「宛先」と「ドレス」の意外なつながり
We would be delighted to address any queries you may have.=====
「ご質問がありましたら何でもお気軽にお問い合わせください。」
addressという単語は、名詞の「宛先・住所・メールアドレス」の意味では誰もが知っていると言って良いだろう。
一方、上に挙げたような動詞用法:「(質問・問い合わせなど)に応える」は案外知られていないようである。
【語源】
ad- "towards"「〜に」+ -dress "direct"「まっすぐに」→ [名]: 配達先・宛先 / [動]: 〜に向けて直接ことばを向ける
"address (your) queries"「質問に応じる」といった表現は、ビジネスメールなどで目にすることも多く、TOEICでも頻出。「アドレス」から動詞の意味も導きやすいので、併せて記憶しておくと良い。
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語源で示した通り、dressは directと関連があるため、身に着ける dressも実は「まっすぐ」に由来している。
すなわち、「ピシッと(まっすぐ)整える」→「きちんと着せる」→「着せる行為・服」のような意味の成り立ちを持つ。
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一見すると似ても似つかない 2つの単語でも、語源を辿ってみると意外なつながりが浮かび上がることがある。
漢字でも、同じ部首を持つものに関連性が見出せるのと同様、英単語も「成り立ち」を意識すると共通イメージを元に記憶しやすくなる。
ぜひ、辞書を深く「読み込んで」活用しよう。
★Here is the Path to Wonderland☆
辞書は語義よりも語源欄や囲み記事が「宝の山」。ガリレオが発音に興味を持ったのも、中学生時代に学校推薦で買った英和・和英辞書に「発音記号の大体のイメージ( /uː/ はひょっとこの口で「ウー」など)」を解説したコーナーがあったの最初のきっかけでした(^o^)
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