英語人生を変えた一冊:
高3で読んだ初めての洋書
ちょうど「ハリポタ」ブームの頃。近所の本屋さんの Harry Potterコーナーに、上の洋書が置かれていました。今でこそ、好きなレベル・内容の洋書を自由に選んで数クリックで購入できますが、当時のガリレオ青年には、読むとしたらこれしかなかったのが、結果的に良かったのだと思います。
※ Harry Potter and the Philosopher's Stoneは既に映画で観ていたので、2巻からという途中半端なスタートでした…
※ Harry Potter and the Philosopher's Stoneは既に映画で観ていたので、2巻からという途中半端なスタートでした…
変な動機
高3の、しかも受験前って時期に Harry Potterを読んでみようと思ったのは、「どんな入試でも、これより長い『長文問題』は出ない!」という、今考えたら訳のわからない理由から(笑)結局、入試前に読み終わって(←受験勉強しろ)、妙な自信が付いたのは事実。
大変だったのは
1. キャラクター、多っ!
Harry Potterはサブキャラも多く、それが魅力でもあるのですが、初めて読んだときは人物相関を把握するのに一苦労しました(-ω-;
しかも、例えばハーマイオニーは地の文や Harryたちの会話の中では "Hermione"ですが、マクゴナガル先生 (Professor McGonagall)が彼女を呼ぶときは "Miss Granger"という…こんな主要キャラでさえ、誰のことを言っているのか理解するまでに結構かかりました。
※結局、人名には途中まで下線を引いて読んでいました。
2. 状況設定、ありえん!
Harry Potterは言うまでもなくファンタジーなので、「現実にありえないこと」が次々起こります。
- 車が空を飛ぶ
- 腕がぐにゃぐにゃになる
- 薬を飲んで別人に姿を変える
読んでいて、頭の中で場面が想像で浮かんでくるわけですが、「大丈夫?読み間違ってない!?」って、無駄に不安になること多数。スキーマを活性化(笑)とかいう読み方を推奨する人たちは、ファンタジーを読むときどのようになさっていらっしゃるの? ねぇねぇ?
結局、上の「読み間違いかも?」な不安は杞憂であったことがわかり、訳さなくても、分からない単語があっても、読み進めていけば物語の世界観もわかってくるし、正しい場面イメージが頭に浮かんでくるという実感を得られたのが一番の収穫であったと思います。
1冊読み終えて、世界が変わる
まず、英文を読むことに全く抵抗がなくなりました。
タイミング的には、その後大学の英語教育コースに入り、英文法書などを原書で読む授業なんかも1年生の時からありましたが、「英文の量」に関しては恐れるに足らず、という状態になりました。Harry Potterシリーズが、「超」読みやすくなりました!
1冊読んでしまえば、どんな魔法世界が現れてももう怖くありません!その後、大学時代ずーっとかけて、読み倒したHarry Potter series:
…結局、Philosopher's Stoneだけ本では読んでいないんですけど(・ω・;
★Here is the Path to Wonderland☆
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