Tuesday, 7 January 2014

空腹時の買い物は控えるべし

空腹時の買い物は控えるべし。

お腹が減っている時にスーパーなどに買い物に行くと、つい余計な物まで買ってしまう…そんな経験のある人は少なくないと思います。
コーネル大学の研究によると、空腹時に食料品を購入したグループは、クラッカーを食べてから買い物をしたグループに比べて約19%多く購入し、より多く (31%増)の高カロリー食品を選ぶ傾向があったとのこと。

人間の脳は「今置かれている状況が続く」と錯覚してしまう傾向にあるようで、空腹時には「その空腹状態が今後も続く→食料を得なければならない」という意識が強く働き、高カロリー食品の見た目や匂いに反応しやすくなり、結果として購入する食料品の量・質とともに適切な選択が行いにくくなってしまうことになる、というわけです。

正月や4月に目標を立てるな。

上を踏まえると、個人的には「正月や4月(年度始め)に立てる目標はアテにならない」と考えています。
というのも、そういった「節目」の時期というのは、自覚がなくても平常時とは多少異なったテンションになっていることが往々にしてあると思います。しかし一方で脳はその状態がずっと続くものと錯覚を起こしてしまうので、どうも日常のサイクルが戻ってくるに連れて継続が難しくなってくるような大それた目標を立ててしまいがちになるのです。
それで案の定、月末頃にはすっかり挫折してしまって、自分の意志の弱さを責めたり、やっぱり向いていない…などと勝手に諦めてしまうのです。

あのね…

そうじゃなくて…

冷静になれ!

ちょっとした軽食をとってから買い物に出かける…といった余裕と同じように、
「今年こそは!」と舞い上がった学習者たちを網にかけようとしている業者どもの宣伝・煽りが落ち着いたあたりから始める方が、結局は「日常のテンション」の中に行動を足していけるので、長続きする可能性は高いですよ。

★Here is the Path to Wonderland☆

何だ、私、もう持ってたんだ!