Wednesday, 1 August 2018

やる気スイッチを40秒でONにする方法

「毎日暑くて仕事のやる気が出ない…」
「宿題をしなければいけないのだけど、どうもダラダラしてしまう…」

といったときに知っていると役に立つ、いわゆる「やる気スイッチ」をわずか 40秒で ONにする方法を紹介します。リラックス用の呼吸法(下記参照)は様々なところで紹介されている一方、やる気を高める呼吸法の情報は少ないので、参考にしてみてください。

■ やる気スイッチを入れる呼吸法

端的に結論から言えば:
  • 息を吸う方に意識を向ける→交感神経優位=やる気を高める効果がある
  • 息を吐く方に意識を向ける→副交感神経優位=リラックス効果が得られる
したがって、1日の始めや大事な仕事・勉強に取りかかる前には、「息を吸う時間 > 息を吐く時間」となるような深呼吸を行ってみることがオススメ。

具体的な方法としては、「6秒かけて鼻から吸う2秒で口から吐ききる」という呼吸を 5回くらい繰り返すだけで、想像以上に頭がスッキリする感覚を得られると思います。

実際、ご存知「ラジオ体操」の最後の深呼吸というのも、よくよく思い出してもらうと「吸う息に注目した呼吸」となっていることに気がつくでしょう。これも、朝に活力を高めるための体操として作られているということなのです。

■ リラックスして集中力を高める呼吸法

上に示した呼吸の原則から言えば、逆に「息を吸う時間 < 息を吐く時間」となるような深呼吸を行うことで、副交感神経に働きかけてリラックスすることができるわけです。

集中は「適度な緊張」「リラックス状態」によって作り出されるので、例えば試験直前とかプレゼンの発表を控えているといったように、緊張状態が高まっているときであれば、吐く息に意識を向けた腹式呼吸を行ってから取り組むことで集中力が増す効果を期待できます。

具体的には「4秒かけて鼻から吸う7秒キープ→8秒かけて口からゆっくり吐く」(×5回 )といった呼吸法があります。ただし、要は吸う<吐くとなれば良いので、自分がやりやすい秒数で微調整してください(特に 7秒キープのところ)。

また、どうしても「深呼吸・腹式呼吸」といったように意識すると、吸う方に意識がむいてしまいがちなのですが、こちらの場合は吐く息が大事になってくるので、「5秒〜10秒くらいかけて口からゆっくり息を吐く」という方からスタートするのも一案かと思います。

■ 「やる気スイッチ」、君のがどこにあろうとも…

そもそも論でいってしまえば、「やる気スイッチ」という表現は確かにキャッチーではあるが、ガリレオ個人的には随分と問題のあるCMを流したもんだと考えている。

というのも、「自分が成果を出せないのは、やる気スイッチが入っていないから」などと言い訳に終始し、例えば塾に行けばそれを押してもらえるもの…というような了見では、結局はその塾に通おうが何をしようが、「自動オフタイマー」が秒で作動して終わりであろう。

やる気が出ない・気分が乗らないという日があること自体は自然なことであるし、それが悪いとも思わない。

ただ、「やる気スイッチ (whatever it is)」がどこにあろうとも、
それを押せるのは最終的には自分のみ。

外部からの刺激によって偶発的に押されたような気になったとしても、それは一時的なものに過ぎないし、そのようなことを繰り返していると、「あ〜あ〜、誰か俺のやる気スイッチ押してくれねぇかなぁ〜」なんて延々と言いながら、何もなさずに一生を終えていくのである。

だからこそ、今回の記事で紹介したような呼吸法であったり、前回の GSKで紹介した「目標をバカみたいにショボくする」といった工夫を知り実践していくことが人生を豊かにしていくのだとガリレオは考えます。

本記事の参考:


☆Here is the Path to Wonderland★

「寝るときには、ちゃんとパジャマに着替えた方が良いんだってねぇ。」
「どうして?」
服交換神経が働くから( ̄∇ ̄)」

…お後がよろしいようで。


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