Wednesday, 31 October 2012

★Happy Halloween★

Halloween の発音は | ˌhæ.lə.ˈwiːn | なので、

ロウィン」

ではなく

ハロウィー

の方が正確なんですよね。

(とはいっても、stress shift が起こって「ロウィン」のように実際聞こえることも結構ありますが…)


あとは Trick or treat のリズムも気になるところです。

Trick or treat
  ●  ・  

同じリズムになるフレーズを挙げていくと、

Boys and girls.  Not at all.  That's too bad.  Keep in touch. Love is blind.
などです。

コツとしては、
①trick / treat の語頭の tr を「トリ」にしない。
②or は弱形 →「オア」じゃない!
全体的には「チュリッ カ チュリー(ト)」みたいに聞こえます。

それでは、素敵な Halloween night を★

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Sunday, 28 October 2012

自由なオトナヘ その2

本日は、カタカナで「ジ」・「ジー」となる語の英語式発音の注意点について

こちらのCMで「ジーユーなニットワンピ」って表現が出てきていますが。 英語発音上のポイントとして有用なところは、 日本語の「ジー」(または「ジ」)に対応する英語のスペリングは g (あるいは j ) だということです。


発音注意の単語たち


そのことを踏まえると、カタカナ読みが「ジ」・「ジー」で、スペリングが z または s の英単語が発音要注意の単語ということになります:
ex.) easy, magazine, music, positive, fantasy, crazy, Aussie, etc.
上に挙げた例は、すべて「イージー」・「マガジン」・「ミュージック」などとカタカナ語になっているものですが、これらを英語として発音するときには、普段の「日本語の『ジ』・『ジー』」では間違いになるのです。


日本語ザ行の二重構造


この「ジ」・「ジー」の発音に注意が必要となる原因は、日本語の「ザ行」が以下に示すような二重構造を取っていることです。
日本語「ザ行」:za, ji, zu, ze, zo
ズィ・ズ・ゼ・ゾ」→ za, zi, zu, ze, zo 
ジャ・ジ・ジュジェジョ」→ ja, ji, ju, je, jo
つまり、日本語の「ジ」は、厳密に言えば「ジャ行」音なのですね。
上で「発音注意の単語たち」として挙げた単語の s または z の部分は、日本語では使わない「ズィ」という音で発音しなければならないため、注意が必要なのです。


「ジ」と「ズィ」の違い


g.u.のCMの「ジーユー」というフレーズを言ってみてください。
「ジー」を発音する際、母音部分の「イ―」は息が続く限りどこまでも伸ばすことができますが、子音の「ジ」/dʒ/ の部分は【舌先が歯茎に1回ついてから離れる】という動きが必要なため、伸ばすことができません。
一方、「ズィ」の子音部分の /z/ は、【舌先を歯茎に近づけて動かさない】状態で狭い隙間から息を出して発音するので、息が続く限りずっと eassssssssssssssy, magazzzzzzzzzzzzzzine などと伸ばすことができます。


まとめ ☆Here is the Path to Wonderland☆


カタカナ語で「ジ」・「ジー」となる英単語は、
スペリングが g, j なら /dʒ/ ・ s, z なら /z/ の発音!
ジーユーに切り替えられるようにしましょう(・ω・)/

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Friday, 26 October 2012

自由なオトナへ

g.u.という服屋さんが「自由なオトナへ」というキャッチコピーでCMを流していますね。
g.uと「自由」をかけているのでしょうが、これはなかなか上手いことやってくれたな、と思っています。

ポイントは2つ:

  • g の読み方の法則
  • カタカナで「ジ」・「ジー」となる語の英語式発音に注意


本日は「g の読み方の法則」について。

gの部分の読み方に注意して、以下に挙げる単語を読んでみてください。

gin (酒のジン), ginger (ショウガ), gym (体育館), age (年齢)
gun (銃), game (試合), gold (金), grape (ぶどう), flag (旗)

gの読み方に2種類の可能性があることと、その読み方の法則性が見えたでしょうか?
例に挙げた単語のうち、
上の列:gin /ɪn/, ginger /ɪnə/, gym /ɪm/, age /eɪ
→ /dʒ/(ジ)の発音
下の列:gun /ɡʌn/, game /ɡeɪm/, gold /ɡəʊld/, grape /ɡreɪp/, flag /flæɡ/
→ /ɡ/(グ)の発音

この2つの読み方は、単語のスペリングから予測することができます。
gの次の文字に注目してください:
gin, ginger,  gym,  age 
gugame gold grape flag  

いかがでしょうか。本日のまとめはこちらです:


★Here is the path to Wonderland☆

e, i, y の前の g → //(ジ)の発音(※g単独でも/dʒiː/)
上記以外の g → /ɡ/(グ)の発音

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Wednesday, 24 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))その2

前回の記事では、学習者は「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」と思うかもしれませんが、マスターすれば英語学習に必ず役立ちますよ~という趣旨で書きました。

今回の「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」は、英語を教える側からの悲鳴です。
世の中の学校等で、発音記号が体系的に扱われることが少ない一因となっているのは、「発音記号の入力・表示問題」なのではないかと思います。
教材に発音記号を載せようと思うと、ワザを持っていないと続けられない状況があるのです。。。

発音記号の入力について

後で変換ツールを紹介しますが、それを知るまでは「発音記号の入力」といえば、「記号と特殊文字」から1つずつ目的の記号を捜しては挿入…という、とてもメンドクサイ作業をしていました。また、普段使うような英文フォント(Centuryなど)では発音記号を網羅できず、全角・半角が入り乱れたミニクイ教材になってしまうことも。

そんなわけで、発音記号の入力を簡単にするツールというものを、ネットで探しまわりました。
現在は PhoTransEdit という変換ツールを使っています。
発音記号の表記ルールが英英辞典に近いところで、最初に慣れは必要ですが、

  • British (RP) / American (GA) 発音が切り替えられる。
  • 5種類のフォントに対応しているので、教材作りに使っているソフトでも文字化けしにくい。
  • 変換の精度が高い。
というメリットがあって、重宝しています。

発音記号の表示について

こっちは、今も困ることが多い部分です。オンライン教材を作ろうと思っても、発音記号がブラウザで表示できない・文字化けしてしまうということが多く、発音記号を含んだ教材は作りづらい状況が続いています。

それでも、デジ化を駆使すれば不可能ではないということは、近日証明したいと思います。

本日のまとめ☆Here is the path to Wonderland★

英語教師が発音記号を扱おうとするときには工夫が必要。
でも工夫すれば発音記号を取り入れた教材作成は可能なのだから、
手間を理由に逃げないようにしましょう!

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Sunday, 21 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))

発音記号…英語学習の中でどのように扱うかということについては、様々な意見がありますが、

個人的には、覚えた方がいいと思います。

発音記号というのは「フリガナ」のようなもので、日本語を学習する外国人が漢字を覚えるときにフリガナがあった方が便利だろう、というのと同じことで、

日本人英語学習者にとっても発音記号は知っていた方が便利なのです。

(余談:単語の発音記号を辞書を見ずに書いたりすると、「何で書けんの~?」なんて反応をされますが、慣れてしまえば&自分で正しい発音ができていれば、ひらがなやカタカナを書いているのと同じようなことなので、全然すごくありません。)

例:heart の「アー」と hurt の「アー」では発音が違うということを覚えるとして

ありがちなパターン:

電子辞書の発音機能でとりあえず聞いてみる→う~ん、違うような違わないような…→あれ?結局どっちがどっちの発音だっけ?→(数日後)そもそもこの単語、発音違うんだっけ?忘れた…

なので、あたしなら次のようにします:

  • heart は /hɑː(r)t/ ・ hurt は /həː(r)t/ で「フリガナが違う」のだから、「発音の仕方も当然違う」と意識に刻み込む。
  • それぞれの発音の仕方を確認する:
/ɑː(r)/ → 口を最大限(指先3本分くらい)に開けてのどの奥から「アー」
/əː(r)/ → 全く気合いを入れずに、口をだら~んとあけて「ウー」に近い「アー」

  • ここまで確認してはじめて、heart と hurt のネイティヴ発音を聴いてみる。
  • 自分で口の開き具合を意識しながら、それぞれ10回ずつくらい発音してみる。
発音記号を覚えることの最大の強みは、「/ɑː(r)/の音」といえば「口を大きくあける『アー』」・「/əː(r)/の音」といえば「口だら~んの『アー』とも『ウー」ともつかない音」…といったように、

頭の中に正確な発音イメージが浮かぶようになる

というところにあります。

まとめ:☆Here is the path to Wonderland★

発音記号をマスターして、頭の中に正確な発音イメージを作ろう!

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Wednesday, 17 October 2012

「学習アドバイス」が役に立たない理由

情報社会の昨今。本屋さんをのぞいても、ネットを開いても、「英語力のつけ方・伸ばし方」のような「学習アドバイス」を目にする機会には事欠きません。

しかし、そこで推奨されている方法を「なるほど、そういうもんか。」と思って始めてみても、どうもしっくりこなくて結局続かない…なんて経験は珍しくないのではないでしょうか?

巷の「学習アドバイス」が得てして役に立たない理由、それは自身の learning styles を無視して、他人のやり方を取り入れようとしているところに一因があるのではないかと思います。


Learning styles には、例えば以下のようなものがあります:

  • Analytical learners like rules and explanations.【分析的】
  • Physical learners learn by doing, trying things out.【身体的】
  • Visual learners prefer lots of pictures and charts.【視覚的】
  • Auditory learners learn best by listening, not just reading.【聴覚的】
  • Interpersonal leaner learn best with other people.【対人的】
  • Individual learner prefer to learn alone.【個人的】
「どれに当てはまるか」というより、「どの要素がどのくらい強いか」という視点で、自己分析してみると良いでしょう。

自分の learning styles がどのようなものか、ということを考えずに、ただ「人まね」をしようとしても、偶然その人の style が自分とあっていれば上手くいくかもしれませんが、安定した結果を出すことは難しいと思います。
もちろん、英語を身につけた人のやり方を参考にしてみることは、学習の助けにはなるでしょう。
ですが、自分を知り、自分に一番合ったやり方を確立することが結局大事なのだと思います。

また、「自分の style はこうだ」というものを見つけると同時に、多彩な学習方法を取り入れられる柔軟性を持つことも有効です。例えばあたし個人的には、【Analytical Auditory Individual】の要素が強いのですが、TOEIC (R) 受験の際には、学部時代からの友人と同時に受け、点数を競い合うことでモチベーションUPにつなげました(Interpersonal的な学習法)。


その友人のホームページがこちら:
英語高地トレーニング
英語教育研究に基づいた、ウチとはまた違った角度からの、英語学習に役立つ情報が載せられています(^・ω・^)b

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Friday, 12 October 2012

テーパードジーンズ

昨日の記事(ABCが言えますか?)に関連して、
某洋服店のチラシに書いてあった「テーパードジーンズ」という表記について。

英語で書くと "tapered jeans" となり、
「裾に向かって細くなっていく加工がされたジーンズ」のことをいいます。
(taper: [動] <物の端> を次第に細くする【ジ英和】)

では本題となる発音に関する部分なのですが、
ことばのWonderland: ABCが言えますか?の中でも書いたように、

英語には「エー」と伸ばす発音はない

ので、実際には「テイパード」ジーンズの方が、正しい英語の発音に近い表記になります。


日本語の表記上、「テイパード」としたところで問題が生ずるわけでもないのに、
どうして「テー」と伸ばしてしまったのだか…?

社内英語公用語化するなら、こういったところにも気を配ってほしいなぁ…

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Thursday, 11 October 2012

ABCが言えますか?

決してバカにして言っているのではありません。

公共広告機構のCMの最後の "AC" を発音してもらうだけで、
その人の英語力がある程度予測できてしまうのです。
詳しくは下のリンク記事より♪

ことばのWonderland:
Rabbit hole

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Tuesday, 9 October 2012

青い目の大きな猫を飼っている宇宙人

ことばの本質として、最も基本で最も重要な、

ことばは「まとまり」を作る

ということについて説明した記事です。

ことばのWonderland:
Rabbit hole 


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Sunday, 7 October 2012

Global Voices翻訳記事

こちらの記事の翻訳を担当しました:

香港:レディー・ガガ、「若者の堕落を助長」と非難される

原文 (English) はこちら

今後も翻訳記事を公開したらお知らせします☆

グローバル・ボイス日本語 - The world is talking, are you listening?

発音, Pronunciation について

発音への意識を高める。

発音は「おもてなしの心」

日本の「おもてなし文化」には、外国人を惹きつける魅力があると思います。

でも、こと英語の発音の話になると、巷には「LとRを間違えても文脈があるから」とか、「世界中いろんな英語の方言があるのだから、日本人は日本人英語で自信を持って話せばいい」とか、 一方的に会話の相手に負担を強いて気にしないような言説がまかり通っています。

「ことばを口に出す」ことによって相手に伝わるメッセージは、その単語や文の意味だけではありません。

EU圏のホテルなどでは、ゲストに対して例えば、
"Bonjour, how can I help you?"
といったような声をかけるのが、新たなサービスのトレンドとなっているそうです。

これは、「こんにちは、いらっしゃいませ。」とあいさつをしているのと同時に、
「私はフランス語と英語を話すことができます。」
というメッセージを相手に伝えているのです。

では、ヘタクソな日本人英語発音を直さなくていいという人は、どんなメッセージを伝えていることになるでしょうか?
大げさな言い方になりますが、
「私はあなたにキモチを分かってもらう努力を放棄しています。」
と言っているようなもんじゃないか、と、あたしは思います。いわば横暴発音。

おもてなしの心を、英語の発音にも。
発音を良くしようとする努力は、相手への思いやり。

だから…

前置きが長くなりましたが、このラベルを付けた記事では、日常で見聞きした「間違った英語発音」をとりあげて、ツッコミを入れていきます。

なんでわざわざそんな揚げ足取りのようなことをしようかというと、「この発音おかしいぞ、カッコ悪いぞ」と気づける人が少しずつでも増えていくことが、横暴発音を減らしていく力になると考えているからです。

そして、まずは横暴発音を聴き分けられる耳を持った人から始めなきゃいけない。

そんな趣旨でやろうと思います。ヨロヨロm(_ _)mシクシク(V)o¥o(V)

Saturday, 6 October 2012

ことばのWonderland 執筆10ヶ条

以下のようなスタンスで書いています、ということを載せておきます。
どちらかというと自分が趣旨を見失わないために(^・ω・^)

  1. ポイントを絞る
  2. 論より例文
  3. 著作権を守る―引用は引用
  4. 例文は実際に使われているものを出す
  5. ダメを出さず、対案を出す
  6. 「わかりやすさ」のために不正確な説明に逃げない
  7. デジ化の強みを生かす
  8. 読みやすい文章を目指す
  9. 自分が書いていて楽しいことが大事
  10. 早く寝る

Introduction

ことばのみかた へ ようこそ!

Welcome to Kotoba-no-Mikata!

このブログについて

  • 「ことばの見方」
ことばの姿・ことばの本質を、さまざまな視点からちょこちょこ紹介していきます。物理的には単なる「音」でしかない【ことば】が、「意味」をまとって【こころ】に届くまでの仕組みに興味を持っていただければ幸いです。

  • 「ことばの味方」
【ことばの力】なんて、僅かなものかもしれない。「ことばにならない」ことがたくさんあるから。ことばの力は、時に人のこころを傷つける凶器なってしまうかもしれない。でも。人を笑顔にさせる【ことばの力】も、きっとあるはず。


Kotoba-no-Mikata, the title of this blog, has two meanings-- "linguistic perspective" and "a friend of language".


ラベルについて

英語学習にも役立つ、ことばの本質について探っていく記事をUPします。
Google DriveにアップロードしたPDFファイルへのリンクを貼ります。
書籍・サイト・自己など、とにかく「紹介する」ということをしている記事です。
ヘンな英語発音を見聞きしたときのツッコミ
  • その他, Others