「TOEICの世界」を舞台としたミステリー小説…ということで、業界的には話題の本(だと思う)。
どんなもんなのか?と思い、Amazonの「なか見検索」で最初から2ページ目の途中まで読んで…と、いう段階で書いています。(だから、「読んでいない本の感想文」)
本文2ページ目 (p.6) にあった、捨て置けない一文:
いつもは少し聴き取りづらい徳井の日本人特有の発音チュートリアルの徳井さんを思い浮かべてしまったことは置いておくとしても、これ、一般読者(といっても、これを読むような人はTOEICに何かしら興味はあるのでしょう)やら、英語教員の方々はスルーしているのですか?
あたしは、カム着火インフェルノォォォオオオウ…くらい怒りました。ムカ着火ファイヤーを超えると、どのくらい怒っているんだか逆にわかりません(笑)
TOEIC世界を描写する以前に前提となってしまっている「日本語ネイティヴの通じない英語発音」
このように書かれることが「情けない」と感じなくなってしまうくらい、日本の「英語モドキ教育」に侵されてはいかんのです。
あたしはヒロ前田さんの本も持っていますし、『グプタ』もこれで金輪際読む気を失くした、とかいうつもりは全くありません。むしろ、TOEIC本のアプローチとしては新しくて、興味は持ち続けています。
大げさなことを言うようですが、ヒロ前田さんのようなTOEIC講師でも上のような記述をスルーしてしまうようなところに、日本の英語モドキ教育でいかに発音がイイカゲンに扱われているかが浮き出ているように思うのです…
あたしは、「日本語ネイティブの英語発音が聴き取りづらい?あぁ、『不思議の国』の設定だからね(笑)」って反応が普通になるのを目指しますよ。
★Here is the Path to Wonderland☆
I thought I was in Wonderland, but there appear a large number of people who really need to come back to the real world!