サッカーファンの間で俗に「宇宙開発」と揶揄されるような、ゴールの枠を大きく越えて外れてしまうようなシュートが 3回続いたところで、コーチがすかさず流れを止め、"You must stop and reassess what you're doing"「一度中断して自分のしていることを再検討せよ」と指導に入っている。
続けて "All you're doing is practicing to miss the goal. It's a habit. The more times you do that, it becomes a habit."「(同じように漫然と練習を続けていても)ゴールを外す練習をしているに過ぎない。習慣の問題だ。外せば外すほど、それが習慣化されてしまう。」と注意喚起し、具体的にシュート時の軸足の踏み込みについての技術的アドヴァイスに進んでいる。
この一連の指導の流れというのが、ガリレオの目には非常に美しく見えた。
とりわけ "The more times you do that, it becomes a habit."は英語学習に対しても示唆に富んでいる。例えば「音読」を勧める教員は数あれど、英語らしい発音の"枠を外した"まま練習を続けている生徒の活動を「止めて→アドヴァイスを与え→再開」というサイクルを徹底している者がどれだけいるか。
ガリレオ→生徒: 本番直前
本番では、ノーマルに対話してくれば充分です。「ノーマル」とは、昨日のリハーサルでできたパフォーマンス。ここはイメージをしっかり固めておいてください。どんなテーマが来ても、自分が自信を持って使える表現に落とし込んで、メッセージレベルで伝えきること。瞬時の判断力は大切になりますが、Well… / Let me see… などで時間を稼いだり、No, I mean…で方向転換してもまったく問題ないので、良い意味で気を楽にして臨みましょう。