2. Play Books(などの電子書籍)
今や、様々な洋書が電子書籍化されていますので、お好みで選んで読んでみると良いと思います。全部で出来るのかはわかりませんが、あたしがダウンロードした Alice's Adventures in Wonderland では、本文中の知らない単語をロングタップすると英英辞典の定義がポップアップしてくれます。
いわゆる多読の中で辞書を使うことに対して、反対する向きもあるかとは思いますが、紙辞書はもちろんのこと、電子辞書を使うよりも手軽に単語が調べられるので、個人的にはアリかと。
要は媒体によって読みやすい方法を使えばいいわけで、ペーパーバックのときは
3. TED(ダメ熊の映画じゃない方)
ビジネスや学術など、様々な分野の著名人の講演が見られる動画サイトです。これ、最近になって(i.e. TED Open Translation Project によって、字幕が出せるようになってから -ω-;)「英語学習に役立つ!」と話題になっている印象ですが…
TEDは英語「で」講演内容について学ぶものだと思います。
字幕など出さずに、シンプルに講演を聴いて知見を広げるというところを目指して日々の英語学習(基礎トレーニング)を積む、というのが正しい方向性であって、その基礎トレーニングの教材にTEDを使う、というのは違うと思います。
(講演内容を理解するのに背景知識が必要なことがほとんどで、それが「聴いてもわからない」大きな理由なのに、「やっぱり自分の英語力が足りないんだ」と思っちゃったら元も子もないです。)
☆Here is the Path to Wonderland★
聴衆と同じタイミングで自分も笑えるようになろう!
*****ここから余談*****
TED Open Translation Project というのを見て、Global Voices のやり方と一緒やん、と思いました。
(実際、TEDのGlobal Voicesの紹介動画 (by Ethan Zuckerman) の日本語翻訳には、GV日本語エディタの Izumi Mihashi さんが参加されています。)
このような、「情報をいったん英語で集めて各言語に翻訳していく」という動きは今後増えていくかもしれないな、と思っています。
English as an International Language として英語を活用しながら linguistic/cultural diversity を保持するという意味では有意義なことだと思います。
そうなってくると、「いったん英語で」の部分で話したり書いたりする英語は acceptable variety of English である必要があるし、
そうなってくると、"As there are a wide variety of 'Englishes' around the world, you needn't too much care about pronunciation." という主張がますます通用しなくなってきますな(^o^)