Thursday 19 September 2013

Oh, my...

Oh, My Dad!!(オーマイダッド)というドラマが今日最終回らしい。

内容はきっと美しい親子愛を描いた良い作品の一つなのでしょうが、どうもタイトルがね…

製作者の方々(&多くの視聴者の方々)は、このタイトルが
Oh, my God!!
と韻を踏んだことば遊びのつもりでいるのでしょうが、残念ながら英語としてのかけことば効果は無く、面白さはゼロです。

Dadと God

この2単語の正しい発音を知らなかった人でも、スペリングでaとoの違いがあるのはわかりますよね。
発音を文字に起こしたのがスペリングですので、文字が違えば発音も違うと基本的に考えてください。
  • Dad /dæd/: aの部分はいわゆる「アとエの中間音」。"デァ~d"のような感覚。
  • God /ɡɑː d/: oの部分は医者に口の中を見せるときのような「口を大きく開くア」。
脚韻(単語の最後で韻を踏む)は、「最後の母音+子音」が一致している必要があるので、この2単語では成立せず、英語圏ではこのドラマのタイトルの意図は全く伝わらないわけです。

★Here is the Path to Wonderland☆

このようなタイトルの付け方に違和感、そして嫌悪感(!)を抱く日本語ネイティヴの絶対数がまだまだ少ないことが問題だ。
あたしが啓蒙していくのは当然としても…全国の語学教師の皆さん、目の前の生徒へのしっかりとしたご指導、よろしくお願いします(-ω-)



Monday 16 September 2013

オンラインフランス語学校 巴里舎 (Paris-chat) サリ先生

ページ右下の LINK(仕様なのだが目立たないんだなぁ、これが…)に
オンラインフランス語学校 巴里舎 (Paris-chat)さまを追加しました。
※2013/09/13で2周年を迎えられたのだとか。おめでとうございます(・ω・)/


英語はあたし、フランス語はこちらのサリ先生に教わっている生徒からの紹介で、
みんなで広げよう(まともな)語学教師の輪っ!」ということで相互リンクの運びになりました。
(ちなみに巴里舎さまHPで紹介されている、あたしのBlogの紹介はこちらから)

紹介するにあたり、サリ先生に授業の売りを訊いてみました:
当校の売りとしては
スカイプによるプライベートレッスンということと、
「日本人講師から心ゆくまで文法をみっちり習いたい!
ネイティブ並みのきれいな発音で話せるようになりたい!」
という点に集約されると思います。
(諸々の文字装飾は筆者による)

☆Here is the Path to Wonderland★

かくも、発音に対する姿勢教師の質を映す鏡なりけり。


Monday 9 September 2013

17秒で限界を迎えた。

ヘタクソな英語を耳にすると、その場で止めて直さずには、
本当に・身体的に具合が悪くなってくる(病は気から)。


生徒なら即座に「ほらそこ!/s/の発音!」とか「なんでそこで切る!?」とか言えるからいいけど、こういう一般英語ユーザーが話すものについてはねぇ…

あたしにとっては、安倍晋三も「一般英語ユーザー」に過ぎないわけだが、(選挙に落ちればただのオッサンやからねぇ)、
同時に日本を代表して世界に向けて英語を話している立場なのである。
国の教育レベルが推し量られてしまう
可能性を考えてほしいものです。

☆Here is the Path to Wonderland★

英語発音特訓を受講しに来たら、世界に発信して恥ずかしくないスピーチにさせてあげるわよ(-ω-)v


Tuesday 3 September 2013

キモチワルイ、ということ

靜先生がブログで「気持ち悪い」の意味というポストを投稿されていました。

あたしも「生徒様」はやめろ!キモチワルイ!!という記事を書いたし、授業中にも「その発音/表現キモチワルイ!」と生徒様に向かって言い放って申し上げているので、ある意味、先に書かれてしまったな、という感もあるんですが(^_^;

自分のことばでも見解を書いておくと:


まず大前提として、「英語できるようになりたくてわざわざ時間とコストをかけてまでレッスンを受けてくださっているのだからこそ…

生徒「様」扱いしない、に関して


丁寧さの仮面をかぶって単なる「消費者・カネ扱い」する方がよっぽど失礼だろ。

また、こちらとしても本気の生徒の向上心を後押ししたいので、「こっちはお客様なのに、私の英語のアラばっかり探して、サービス悪いったら!プンプン!!」なんてのは願い下げなのです。

どーでも英会話でネイティヴごっこして遊びたいお子ちゃま生徒様は、お相手してくれる優しいおじちゃん・おばちゃん・お兄ちゃん・お姉ちゃんを探してください。

生徒の発音や英語表現に「キモチワルイ!」と言い放つことに関して


要は、正しい英語の音声や表現からすると不気味な感じを受けるのです。
そのまんまで英語を話す実践の場に放したら、会話の相手がその不気味さをかぶってしまうことになるのです。

幸いなことに、授業というトレーニングの場で、あたしがそれに気づいたということ。
ならば、あたしがその不気味さを受け止めて、取り除くための方法を伝え、できるようになるまで訓練させるのが「英語できるようになりたくてわざわざ時間とコストをかけてまで受講している生徒への誠意でしょう。

ましてや、英語教師(仮)がキモチワルイ英語を口にしていたら


靜先生のこっちの記事で、久しぶりに卯城祐司(筑波大学)の名前を見てビックリ。そして、「やっぱりな…」というのが感想。
英語の先生が話す英語を聞いて、あそこがダメだ、ここがマズイ、ようなことばかりを言うのは良くない。そういう先生でも頑張って英語を使っているということを評価し、励ますべきだ。そうでないと、自分よりうまい人がいる場では誰も英語を話さなくなる。明日はもっとうまくなろうと思うのは大切だが、今日は今の状態で臆せず使う、というのが大切だ。
(下線は筆者) 

そうじゃないと、「そういう先生」はやってけないですもんねぇ(-ω-)v

…あのね…

「頑張って英語を使ってエライね~。」って言われたいの?英語教師が。
はぁ~。これこそ一番キモチワルイわ。。。

★Here is the Path to Wonderland☆

「教える」を教えるというレッスンで、プロ教師のあり方を叩き込んであげるから、いつでも予約しに来なさい。
The lesson can be conducted in English!