最近の英和辞書では「記念品」という訳語を最初に載せてから、次に「土産」と書いてあることが多いのですが、いずれにしても日本文化における「お土産」と英語の souvenirは大幅に違うということを押さえておく必要があります。
souvenir: an object that you buy or keep to remind yourself of a special occasion or a place you have visited
[LDOCE: 太字は筆者]
つまり、ご近所や職場などへの義理で買って渡すことの多い「お土産」とは違い、
souvenirは主に自分への記念になるもの、家族や友人への手みやげは gift
『ユースプログレッシブ英和辞典』
ということになります。また、"souvenir from A"という表現を使う場合、Aの部分に入るのは「訪れた場所や特別な出来事」です:
- a souvenir from (a day trip to) London: ロンドン(への日帰り旅行)の記念品
- a souvenir from my NFL carrier: 私のNFL(アメフト)人生の記念となる品
「友人からのお土産」という意味で
一方で souvenir shopは、「現地の記念となる品物を売る店」という意味で「土産物屋」と訳して問題ないだけに、日本語ネイティヴにとってはややこしい話なのですが…(-ω-;
☆Here is the Path to Wonderland★
自分には souvenir
他人には gift (present)