Tuesday, 18 November 2014

『TOEICテスト 新公式問題集 Vol. 6』Test 1結果

結果

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>』のTest 1を解いてみました。
とりあえず素点で話をすれば、Listening: 97/100・Reading: 95/100という結果。
Reading sectionを解くのにかかった時間は Part 5: 13分・Part 6: 8分・Part 7: 45分という感じで、8分半程度余り。
後ろに予定があって見直しはしなかったので、Readingのミスはもう少し減らせたかもしれないけど、ちょっと「思い込みによる読み間違い」タイプのミスがあったのでね(-ω-;
もはや、次受けるなら990満点を取る以外のことはないわけで、どうせ取るなら全問正解したいから、「ミスを潰していく」という方向になっていくかな、と。

解き方

なんらかの縁でこの記事を読んでくれている人というのは、TOEICや少なくとも英語に興味を持っていると思うので、参考までに Hirohitoの解き方を Part別に示しておきます:

Part 1

Listening sectionの directionが始まったところから Part 3, 4の先読みを始める人もいますが、あたしの場合はゆったり構えてリラックスしてます( ̄▽ ̄)
「集中力を保つ」ってこともTOEIC受験時には大事なことなので、後半のパートも写真も先に見ることはせず、あえて「ぼ〜っ」とした状態から入っていくようにしてます(笑)

Part 2

ここはListening partの中でも最も純粋に「音だけ」になるので、聴いてる間に「対話の状況イメージ」を想像します。

あたしは「毎回受験して最新傾向を云々…」とかいうタイプでは全くないので、Part 2が難化している、とかいうのは「どうやらそうらしい」くらいにしか知らないけど、自分の感覚としては、vol. 5の時→実際にTOEIC受けた時→今回と、特に変わった感じはしないですけどね。
聴ければ解ける。

Part 3&4

いわゆる「先読み」は、あたしの場合は直後の問題に関わる設問のみです。

今回、特に意識してやってみたのは「目を閉じての状況イメージ」で、対話や放送の場面を動画的に頭の中で妄想する、というもの。聴いている間はそれに徹するので、マークをするのは聴き終わった後です。
とりわけ、"What problem does the man mention?"なんて設問があれば、人の表情をイメージして、(-_-;) ←こんな顔になっているところの内容を記憶しておきます。

Part 5

やってる途中で気づきましたが、そ〜いえばあたし、選択肢は先に読んでない
問題文を頭から読んで、文法的に足りない要素を把握してから選択肢を見ていますね。
そうすると、最初から「足りないパーツはこれ」と思った状態でお道具箱を開くような感じになるので、必要なパーツがあればすぐに取り出せて無駄がないです。

また、例えば「動詞が足りね〜な〜」と思って選択肢を見たら、語彙問題だったという場合でも、文の意味解釈は(足りないところを除いて)できているので、フィットする部品を選ぶのが早くなります。
※ちなみに、Part 5で今回間違えたのは、このタイプの問題で単語の意味(使い方)を知らなかったものでした。「語彙力」は、どこまで上級者になっても最後までついて回る領域だと思います…。

Part 6

2ページ一気にめくってしまっていたのに気づかず、文書が4つある中の3つ目から読み始めていたことに、マークする時点で気がつきました。「今、何番の問題を答えているのか?」と常々意識しておくことは、マークシート試験の時には地味ながら大事なことですね。

あと、これは「傾向が変わった」のかどうかはわかりませんが、Part 6に関しては設問の順番通りに解けない場合が多いように感じました。「空欄を含む文だけ読んで、解けなければ見る範囲を広げる」というテクニックが、結局は非効率になるような出題になっているような印象を受けました。
Part 3, 4でも共通しますが、「ひと通り読んで/聴いて→3問一気に解答」というサイクルが結局は良いのではないかと思います。

Part 7

SP: 25分・DP: 20分くらいで解いた感じでしょうか。
今回、割と最初の方の、一般的には難易度低めと思われる文書でミスをしてしまったのですが、ちょっと「記憶で解こうと」しすぎたのも原因かと思います。

Part 7に関しては、(全文を読むのは前提としても)「全部読んで一気に解答」は、記憶力テストじゃないのだからオススメできないのですが、とりあえず「まず文書を読みきって→設問に取りかかる」というサイクルの方が、個人的には合っているんだな、と思った次第です。(実際には8分半近く時間を残す必要もないので、もう少し時間を使って本文を読み直し、丁寧に解いても良かったかと思います。)

自分が「アリかも?」と思った解き方も試しながらやってみました。「設問のみ2つ目まで読む→本文の該当箇所まで来たらそこまで解く→残りは1問ずつ設問のみ読んで、また本文の該当箇所が来た時点で解く、の繰り返し」というのは、長めのSPでなら効率的かな、という印象。また、固有名詞は、ちゃんと内容を把握しながら読み進めていけば、正確な名前まで覚えていなくても頭の中で整理できるはずです。(結局、Part 3, 4では頭の中でやっている作業ですからね〜)

★Here is the Path to Wonderland☆

TOEICであれば、テストフォームに関わらず、素点で L: 97 / R: 95は英語教師なら安定して取って然るべきレベルである。
そう言い切れる「本物の英語教師」HirohitoのTOEIC講座はコチラ




Wednesday, 12 November 2014

「ウソでしょ!?」と言われた初回授業(笑)

大学でのTOEIC講座の初回授業をやってきました!

Part 1なので「講義」する事項も少なく、早速グルグルで至近距離での口元凝視。
あぁ楽しい♪

もちろん(?)、Skypeレッスンだろうと生レッスンだろうと、貴重な授業時間を削ってまで自己紹介をすることもさせることもないので、生徒からすればビックリしただろうなぁ( ̄▽ ̄)

今年も「ラスト1秒まで教え込む」

授業中に "grasp the door handle"という表現が出てきてくれるので、教室を出ようとドアノブに手をかけた生徒に、すかさず「その行為を英語で何と言う!?
その時に生徒の一人が漏らした一言がタイトルの通り(笑)
(でも、ちゃんと graspとhandleを/æ/で発音して帰って行ったのでした☆)

自身の「グルグル力」の向上のためにも

もう少しすると靜先生の『英語授業の心・技・愛 −−小・中・高・大で変わらないこと』が発売されるというタイミングで、対面で・様々な英語レベルの生徒相手にグルグルを行える機会に恵まれたのは、あたしとしてもありがたいことで。
メソッド自体は学んだものであったとしても、自分が使う以上は "Hirohito流グルグル"の確立、更には本家越えを目指していきます!

☆Here is the Path to Wonderland★

目標スコア別のクラス編成はあれど、結局はあたしのクラスに当たるという「」。
大ハズレで大当たりを引いた生徒たち、せっかくならとことんやろうぜ( ̄ω ̄)v


Saturday, 8 November 2014

レッスンレビュー論

なぜ Hirohitoのレッスンレビューは数日後に届くのか?

Cafetalkの講師コラムで書いた記事を再掲。

これ、決してサボっているのではなく、受講ペースが週1回の生徒の場合には意図的に1〜3日後くらいの間にレビューを送るようにしています。
(別な理由でなるべく早めに送るようにしている場合もあります。)

以前の講師コラムで書いた通り、 50分授業を週1回受けたとすると、1週間で起きている時間として想定した7,140分の内のわずか50分ー1%にも満たない時間に過ぎないわけです。
だからこそ、残り99%以上の時間の過ごし方が大事なのですが、レッスン直後というのはもともとモチベーションが高まっている (し、そうなるようなレッスンを提供している)ので、個々の裁量で復習をしてくれればと思っています。
※「レッスン後は忙しい!」という場合、1分でいいからレッスンで学んだ内容を自分の頭で整理してみてください。定着度がずっと高まりますよ!

狙った通りの効果が発揮されているかどうかともかく、少なくとも Hirohitoの意図としては、数日後にレビューを送ることで、学習モチベーションへの燃料再投下というつもりでいます。

別に「届いたら机に向かえ」とは言いません。むしろ「英語の強勢拍リズムは歩きながら体に染み込ませろ!」と推奨してるくらいなので、またその場で1分レッスン内容を思い出してくれれば結構です。

「レッスンレビュー=円陣」で良い

レビューは、そんなに長々としたものは送りません。それでも、ありがたいことに「レッスンレビューが充実」の口コミをいただくことはありますが、おそらくCafetalkの他の講師と比較すれば、もっともっと充実したものを送っている講師も多いと思います。

Hirohitoの授業信条は「即時フィードバック」なので、レビューで書くくらいならレッスン中に指摘・指導・矯正をして、その場でできるようになるまで持っていきます。

レビューの位置付けとしてイメージしていることはスポーツでいう「円陣」や「タイムアウト」です。「短い時間の中で端的にその後のプレー(学習)で気をつけるポイントを整理する」ためのものとして考えておいてください。

レッスン内容次第で、必ずしも全ての生徒に対して作成できるわけではないのですが、
レビュー書くくらいなら課題作る
…くらいの気持ちでいます。 授業中に解説を聞いてできるようになったことを、もう一度自力でできるかどうか試してみてください。その積み重ねが実力になる。


★Here is the Path to Wonderland☆

「業を授ける」のが授業。
したがってフィードバック・指導は授業中に行う。
レビューで軽く注意すべき点を確認したら、習った表現や例文を自力で再現できるように確認していこう。