■ 主な学習内容
Pronomi diretti
Hai visto l'ultimo film di Moretti? (Have you seen Moretti's latest film?)-- Sì, l'ho visto. (Yes, I saw it.)
Dove hai comprato questa camicetta? (Where did you buy this blouse?)
-- L'ho comprata a Roma. (I bought it in Rome.)
過去分詞が絡む際には性数一致を気にしなきゃいけないというのが英語にはないところ。ただ、イタリア語の名詞は基本的に語尾 (-o, -a / -i, -e)で性数がはっきり分かるので、ドイツ語やフランス語に比べて気は楽です。
また、イタリア語では、代名詞が動詞の原形の後ろに直接くっつくことができるというのも面白い:
Questa gonna è troppo cara, non posso comprarla. (This skirt is too expensive, I cannot buy it.)
…と言うか、「そういう形もある」と心得ておかないと、聞いたときに「何だこの動詞の形?」となって処理が一瞬遅れるんですよね。
Il pronome partitivo: ne
La torta era buonissima, ne ho mangiate due fette. (The cake was delicious, I had two slices.)Cf. La mangi tutta la pizza? -- Sì, la mangio tutta. (Do you eat all the pizza? -- Yes, I eat it all.)
基本は対象物の全体か一部か?というところでの使い分けなんだけども、「あ〜、そこも neになるわけか!」というのがあったりしました:
Voi cosa ne pensate? (What do you think about it?)
■ ここが違う🉐
Ci sono ancora, sulla tua strada, quei piccoli negozi che vendevano libri di seconda mano?(On your street, are there still those little shops that sell used books?)
--No, non ce ne sono più. / --No, non ci sono più. (No, there aren't any more.)
non ce ne sonoは「そのような類の」店(この場合であれば小さな古本屋たち)がもうないということ。他方、non ci sonoというのは「話題にのぼったその特定の小さな古本屋たち」がないということ。
これは Tomaso先生(通称:トマちゃん)に質問して本当に良かった。めっちゃスッキリ。
■ 難所に挑む
Real conversationに結構近いであろうスピードと口語表現満載のリスニングが大変だった。※ 興味のある人はこちら→[音声]
最初に聴いた時にはほとんど付いていけず、mozzarella(モッツァレラ)という当然知っているはずの単語でさえ認識できなかった。もちろん、知らない表現(特にカジュアルな口語表現)は何度 "根性で"繰り返したところで理解できるはずもないので、レッスン時にトマちゃんに頼んで書き出してもらう。ただし「こんな感じに聞こえるんだけど…」というのを擦り合わせて、音声と文字/意味を結びつけていくという形で。
時間の都合で2回のレッスンに渡って全体を確認する形になったのですが、前半を書き出してもらったことで、後半では多少は付いていけるところが増えた実感が湧きました。やはり改めて、「読んで理解できる」がその先(聴いて理解できる・自ら使える)への出発点と実感。
往々にして、日本の語学参考書だと、特に初級者向けの場合はリスニング音声が無駄に遅いことが多い。しかし、それでいくら聞き取れるようになったと言っても現実には太刀打ちできないわけで、そんなことで時間を潰すくらいなら、負荷が高い素材でも正しい学習法で繰り返す方が力がつく。
☆Here is the Path to Wonderland★
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