本日 (2017/03/24)発売の AERA English (アエラ・イングリッシュ) 2017 Spring & Summer の SCHOOL GUIDE NEWS (p. 65)にて、ガリレオ研究室が紹介されています。
実に 1/2ページの掲載スペースをご提案していただきまして、ガリレオ研究室が徹底的にこだわり抜くコンセプトと情熱が凝縮された内容になっています:
ぜひ書店に走って(まぁ歩いてもええですし、アマゾンでもええですが…)ご覧になってみてください。
☆Here is the Path to Wonderland★
さぁ、次に載るときはメイン記事での英語解説や学習指南に登場だな( ̄▽ ̄)v
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ことばの研究室へ、ようこそ。
【本物の英語教師】ガリレオ:University College London (Linguistics MA)留学 (2021/22)
Dissertation in Linguistics 90点 (High Distinction)・受講した授業すべて Distinctionの成績を収める。
IELTS 8.0・英検1級・TOEIC 985点取得
言語研究と語学学習の架け橋を目指し教育活動中
Friday, 24 March 2017
Thursday, 23 March 2017
発音に英国の風を吹かせる "ask-words"について
イギリス発音に見られる典型的な特徴として、アメリカ発音では / æ /(アとエの中間音)が現れるところで / ɑː /(口を大きく開いた「ア〜」)の発音になる単語がある。
Askが代表例であることから "ask-words"と呼ばれるのだが、これは「いかにもイギリス発音!」という印象を与える発音のひとつと言えるだろう。これを知っておけばイギリス英語の発音の聴き取りが楽になるし、身につけておけば「発音がブリティッシュですね〜(*゚▽゚*)」と憧れられる(?)チャンスにも恵まれる可能性がある。
※何より、ガリレオは個人的にこの音の響きが好きなのだ。
askedを / ɑːst /と発音するイギリス人には "惚れてまう"( ̄m ̄;)
==========
さて前置きが長くなったが、ask-wordsの出現する環境をまとめておこう。
(1). / f, θ, s /の前:
after, half; bath, path; castle, class, fast, last, pass など
(2). 「/ m / + 子音」の前:
example, sample
(3). 「/ n / + 子音」の前:
advantage, answer, aunt, can't, dance, demand, France など
(4). (1)~(3)の派生語:
halves, paths など
(5). 例外:
rather, lather
※参考文献:
==========
☆Here is the Path to Wonderland★
「典型的なイギリス発音」であるが故に、ノンネイティヴが真似るなら正しくやらないと、逆に「いかにも英国気取り」のようでかえってカッコ悪い。例えば catはイギリス発音でも / kæt /であり、これを /kɑːt /と言おうものなら「おめ、訛ってんぞ?」になる。
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Askが代表例であることから "ask-words"と呼ばれるのだが、これは「いかにもイギリス発音!」という印象を与える発音のひとつと言えるだろう。これを知っておけばイギリス英語の発音の聴き取りが楽になるし、身につけておけば「発音がブリティッシュですね〜(*゚▽゚*)」と憧れられる(?)チャンスにも恵まれる可能性がある。
※何より、ガリレオは個人的にこの音の響きが好きなのだ。
askedを / ɑːst /と発音するイギリス人には "惚れてまう"( ̄m ̄;)
==========
さて前置きが長くなったが、ask-wordsの出現する環境をまとめておこう。
(1). / f, θ, s /の前:
after, half; bath, path; castle, class, fast, last, pass など
(2). 「/ m / + 子音」の前:
example, sample
(3). 「/ n / + 子音」の前:
advantage, answer, aunt, can't, dance, demand, France など
(4). (1)~(3)の派生語:
halves, paths など
(5). 例外:
rather, lather
※参考文献:
- 『新装版 英語音声学入門』(竹林&斎藤, 2008, 大修館書店)
- English Pronunciation in Use Intermediate Second Edition (Hancock 2012, CUP)
==========
☆Here is the Path to Wonderland★
「典型的なイギリス発音」であるが故に、ノンネイティヴが真似るなら正しくやらないと、逆に「いかにも英国気取り」のようでかえってカッコ悪い。例えば catはイギリス発音でも / kæt /であり、これを /kɑːt /と言おうものなら「おめ、訛ってんぞ?」になる。
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Wednesday, 22 March 2017
試験本番で実力が発揮できるか不安ですーガリレオ知恵袋 #1
TOEICや英検などの試験や学校の入試、更には幅広くピアノなどの発表会、就職面接や仕事のプレゼンなどでも言えることだろうが、本番を前にして「実力が発揮できるか?」という不安を抱くことは誰もが経験のあることでしょう。
確かに、懸ける想いが強いほど、本番のプレッシャーというものは大きな影響を及ぼしかねず、練習の時には出せていた力が発揮しきれないという場合もあるだろう。実際、ガリレオ自身にも過去に英検1級(一次)や仏検準2級(二次)での「1点差負け」の悔しい経験がある。
しかし、それでもあえて言おう。
本番で実力が出せなかった…(T ^ T)などと言ったところで、
「それ、そもそも『実力』じゃねーから( ̄∇ ̄)」
なのである。
要するに、本番の緊張・プレッシャーの中でも出し切れる力が、本物の実力。だからこそ、稽古の段階から「最低限ここまでは確実にできる」というパフォーマンスの下限レベルの底上げを意識しておく必要があるし、教師としては常に生徒に緊張とプレッシャーを与え続けることに頭を絞る必要がある。
本番で緊張することは自然な心/脳の反応であるし、もっと言えば本気で挑んでいる証拠。従って、それに対し「メンタルを鍛える」というアプローチは、否定はしないが難しいのではないかと思う。
それよりも、「準備の段階でパフォーマンスの下限値を可能な限り高めておく」というアプローチの方が現実的かつ有用であるとガリレオは考える。例えばマラソン選手は本番前に高地トレーニングを積むケースが多い。本番よりも厳しい条件下での練習を経て、酸素運搬能力や持久力で「余裕」を持たせるのが狙いとなる。
これと同じように、例えば「最後の長文問題が1セット残っていて、試験終了まで残り5分」という状況でも目の前の英文に集中し続けるために、
結果が全ての勝負だからこそ、準備に不足があってはならない。理想的には、「本番の緊張・プレッシャーで多少ミスったとしても、要求水準と照らし合わせて good enoughなパフォーマンスが出せる」という状態で臨みたい。
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確かに、懸ける想いが強いほど、本番のプレッシャーというものは大きな影響を及ぼしかねず、練習の時には出せていた力が発揮しきれないという場合もあるだろう。実際、ガリレオ自身にも過去に英検1級(一次)や仏検準2級(二次)での「1点差負け」の悔しい経験がある。
しかし、それでもあえて言おう。
本番で実力が出せなかった…(T ^ T)などと言ったところで、
「それ、そもそも『実力』じゃねーから( ̄∇ ̄)」
なのである。
要するに、本番の緊張・プレッシャーの中でも出し切れる力が、本物の実力。だからこそ、稽古の段階から「最低限ここまでは確実にできる」というパフォーマンスの下限レベルの底上げを意識しておく必要があるし、教師としては常に生徒に緊張とプレッシャーを与え続けることに頭を絞る必要がある。
本番で緊張することは自然な心/脳の反応であるし、もっと言えば本気で挑んでいる証拠。従って、それに対し「メンタルを鍛える」というアプローチは、否定はしないが難しいのではないかと思う。
それよりも、「準備の段階でパフォーマンスの下限値を可能な限り高めておく」というアプローチの方が現実的かつ有用であるとガリレオは考える。例えばマラソン選手は本番前に高地トレーニングを積むケースが多い。本番よりも厳しい条件下での練習を経て、酸素運搬能力や持久力で「余裕」を持たせるのが狙いとなる。
これと同じように、例えば「最後の長文問題が1セット残っていて、試験終了まで残り5分」という状況でも目の前の英文に集中し続けるために、
- 実際の試験時間よりも短い設定で問題に取り組む
- 電車で降りる駅のアナウンスが入った瞬間から1つの文書を読み切る練習をする
- あえて賑やかなカフェなどの集中力を奪うファクターが多い場所で勉強してみる
結果が全ての勝負だからこそ、準備に不足があってはならない。理想的には、「本番の緊張・プレッシャーで多少ミスったとしても、要求水準と照らし合わせて good enoughなパフォーマンスが出せる」という状態で臨みたい。
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Thursday, 2 March 2017
Puffy AmiYumi アメリカツアー "Not Lazy" インタビュー記事解説
Puffy AmiYumi US TOUR 2017 “NOT LAZY” (4/4: L.A., 4/6: San Francisco, 4/9: Dallas)を迎えるにあたり、Doki Pressにインタビュー記事(英語)が掲載されたので、"Not Lazy"に解説していきます(^^)
元記事→ Exclusive Interview with Puffy AmiYumi for their US Tour “Not Lazy”! TICKETS ON SALE NOW! --Doki Press
Q. 2017年の活動予定や目標を教えてください!
A. (亜美) 20周年ということもあり、去年は1年間突っ走ってきたので、今年はちょっとのんびりしつつ、今まで行ったことのない所でツアーができればと思ってます。ただ、これに関してはまだ何も決まった予定があるわけではないんですけど。
※ガリレオのツッコミ:いや、"Not Lazy"って言ってる舌の根も乾かぬうちに "I would like to relax a bit"って…σ(^_^;)
(ガリレオ解説)
"quite a 名詞"で「(通常良い意味で)本当に素晴らしい・大した・大変な・見事な〇〇」の意。
最後の Although ~の使い方は厳密には正しくない。althoughは従属接続詞であるため SV~, although sv. あるいは Although sv~, SV.のように2文をつなぐ。上の場合、"We don't have any plans set regarding this, though."の方が英文法的にはより好ましい。
Q. 二人の出会いと、ソロやグループではなくロックデュオとして活動したいと思ったきっかけを教えてください。
A. (由美) 必ずしも「ロックデュオ」になろうと思っていたわけではないし、ほとんどの人は Puffyを「ロックデュオ」だと思ってないでしょうけど。
同じ事務所に亜美ちゃんが6ヶ月先に入ってて。二人ともソロでやるためにレッスンを受けたり準備をしてたりしてたんですけど、何より同じ環境で同じ音楽関係者に囲まれていたんで、一緒に過ごすことが多くなって。
そうやって仲良くなって一緒に遊んでいるうちに、亜美ちゃんが一緒にやったら面白いんじゃない?っていうことで、最終的に(当時の)マネージャーさんを通して Puffyを結成することになって、ここまでやってきたんです。
(ガリレオ解説)
nor do I think ~の後の referenceは、動詞形 refer (A as B)「AをBと呼ぶ」の間違いと思われる。
hang out: to spend a lot of time with particular people
ultimately: in the end; finally
最後の "the rest is history"「残りは歴史」というのは結局、「そのようにして始まって今に至る」ということ。
Q. それぞれをアイスの味で例えると?またそのココロは?
※ガリレオのツッコミ:何やこの質問…( ̄▽ ̄;)
A. (亜美) 直感で「チョコミント」!大人っぽいけど、子どもが好きなチョコの味もあって、目を惹く色で、爽やかな味で。「チョコミント」が、大人でありながら遊び心のある Puffyっぽいかな、と思います。
(ガリレオ解説)
My intuition tells me...も直訳では意味をなさなくなる表現。英語では、[原因] → [心] → [思考や感情など]という一連の流れに沿った無生物主語構文も用いられることがあるが、日本語では [原因]部分は背景に追いやって、人の思考・感情の変化→結果にだけ焦点を当てる。(cf. 友人に驚かされた時→ "Oh, you surprised me! " / 「わぁ、びっくりした!」)
Q. 最後に、まだ Puffyのライヴを見たことがない人に向けて、今回のツアーの見どころを教えてください!
A. (由美) ステージを見て、自然と笑顔になれるようなライヴにしたいと思ってます。
去年20周年を迎えて、みんなが Puffyを今でも楽しんでくれているっていうことが何よりの強みなのかなと感じたので、その感じをアメリカにも持っていきたいです!
アメリカのステージに立つのは久しぶりなので頑張りたいと思っているので、できるだけ多くの人に足を運んでもらえたら嬉しいです!
(ガリレオ解説)
まず気をつけるべきは、as though / as ifの後は絶対に仮定法だと思っているのなら、それは誤解だということ。事実に反して「まるで〜のように」というのであれば仮定法を用いるが、話し手の主観に基づいて事実であると捉える場合は直説法となる。上のコメントでは I feel as though the fact [...] is our biggest strength ~ と、由美ちゃんが事実と感じている内容を述べているので、動詞も直説法の形 (is)になっている。また、この用法は「話し手の主観」がカギとなるので、feelのほか、lookや seemとともに用いられる場合が多い。
★Here is the Path to Wonderland☆
明らかに Puffyの二人が日本語で答えた内容を英訳したものなので、20年のファン歴に基づいた感覚も駆使しながら、「亜美ちゃん由美ちゃんならこんな感じで話してたはず」という言い回しの再現を目指した。
これは若干特殊な例だが、要は本物の読解・翻訳とは「筆者 or 話者が日本語を使えるとしたら、どんな表現になるだろうか?」というところまで考えを巡らせて内容を読み取る(翻訳の場合はその上で日本語に写し取る)営みである。
単純に、自分の知る限りの英単語の意味と構文の直訳パターン (as thoughを見たら機械的に「まるで〜のように」と思い込むような思考)をパズルのようにこねくり回すだけでは、決して真の理解へとたどり着けることはない。
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元記事→ Exclusive Interview with Puffy AmiYumi for their US Tour “Not Lazy”! TICKETS ON SALE NOW! --Doki Press
What is one memory you can never forget after all these years?
🌟 AMI
Of course we never expected to accomplish all of those things but more so, never expected to be able to continue in this business for 20 plus years!
One of our unforgettable memories is our first US tour in 2002! At the time we had a rough tour bus experience but looking back it was one of our most memorable experiences ever! I really would like to do it again!
(大意)
Q. 20年間の活動の中で忘れられない思い出は?
A. (亜美) これだけのことができるとはもちろん思っていなかったし、 何より20年以上も続けられるとは思っていなかったです!
忘れられない思い出の1つといえば、2002年の初めてのアメリカツアー。その時はバス移動で大変だったんですけど、振り返ってみれば今までで一番印象に残っている経験の1つですね。またやりたいな!
(ガリレオ解説)
"we had a rough tour bus experience"を「私たちは大変なツアーバスの経験を持った」などと直訳してもワケがわからん。英語では「経験」を所有概念 (HAVE)で表すことがよくあるが、ではその内容を日本語で自然に表現するとしたら…?という視点を持つことが本物の読解といえよう。
Q. 今回のアメリカツアーのタイトル "Not Lazy"の意味は?
A. (由美) "Not Lazy"は私たちのベストアルバム「非脱力派宣言」から来てるんですけど、Puffyっていつも「ダラダラ」してるって言われるんですよね。なのでわざとこのタイトルにして、「ダラダラしてない!」って声を大にして伝えたいわけなんですよ。ライヴを見にきてくれたら、ツアータイトルの意味がもっとよくわかると思います。
(ガリレオ解説)
"dara dara" or laid back / LAZYという箇所での orの用法に注目。これをいちいち「ダラダラとかのんびりしている・なまけもの」などと訳出する必要はない。ここでの orは、日本語の "dara dara"の意味を読者に伝わりやすいように言い換えているだけである。Q. 20年間の活動の中で忘れられない思い出は?
A. (亜美) これだけのことができるとはもちろん思っていなかったし、 何より20年以上も続けられるとは思っていなかったです!
忘れられない思い出の1つといえば、2002年の初めてのアメリカツアー。その時はバス移動で大変だったんですけど、振り返ってみれば今までで一番印象に残っている経験の1つですね。またやりたいな!
(ガリレオ解説)
"we had a rough tour bus experience"を「私たちは大変なツアーバスの経験を持った」などと直訳してもワケがわからん。英語では「経験」を所有概念 (HAVE)で表すことがよくあるが、ではその内容を日本語で自然に表現するとしたら…?という視点を持つことが本物の読解といえよう。
What is the meaning of titling your U.S. tour “Not Lazy”?
🌟 YUMI(大意)
“Not Lazy” came from the title of our Best Album, “Hi-datsuryokuha Sengen,” which translates to the “declaration of non-laziness” Puffy AmiYumi has always been said to be “dara dara” or laid back so we purposely chose this title to be able to shout it with a big voice and show that we are NOT “dara dara” or LAZY.
Once you see our live performances, you will get a better understanding of the tour title.
Q. 今回のアメリカツアーのタイトル "Not Lazy"の意味は?
A. (由美) "Not Lazy"は私たちのベストアルバム「非脱力派宣言」から来てるんですけど、Puffyっていつも「ダラダラ」してるって言われるんですよね。なのでわざとこのタイトルにして、「ダラダラしてない!」って声を大にして伝えたいわけなんですよ。ライヴを見にきてくれたら、ツアータイトルの意味がもっとよくわかると思います。
(ガリレオ解説)
We are curious to hear about any upcoming plans or goals you may have in 2017!
🌟 AMI(大意)
Because of our 20th anniversary, we ran through quite a year last year, so this year I would like to relax a bit and try doing a tour in places I’ve never been to! Although we don’t have any plans set regarding this yet!
Q. 2017年の活動予定や目標を教えてください!
A. (亜美) 20周年ということもあり、去年は1年間突っ走ってきたので、今年はちょっとのんびりしつつ、今まで行ったことのない所でツアーができればと思ってます。ただ、これに関してはまだ何も決まった予定があるわけではないんですけど。
※ガリレオのツッコミ:いや、"Not Lazy"って言ってる舌の根も乾かぬうちに "I would like to relax a bit"って…σ(^_^;)
(ガリレオ解説)
"quite a 名詞"で「(通常良い意味で)本当に素晴らしい・大した・大変な・見事な〇〇」の意。
最後の Although ~の使い方は厳密には正しくない。althoughは従属接続詞であるため SV~, although sv. あるいは Although sv~, SV.のように2文をつなぐ。上の場合、"We don't have any plans set regarding this, though."の方が英文法的にはより好ましい。
Could you tell us about how you met and how you knew you wanted to be produced together as a rock duo instead of a soloist or group?
🌟 YUMI(大意)
We didn’t necessarily strive to become a “rock duo” nor do I think most people reference Puffy AmiYumi as a “rock duo.”
We started off at the same management company in which Ami entered 6 months prior to me. We were both studying and prepping to become solo musicians and on top of this we were surrounded by the same environment-same music industry people so we ended up hanging out a lot together!
As time went on, we really enjoyed hanging out together and Ami mentioned that us working together would be fun, which ultimately led to one of the management personnel suggesting us working together and the rest is history!
Q. 二人の出会いと、ソロやグループではなくロックデュオとして活動したいと思ったきっかけを教えてください。
A. (由美) 必ずしも「ロックデュオ」になろうと思っていたわけではないし、ほとんどの人は Puffyを「ロックデュオ」だと思ってないでしょうけど。
同じ事務所に亜美ちゃんが6ヶ月先に入ってて。二人ともソロでやるためにレッスンを受けたり準備をしてたりしてたんですけど、何より同じ環境で同じ音楽関係者に囲まれていたんで、一緒に過ごすことが多くなって。
そうやって仲良くなって一緒に遊んでいるうちに、亜美ちゃんが一緒にやったら面白いんじゃない?っていうことで、最終的に(当時の)マネージャーさんを通して Puffyを結成することになって、ここまでやってきたんです。
(ガリレオ解説)
nor do I think ~の後の referenceは、動詞形 refer (A as B)「AをBと呼ぶ」の間違いと思われる。
hang out: to spend a lot of time with particular people
ultimately: in the end; finally
最後の "the rest is history"「残りは歴史」というのは結局、「そのようにして始まって今に至る」ということ。
[W]hat ice cream flavor would best describe each member? How does that flavor describe each member?
🌟 AMI(大意)
My intuition tells me “chocolate mint!” With qualities like an adult but still having chocolate flavor that children love, eye-popping color, and a refreshing taste, I feel like the “chocolate mint” flavor represents us and our playfulness even as adults!
Q. それぞれをアイスの味で例えると?またそのココロは?
※ガリレオのツッコミ:何やこの質問…( ̄▽ ̄;)
A. (亜美) 直感で「チョコミント」!大人っぽいけど、子どもが好きなチョコの味もあって、目を惹く色で、爽やかな味で。「チョコミント」が、大人でありながら遊び心のある Puffyっぽいかな、と思います。
(ガリレオ解説)
My intuition tells me...も直訳では意味をなさなくなる表現。英語では、[原因] → [心] → [思考や感情など]という一連の流れに沿った無生物主語構文も用いられることがあるが、日本語では [原因]部分は背景に追いやって、人の思考・感情の変化→結果にだけ焦点を当てる。(cf. 友人に驚かされた時→ "Oh, you surprised me! " / 「わぁ、びっくりした!」)
Lastly, for fans that may have not seen Puffy AmiYumi rocking it out live yet, what are some things in this exciting U.S. tour that fans should expect or you want to show fans in your performances?
🌟 YUMI(大意)
As your watching the stage, I will try my best to bring those natural smiles to your faces!Having celebrated our 20th anniversary last year, I feel as though the fact that everyone was enjoying Puffy AmiYumi STILL is our biggest strength so we hope that this is transmitted there!It’s been a long time since we stepped foot on an American stage so I will do my best so if we can bring out as many people as possible, that would make us the happiest!
Q. 最後に、まだ Puffyのライヴを見たことがない人に向けて、今回のツアーの見どころを教えてください!
A. (由美) ステージを見て、自然と笑顔になれるようなライヴにしたいと思ってます。
去年20周年を迎えて、みんなが Puffyを今でも楽しんでくれているっていうことが何よりの強みなのかなと感じたので、その感じをアメリカにも持っていきたいです!
アメリカのステージに立つのは久しぶりなので頑張りたいと思っているので、できるだけ多くの人に足を運んでもらえたら嬉しいです!
(ガリレオ解説)
まず気をつけるべきは、as though / as ifの後は絶対に仮定法だと思っているのなら、それは誤解だということ。事実に反して「まるで〜のように」というのであれば仮定法を用いるが、話し手の主観に基づいて事実であると捉える場合は直説法となる。上のコメントでは I feel as though the fact [...] is our biggest strength ~ と、由美ちゃんが事実と感じている内容を述べているので、動詞も直説法の形 (is)になっている。また、この用法は「話し手の主観」がカギとなるので、feelのほか、lookや seemとともに用いられる場合が多い。
★Here is the Path to Wonderland☆
明らかに Puffyの二人が日本語で答えた内容を英訳したものなので、20年のファン歴に基づいた感覚も駆使しながら、「亜美ちゃん由美ちゃんならこんな感じで話してたはず」という言い回しの再現を目指した。
これは若干特殊な例だが、要は本物の読解・翻訳とは「筆者 or 話者が日本語を使えるとしたら、どんな表現になるだろうか?」というところまで考えを巡らせて内容を読み取る(翻訳の場合はその上で日本語に写し取る)営みである。
単純に、自分の知る限りの英単語の意味と構文の直訳パターン (as thoughを見たら機械的に「まるで〜のように」と思い込むような思考)をパズルのようにこねくり回すだけでは、決して真の理解へとたどり着けることはない。
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