Tuesday, 28 November 2017

上智大学文学部英文学科 合格! (mirioさん)

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ガリレオ研究室「本物の高校英語」レッスンを継続受講中で、昨年は英検準1級にも合格した mirioさんが、上智大学文学部英文学科の推薦入試で見事に ☆合格☆ を掴み取りました!

上智大学文学部英文学科 合格!

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■ ご本人およびお母様からの感想

生徒名:mirioさん


 上智大学文学部英文学科合格!

合格学部・学科の志望動機は?


 少人数教育・カトリックの教えの下で、4年間の学習を通じて実践的な英語力を身につけることができるから。また、2017年度から始まった文学部横断型人文学プログラムで、学科を超えて舞台芸術の世界について学ぶことができるから。

指導内容について


 推薦入試の学科諮問で出題される英文和訳・和文英訳試験の対策

ガリレオ研究室の指導で試験に役立ったと思うこと・本番で意識した指導内容は?


 学科諮問に関する資料が少なく、何から手を付けたらいいのかわからない状態でしたが、先生が適した教材を探してくださり*、自分の取り組むべき課題が分かったと同時に、本番に近い形のもので練習できたため大変助かりました。特に和文英訳では和文和訳の段階から指導してくださったので取り組みやすかったです。

*ガリレオ注:出題形式が類似していたので、英語教員向け雑誌である『英語教育』の「英文解釈 / 和文英訳演習室」を教材に演習を行いました。

 試験当日は会場にこれまでのレッスンのweb資料と先生からいただいたメールをプリントアウトして持ち込み、時間ぎりぎりまで眺めて気持ちを落ち着かせていました。先生にご指導していただいた通り、英文和訳では英文構造と全体の文脈を、和文英訳では自信のある英文構造に持ち込むことを意識しました。

大学入試を経験して、後輩に向けてアドヴァイス・メッセージをお願いします。


 入試対策を始める際、先生がしてくださった受験ガイダンスが印象的でした。悩みを相談させていただき、志望校の憧れポイントを書き出したことで志望校への気持ちが明確になり勉強へのモチベーションが上がりました。「何のために勉強しているのか」を考えると、自然とやる気が出てきます。入学した後の大学生活を想像して、受験勉強を乗り切ってほしいと思います。

その他、感想など(お母様よりご感想をいただきました)


 こちらの希望に迅速に対応していただいております。英検、TOEIC、大学受験など様々な試験対策もお願いできるので、英語全般を総合的に先生にお任せできるのが、ガリレオ研究室の魅力だと感じております。

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「本物の中学・高校英語」レッスン詳細ページへ!

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春先には大学入試への不安も覗かせていましたが、志望校への【憧れ】を胸に着実な努力を重ね、ガリレオの求める高い水準の和訳・英訳答案を目指して指導内容を吸収していった結果が実った、非常に嬉しい報告です!

この【憧れ】というのは、ガリレオ自身が高校時代の恩師から学んだもの。志望校への憧れが弱いと、例えばこれからの入試直前期に、模試の判定やセンター試験の出来によって、極めてあっさりと「あの大学やめてこっちにするわ。」と目標を下げてしまいがちになってしまう。

しかし、一度そのように気持ちを緩めてしまうと最後、雪だるまが坂道を転がるが如し。結局は本人にとって「行ける大学」に過ぎない進学先にテキトーに収まることにしかならなくなってしまう。

その意味でも、「行きたい大学」への合格を勝ち取った mirioさんの結果は尊い。ぜひ大学でも大いに学び、さらに見聞を広めてほしいと思います。


☆Here is the Path to Wonderland★

英文学科に進学するような英語好きの生徒にこのように支持してもらえるのは非常に嬉しいことです(^_^)v

とは言えもちろん、ガリレオ研究室の「中学・高校生向けレッスン」では、どのような進路を志望する学生でも大歓迎です!特に理系の生徒には、英語学に基づいた論理的な説明がきっとハマるはずと自負しています。

「暗記強要」でも「こじつけ解説」でもなく、学術的に真っ当な理解を元に英語を得点源としたい学生はぜひ、ガリレオ研究室の門を叩いてほしい。



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Saturday, 25 November 2017

IELTS初受験結果:Overall 7.5

2017/11/11 (土) ポッキー&プリッツの佳き日に、IELTS (for UKVI)を受けてきました。
※ちなみに、ガリレオ自身として英国ビザ申請が必要ということでは(現時点では)なく、IELTS指導を頼まれたのに際し受験経験が今までなかったため。


IELTS-Result_2017/11/11 L:7.5 R:8.5 W:6.5 S:7.0


そのような事情での受験ということもあり、試験日の2週間前ギリギリでの申し込みで、準備期間も充分に取れたとは言えない中での結果としては、overall 7.5 (L: 7.5 / R: 8.5 / W: 6.5 / S: 7.0)というのは "最低限"妥当な数字は出せたかとも思いますが、「本物の英語教師」ガリレオとして "満足いく"ものとは言えない箇所の残る結果ですね…(- -;


■ Writingの結果-試験と論文

Writing 6.5に関しては、ガリレオ自身として「英語ライティングが不得手」という意識は全くないのですが(あったら英語論文なんて書いていられない)、要は論文・レポートのように時間(というか期間)をかけ、様々な文献や資料にあたった上で自論を構成し、辞書なども活用しながら展開していく形の方が得意だし好きなんですよね。

一方で、制限時間で急かされて書かねばならぬ…というのは、英語に限らず日本語でもあまり得意ではない_φ(-_-;  勘の良い読者諸君であれば、このような投稿の端々からもガリレオの執筆スタイルを感じ取れるであろう。

とは言え、IELTSをはじめ各種試験で必要になるのは「時間内に書き上げる力」であることは変えられないので、この点はそれなりに対策を講じて再挑戦してみたいところである。(ただし下記の通り、「テスト対策」によってではなく、新たな英語論文を執筆する中で英文構成の速度と精度を上げていきたいところである。)

■ いわゆる「テスト対策」と、自分が必要とする能力について

今回の"対策"といえば、とにかく「Writingにおいて20分で Task 1・40分で Task 2を書ききること」に特化して実際に何度か書いてみることと、「Listeningの書き取り問題に慣れておく」くらいのものだったので、逆に言えば然るべき英語の実力をつけておけば相応の結果は出せるとも言えよう。

もちろん、各テストで求められる力を発揮できるように、できるだけ良い準備を施しておくことは大切である。だがそれは、スマホで言うところの「アプリ」であり、それを動かすOSのスペックに載せてこそ。

ガリレオにとって必要で実用的な英語の writing能力とは、第一義的には「国際的な英語学会誌で賞を狙えうる英語論文を書き上げる力」であることは変わらない。よって、今回 IELTSというモノサシで測定した際の Writing 6.5は不満足ではあるものの、だからと言って『IELTS Writing スコアアップ対策』の類に走るつもりはさらさらなく、むしろ暫く離れてしまっている研究発表・論文執筆への熱意が再燃している(もっとも、こちらの方こそ一朝一夕にできるものではないが…)

★ Here is the Path to Wonderland☆

テストスコアも大事(UK visa申請をする人にとっては、ある意味では死活問題)だが、本物の目的を見失ってスコアアップを目的化してはいけない。例えば visa申請なら、それが通った後に英国での生活に堪えうる力を伸ばし続けなければいけない環境にさらされ続けるわけで、必要最低限のスコアが取れれば万々歳…となることは決してないのである。


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Wednesday, 8 November 2017

Taylor Swiftの新曲 "Call It What You Want" ~ fit, fly の意味がわかりますか?~

11/3にリリースされたばかりのテイラー・スウィフトの新曲。

サビの歌詞に fit, flyという語が使われているが、ここでの意味をきちんと把握できるだろうか?
My baby's fit like a daydream
Walking with his head down
I'm the one he's walking to
So call it what you want, yeah, call it what you want to

My baby's fly like a jet stream
High above the whole scene
Loves me like I'm brand new
So call it what you want, yeah, call it what you want to
単語だけ見れば、多くの人が「知っている」と答えるであろう。しかし、サビの歌詞での使われ方を見ると、その知っている「はず」の意味ではおかしい…となるはずなのである。

そこで、自分の「知っている」という思い込みをリセットし、文法・意味の面から頭を使った上で改めて調べてみることで、学びが生まれるのである。

1. fitについて

形容詞の fitというと、まず思い浮かぶのは "healthy"の意味(「フィットネス (fitness)」などと関連)だろう。

しかし、like a daydream「(白昼)夢のように健康」というのはイメージが湧かない。また、my baby(この場合は「彼氏」の意)のことを語るのに「健康で…」というのは、Taylorの年齢を考えればババ臭すぎる( ̄∇ ̄;

そこで改めて fitを辞書で調べてみると:
(BrE, informal) sexually attractive  [OALD / BrEとはイギリス英語のこと]
《俗》(性的に)魅力的な [ジーニアス英和辞典]
という語義がちゃんと見つかる。

2. flyについて

flyを見て、反射的に「飛ぶ」だと思ってはいけない。(かと言って「ハエ」は尚更あり得ない)

この歌詞では、 fitと同様に be動詞の後に来ているので、動詞の flyがこの形でこの位置に現れることはあり得ないのである。

よってこの時点で「自分の知っている『飛ぶ』の flyではない用法があるはずだ」と引っかからなければいけない。

1行目の fitと同じ構造が繰り返されていることから、この flyも be動詞の補語 (C)としてはたらく形容詞と判断できる。

そこまで考えた上で flyの形容詞の項目を調べてみると:
(NAmE) fashionable and attractive [OALD / NAmEはアメリカ英語のこと]
《略式》かっこいい,魅力的な [ジーニアス英和辞典]
と、こちらも正しい語義が見つかる。

つまり、このサビではイギリス英語とアメリカ英語の slangを用いて「私のカレって魅力的!」ということを歌っているのである。

※ちなみに、イギリス英語とアメリカ英語の両方を用いているのは、"My baby"が Taylorの恋人のイギリス人俳優を想定しているからと考えられる。

★Here is the Path to Wonderland☆

  1. 既存の知識を当てはめた時の違和感をキャッチして
  2. 自分の頭で思考を巡らし
  3. それに基づいて調べて確認する
…というプロセスを面倒がらずに行うかどうかが、結局は(語学に限らず何事においても)学びを加速させる重要なファクターなのである。


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Monday, 6 November 2017

Yahoo知恵袋で紹介され(てい)た件

■ 幅広いレベルや希望に対応してくださるそうです。

最近知ったのですが、ありがたいことに、Skype英会話を検討しているという中学2年生にガリレオ研究室を紹介してくださっていた方がいらっしゃったようです(^^)v
中学2年の女子です。英会話を習得したいと思っています。
Skypeレッスンに対する懸念として「私だったらWebカメラの死角で携帯をいじったりしてしまいそうです^^;」というコメントもされていますが、一般的な "Skype英会話スクール"であればいざ知らず、ガリレオ研究室では無用の心配というもの。

レッスンを一度でも受けていただければ、(辞書アプリや授業に関連する内容の調べ物をするといった使い方は別として)携帯をいじれるだけの処理資源が残らないほどに脳がフル回転せざるを得ないと実感することになるでしょう( ̄∇ ̄)

■ 「英会話を習得したい」→ 英会話レッスン…の落とし穴

また、相談者の中学生は「英会話を習得したい」というのが目標であるわけですが、では(ネイティヴであろうが日本人講師であろうが)英会話レッスンを始めて場数を踏めば良いかと言えば、そう単純な構造ではなく、早い段階で行き詰まってしまうことが予想されます。

そのような "普通の"英会話レッスンで、よくありがちな自己紹介からスタートして、道案内のロールプレイなどと進んでいけば、最初のうちは中学英語で学んだことを実践できて楽しめるかもしれない。しかし、「ただ覚えたものを言うだけ」では次第にストック切れを起こすし、予想していない会話の展開に当意即妙に対応できるような発展性も望めない。

ガリレオは、自身の英検1級取得という結果自体は「本物の英語教師」として当然のレベルを示したものとしか思っていないが、二次試験の Interaction(臨機応変な応答)の評価項目における 27/30点については多少誇れるものと自負している-事前に用意した Speech原稿集の丸暗記で合格点を確保したような連中とは異なるということ。

それを踏まえて断言するが、「英会話」の力を伸ばしたいのであればこそ、まずは相手の言っていることを正確に捉えて理解するための自身の発音力リスニング力、また自分の伝えたいアイディアを使いこなせる構文に持ち込むための英文構成力と、それを支える英語の読書量がものを言うのである。

★Here is the Path to Wonderland☆

このように、ガリレオ研究室の発信するものを見て、評価して、なおかつ人に紹介してくださっている方の存在を知れたのは、今後の活動に向けて大いに励みになることでした。

ありがとうございました!m(_ _)m


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