Tuesday, 24 April 2018

Fidoとポチの日英文化事情

やはり犬とは忠実なものなり?

Fido_image

Fido | ˈfaɪdəʊ |とは、要するに「ポチ」

LDOCEの定義がめっちゃ面白い:
a name that is supposed to be a very common name given to a dog, although there are very few dogs really called Fido
Longman Dictionary of Contemporary English (5th ed.) 太字はガリレオによる。

日本でも「ポチ」と呼ばれている犬が今どき本当にいるのか?という話だが(『精選版 日本国語大辞典』 によれば明治3~40年代には流行したらしい)、このあたりの事情も含めて非常に似通っている。Fidoにせよポチにせよ、実際に目にする可能性が最も高いのは辞書や語学書の用例の中だと思う。

その Fidoの由来は、ラテン語の fidō 'I trust'と格調高い。
洋の東西を問わず、犬は古来より人間の良きパートナーであり、非常に忠誠心の高い生き物として捉えられてきたことが伺い知れるだろう。

単語ひとつの中にも、文化が息を潜めているのである。

★Here is the Path to Wonderland☆

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