■ 主な学習内容と難所
Preposizioni
Che differenza c'è tra fare la spesa vicino a casa o al supermercato?(What's the difference between shopping in the neighborhood and at the supermarket?)
Sotto casa, nei piccoli negozi ti conoscono bene, conoscono i tuoi gusti, [...]
(Near the house, in small shops they know you well, they know your tastes, [...])
Nei supermercati non ti conosce nessuno, ma le cose costano meno [...]
(In supermarkets nobody knows you, but things cost less [...])
[...] non devi andare in panetteria, dal fruttivendolo, ecc.
([...] you don't have to go to the bakery, the greengrocer's, etc.)
相変わらず前置詞は難しい (;´д`)
特に aと inの使い分けだったり、まるで罠のように出てくる da (→ 英語でいう greengrocer'sや dentist'sのように、もともと「人」を表すところの場合に用いる)といったあたり。
また、イタリア語の場合、前置詞と定冠詞が結びつく場合もあり、もれなく性数一致&発音・スペリングを気にしなければならない(例: a + il = al, + lo = allo, + l' = all', + la = alla, + i = ai, gli = agli, + le = alle)。
テキストの方も事情は承知しているらしく、どの unitでも「適切な前置詞を入れなさい」的な問題が登場します。
Verbi riflessivi
Chiara si è alzata tardi. (Chiara got up late.)Domani devo svegliarmi presto. (I have to wake up early tomorrow.)
いわゆる「再帰動詞」ってやつ。Tempi compostiを作るときは essere(be動詞に相当)を用いて、ここでも過去分詞の性数一致に注意しないといけない。
フランス語🇫🇷でもそうなのですが、このあたりの内容が出てくると、英語史においても「be動詞 + 自動詞の過去分詞」による完了形が、Shakespeareの時代(初期近代英語)〜後期近代英語で使われていたことが思い起こされる(現代英語では "He is gone."や "Winter is come."といった表現で、かろうじて名残を感じられる程度)。
そしてこれ、法助動詞 (dovere, volere, potere)と共に tempi compostiを作る場合、再帰代名詞を「①法助動詞の前に置く」なら助動詞は essereで、「②動詞の原形の後ろに直接くっつける」なら助動詞は avere(haveに相当)って…(@_@;
Non mi sono potuto svegliare alle 8 perché ieri sera ho dormito tardi.
Non ho potuto svegliarmi alle 8 perché ieri sera ho dormito tardi.
(I couldn't wake up at 8 because I slept late last night.)
■ ここが違う🉐
テキストでは vorrei (I'd like to)がまだ正式に登場していないので、"模範解答"では voglio (I want)が使われている場合があるのだけれど、「まぁ実際そんな上から目線で直接的な要求を突きつけないよね…( ̄∇ ̄;」とツッコミを入れたら、トマちゃんがこんな表現を教えてくれました:L'erba "voglio" non cresce neanche nei giardini del re.
(The grass "I want" doesn't grow even in the king's gardens.)
※ nei giardiniの部分は、単数の nel giardinoの形の方が検索すると多く出てきました。
つまり、王様でさえ、おいそれと voglioと口にすることはなく vorreiで遠回しに要求するのだから、いわんや…という話。日本語でも「〜でよろしかったでしょうか?」のような過剰な(?)敬語が議論を生むことがありますが、特に見知らぬ相手との会話において「余分な摩擦を生むリスクは極力避け、できるだけ丁寧に・婉曲的に」という流れは、実は世界中の多くの言語で起こっている現象なのですね。
☆Here is the Path to Wonderland★
Voglio due chili di arance.訳:これこれ、余はオレンジ2キロを望むぞよ( ̄∇ ̄)
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