■ 主な学習内容
今月は verbi riflessivi(再帰動詞)の続きと、forma impersonale(非人称表現=英語で言うところの「一般の人」を表す youや oneの用法)を学習しました。Forma impersonale
Quando si è in vacanza, si spende tanto.(When you are on holidays, you spend a lot.)
Generalmente, quando si ha fretta, ci si veste male.
(Generally, when you are in a hurry, you dress badly.)
非人称表現で再帰動詞を使う場合には、非人称の siが ciに変わる(
また、英語の It's {necessary / possible / impossible / difficult など} to do ~. や You need to do ~.に相当するような表現が以下のようなもの:
È possibile avere un piccolo sconto?
(Is it possible to have a small discount?)
Bisogna studiare di più se vogliamo superare l'esame.
(We need to study more if we want to pass the exam.)
英語では「to不定詞」となるところが、イタリア語ではいわゆる「原形不定詞」を使うことになる。また、英語では It is necessary that he prepare for the worst.のように、間接的に要求や願望などの意味を表す語句に続く that節では「原形」が用いられることがあるが(仮定法現在) 、ヨーロッパ諸言語を横断的に学んでいると、文法性のつながりが見えてくる箇所と言える。
■ 失敗談
7月はお互いになかなか予定が合わず、実際にレッスンを受ける機会が少なかったのだが、さらにもったいないことをしてしまったのが、ガリレオがテキストメッセージで送った "dominica prossima" (next Sunday)の解釈が一致せずにレッスンが流れてしまったこと。英語にも通じることなので、紹介・解説しておきたい。事の原因は、以下のメッセージを金曜日に送ってしまったところにあります:
Sei disponibile domenica prossima? (Are you available next Sunday?)確かに送信した時点で一抹の不安も感じていたのですが、金曜日の時点で「2日後の日曜日」のことを指したいのであれば dopodomani (day after tomorrow)と言える状況なわけで、その状況であえて domenica prossimaと言ってしまったことで、「次の週の日曜日(9日後)」の意味で伝わってしまったということ。Prossimaをつけずに "Sei disponibile domenica?"(Are you available on Sunday)または "Sei disponibile questa domenica?" (Are you available this Sunday?)とすれば誤解は生じなかったはず。
同様に、英語でも「next + 曜日名」を使う際には注意が必要ということになります。
next Mondayであれば、どの曜日に発話されても「来週の月曜日」の意味を表しますが、"Come next Friday."の場合、「その週の金曜日」と「次週の金曜日」で意味が曖昧。
「同じ週の○曜日」と確実に伝えたい場合、安全策としては、英語でもやはり nextをつけずに "Come on Friday."または "Come this Friday."と言ったほうが良いことになるわけです。
☆Here is the Path to Wonderland★
…いやはや、なんたる迂闊 (^_^;)しかしまぁ、この失敗で学べたおかげで、より重要なアポイントメントの日程調整でのミスを防げたと思えばラッキーなことです♪
Skypeレッスン初回(x2)無料体験実施中!
お問い合わせはこちら