はて、イギリス英語で地下鉄は underground, とりわけロンドンでは tubeというのではなかったか?と思って近づいてみると、これは地下鉄の乗り場ではなく「地下道」のこと。知識としては了承していたつもりだったが、やはりこういった単語の使い分けを「身体感覚」として身につけるには、実体験が不可欠であろう。
さて、この地下道はどこにつづくのか?夜に通るのは安全なのか?ワクワク・ドキドキは尽きない。小学生の頃、通学路から外れて抜け道・裏道探検に繰り出した時のように、用もないのにとりあえず通ってみることにする……
…ポイ捨てのゴミや空き缶が散乱していて、あまり好ましい道ではない(ー ー;) とはいえ、この地下道は、地上の roundabout を避けて、歩行者と自転車が安全に道路の反対側に出るための仕掛けであったのだ。
roundabout: 環状交差点 |
Roundabout には信号がないから、車は基本的にひっきりなしに通っている。これを華麗にかわしながら横切るという芸当は、わずか5日の滞在で熟達できるものでもないだろう。綺麗な道ではないが、抜け道を通るのはいつだって冒険。ありがたい subwayであった。