Wednesday, 12 October 2016

「携帯電話 = cell phone」は半分間違い:単語帳暗記の落とし穴

先日の Skypeレッスンで指導したこと。

cell phone


"He tried to call her, but her phone was off." という文を復習で口頭英作文させた時、生徒が phoneの部分をわざわざ cell phoneと表現したので、いわゆる単語帳での1対1丸暗記型学習の弊害というものを感じ、指摘・指導をするに至った。

確かに「携帯電話」を英語で言うと cell phone または mobile phone…という知識自体は間違っていない。しかし、注意すべきは文脈の中での使用状況である。

Cell phone / mobile phone というのは、現代日本語で言う「家電(いえでん): landline」と区別をつけるための概念を表し、あえてはっきり cell/mobile phoneと表現するからには、landlineではなく…という対比が何らかの理由で想定されていることになる。

これだけ携帯が普及した現代においては、phone = cell phone がデフォルトの解釈と考えてほぼ差し支えない。ましてや上の文においては「電源が切れていた」ということを言っているのだから、phoneと言うだけでもそれが携帯であることは誤解なく伝わる。

このように、単語ひとつ取ってもその使用の選択には理由がある。単語帳で英単語と訳語を並べて眺めているだけでは、実際にその表現を自然界で使いこなせるようにはなっていかない。

本物の語学学習のためには、この世界で実際に使われていることばの姿をつぶさに観察・分析し、それを真似しながら自分のものとして身につけていく姿勢が不可欠。またそのためには、本物(洋書なりニュースなり、周囲の人の発話なり…)を読んだり聴いたりして理解できるようになるための基礎訓練を十分こなす必要がある。

☆Here is the Path to Wonderland★
Phoneと言うだけで携帯とわかる。そう、iPhoneならね♪
(いや、別に iPhoneに限らないけど ^^; )


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