頭の中に整理しておくためにも、相手の言っていることを理解するためにも、そのベースとなるのは発音力です。

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「じゃあ、会話も発音もネイティヴに習うのが1番なんじゃないの?」

あなたは学習者に日本語を教えられますか?
正しい言い方はこう、ということは言えるでしょうが、学習者の犯した文法的ミスを「どこがどうおかしい」と説明できるでしょうか。ましてや、発音上のミスはどうでしょう? 母語は無意識に身につけられるからこそ、ネイティヴは「何をどう直せば正しい発音ができるようになるのか」を説明することは(専門的に学んだことがない限り)不可能なのです。

自ら学習者として意識的・理論的に発音法を学び、なおかつ正しい発音を「」として身につけた【本物の英語教師】こそが、あなたの発音を矯正するために最適なのです!

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★Here is the Path to Wonderland☆ 
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